久々に届いたアンチからの書き捨てメール

ほとんどの方は見ていないと思いますが、昨日から掲示板がヒートアップしております。何がテーマかというと、アンチが束になって

友里はモテない、キモイ
女性と外食できても、それは地位やお金の力だ
それなのにモテるようなことをほのめかすから余計にキモイ

と必死に突っ込んでいるんですね。
確かに男性として、人(男)がモテるという話を聞くのは面白くありません。かくいう友里も例外ではなく、先日でしたか知人(男性)との会食で

学生時代から破壊的にモテ続けていた

という男性を紹介され、そんなはずはないと何とかアラ(モテないところ)を見つけようと努力したものであります。要は、他人がモテるということを男性は認めたくないということであります。アンチの気持ちも理解できないわけではないのですが、実態を検証せずに決めつけるのはいかがなものかと。

それに友里、プロファイルでは会社代表となっておりますが

単なる零細のオヤジ

でありますから、地位なんてありません。自慢できるものではない。
お金も個人的には株投資で大損、そしてワイン収集で散財してしまって貯金なんてないに等しいのであります。
アンチはそんな現実をどうしても認めたくないのでありましょう。

さて昨晩は飲み過ぎまして帰宅後即爆睡。今朝メーラーを開いてみたら、超久しぶりにアンチと思われる方から以下のような書き捨てメールが届いているのに気付いたのであります。

私も料理好きですが、このブログを読んで、小さい人だなと感じます。悲しい人ですね。
料理に大事なものは味はもちろんですがその店の空気感等が自分に合うかでしょう。評価は人それぞれ。
寂しい人ですね。あなたは必死になって頑張ったことなどないのでしょうね。批判は誰でもできますよ。

何を読んで私が「小さい」と判断されたか、具体的な例が書かれていないので、友里はピンときませんでした。
それに、私は料理の味ではなく、料理人や経営者の性格にまで触れる(こちらが主体)唯一の店評価ライターであると自負しております。店の空気感などをシビアに書いたから、業界から忌み嫌われてしまったのであります。
とはいえ、返事を出さないと逃げたと言われそうなので、以下の返事を出しました。

お便りありがとうございます。
器の大きな人から「おまえは小さい」と言われるのは仕方がないのですが、こんなメールを送りつける人から言われてもピンと来ないのが現実です。
どこが小さく感じるのか、具体的な指摘がないですしね。
必死に頑張ったことがあるかどうか、自分なりには頑張ったと思っておりますが、それは結果や他人の判断にしかゆだねられないでしょう。
私が取り上げる料理人や店経営者たち、貴方の言う「必死に頑張ったことなどない」という人も多いと思います。
金儲けや限りなく嘘に近い客釣りでは頑張っているでしょうけど。
批判は誰でも出来ると言われますが、この業界で店批判、料理人批判をしているライターは私の他はいませんよ。逆に店ヨイショしているライターばかりです。
これで「誰でもできる」と言われるのは、現実から目をそらしているとしか思えません。
次回は憂さ晴らしのような書き捨てではなく、もうちょっと建設的なご指摘をお願いします。

友里征耶

本日のブログで友里のキャッチがまた1つ増えました。

自分への批判メールを公開する日本唯一のグルメライター

であります。

 

「新 東京いい店やれる店」、とりあえず斜め読み

TVのワイドショーでは連日「イジメ」に関しての報道が流れております。大津市のアンケート隠蔽問題に端を発した感がありますが、最近のイジメは友里の時代と違って「死ね」とかエスカレートしているようで驚きであります。
健全なイジメというものはないでしょうが、イジメ自体は今に始まったものではなく、戦前、いやアダムとイヴの時代からの伝統文化ではないか。人類最古の商売と同じく人間の欲があるかぎり決してなくならないものだと考えます。

そしてこのイジメは子供の世界だけではなく、大人というか社会の木鐸と言われる業界でも立派に

人物破壊

として大手をふるって存在しているのですから呆れます。
はっきり言いますと、マスコミは子供のイジメに対して偉そうに問題提起する資格はないのではないか。
至近な例を挙げれば小沢バッシングもしかり。異常なまでのあの執着は

まさに究極のイジメ

であると考えます。

さて先日のブログでオススメしてアマゾンで予約していた「新 東京いい店やれる店」、いっこうに発送したとのメールが来なかったので昨日、有楽町の三省堂でたまらず購入してしまいました。

東京いい店やれる店

 

わかっておりましたがこの帯の

エロ本です。

という文字がかなりデカくて目立つんですね。レジでお姉さんに差し出すのが、さすがに恥ずかしかったです。
この厚顔無恥と揶揄される友里でも買うのに躊躇したくらいです。女性陣に購入させないためとはいえ、これでは

肝心の男性も本屋では購入しにくい

と考えます。
さて早速持ち帰って読み始めたのですが、しょっぱな「レミーの美味しいレストラン」でのイーゴーの言葉を引用しているページを見て、友里は一気に期待をしぼませてしまったのです。

評論家は気楽な稼業だ。危険を冒すこともなく、料理人たちの必死の努力の結晶に審判をくだすだけでいい。・・・

こんな発想、ホイチョイに求める読者がいるのでしょうか。

良い家に住んでいますね。火をつけたくなってしまう。
私の周りには気が短い連中が多い。お子さんの面も割れているので気をつけた方が良い。

上記の言葉はその「必死の努力の結晶」を造っているという

料理人が友里に対して、電話や面と向かって吐いた言葉

であります。気楽な稼業ではなく結構リスキーなんですよ辛口評論家は。
ホイチョイ、こんな料理人性善説を取り上げるなんて何か変だぞと思った瞬間でありました。

そしてその危惧は、「序に代えて」という「まえがき」を読み始めて、確信に変わったのであります。

文章が(読み物として)面白くない

おそらく前著とは違う執筆者なのでしょう。変に肩に力が入りすぎているようで、上から目線というかユーモアを感じないんですね。文体が固すぎる。
やりたい男として

思わず吹き出す、ニヤニヤする、という描写が皆無

なのであります。
最後の望みを託した本文も最初の印象を覆すことはなく、むしろ促進する内容でありました。
取り上げた店が「美味しくない」とか「やれそうでない」という反論ではありません。内容が

単なる蘊蓄本に成り下がっている

のであります。
読者の方からいただいた感想も

まさにウンチクばかりで肝心の色気がない
だったら良い店を上げることに専念すればいいのに良い店ですらない
「東京、良くもなければヤレもしない店」に変名すべき
おそらく、このライター(たち)、自分で「モテる男」と勘違いしているのだろう。でもその薀蓄に女性はウンザリすることがわかっていない

とバッサリでありました。
店の評価(女性とやれる度)のマーク、前著は女性が股を開いている

お股マーク

だったのですが、今回はキューピッドマークとこれまた過激さが消えています。
構成も考えすぎたようで、季節にそってまとめようとしたので「蘊蓄化」が進んでしまったと考えます。
読む前に友里ブログで大々的に宣伝してしまったのは完全なフライングでありましたこと、ここにお詫び申し上げます。

原発を語れる唯一のグルメライター
床屋談義(政治家批判)、マスコミ批判をする唯一のグルメライター

と自負してきた友里でありますが、本日の〆として

女性と「やれる」、「やれない」を語れる唯一のグルメライター

であることを付け加えさせていただきます。
マスヒロさん、門上武司さん、小山薫堂さん、佐藤尚之さん、伊藤彰良さん、宮下裕史さん、マッキー牧元さんたちは絶対に取り上げない本日のブログお題でありました。

 

 

 

 

単独決算赤字や無配の企業にも1億円プレーヤーがぞろぞろ

先日、副業の仕事関係者から

会社が減益になっていないのに給料が下がったのですが、おかしな話ではありませんか

という質問を受けました。零細とはいえ会社の代表者である友里から、経営者の思考を聞き出したかったのかもしれません。もちろん回答は

減収でないのに社員の給料を下げるのはおかしい(他の社員と比較して明らかに仕事をしない、出来ない場合は別)
何らかの事情(今後の見通しが悪いとか)があるなら、その前に役員や幹部の報酬・給与を下げるべきだ

仮に減益になったとしても、まず大きく下げるのは

役員報酬

ではないか。会社の規模が大きい場合、役員報酬を切り詰めてもさほどの効果がないかもしれませんが、それでも社内外へのアピール効果はあります。その後の社員の給与カットへの抵抗も少なくなるでしょう。
ところが、世には赤字や無配のクセして社員の平均年収の何十倍にも当たる

億を超える報酬

を受け取っている厚顔経営者がいるというのですから驚きであります。
その代表としてはこの手の問題で常連のゴーン社長、日刊ゲンダイによりますと

約10億円

日産の単独決算は赤字であります。それなのに、億を超える役員が6人もいるというのですから呆れるばかりでします。
ソニーもしっかり3人が億を超えているとか。推測するに、極東の島国の会社から責任なく高額報酬もらい逃げを狙っていた外人経営者たちではないか。ストリンガー前CEOなどその典型例でありましょう。
そんな自分勝手な外人経営者を見習うかのように日本人経営者にも

貰える時に貰っておけ

と高額報酬ブームが到来してきているのが、現在の日本上場会社の現状であると考えます。
友里は飲食店経営者や料理人に

ヨイショは受けるが批判は受けないというのはいかがなものか

と問題提起してきました。良いところ取りは自分勝手だと。
それと同じく、最近のサラリーマン社長(創業系やオーナー系も例外ではなくなってきています)は

業績が上がれば俺のおかげと報酬を増やし、業績が悪化しても俺のせいではない(誰が経営しても同じ)と報酬を下げるのをしぶる

という自己中心的な人ばかり。彼らには会社の業績が上がった時も

誰がやっても業績が上がった

という冷静な分析がないのであります。
本来ならば株主がしっかり監視しなければならないのですが、その株主、物言う株主は少数派でして、議決権を支配する安定株主は銀行はじめ上場会社が主体であります。
つまり監視するべき安定株主のお偉方(勿論サラリーマン社長や雇われ役員です)が

高額役員報酬を貰い逃げしたい

と思っているのですから、監視できるはずがないのであります。
はっきり言いますと「お互いに高額報酬をもらい逃げしようね」と談合する

互助会

みたいなものなのであります。
最近は自己責任というのでしょうか、会社が左前になって破綻して株が紙切れになったとしてもそれは

株主責任

と突き放されます。でも、その左前に舵切りした経営者たちは

責任をとらない

んですね。儲かるとリターンを多く取るのですから、立派に破綻(減収減益や赤字も)へ導いてしまったら

逆に会社へ金を返せ

とまともな神経の持ち主である友里は考えるのであります。
また世には、株主配当金の総額と大差ないほどの額を臨時の賞与として

役員間で分配してしまう

といった非常識な企業もあるようです。社員に比べてはるかに多い報酬を貰っていながら、株主全員への配当総額と同桁の臨時収入を役員間で分配してしまうのですから、その厚顔さに驚きであります。
まともな矜持をもつ経営者なら

そんな余剰金があるなら配当へ回す

ことを最優先するはずであるからです。
サラリーマン経営者に限りませんが、人間は欲、特に金銭欲に弱いものです。

一銭でも多くお金を貰いたい

という気持ちは理解できるのですが、人は見栄や矜持を持っているのが動物と大きく異なるところであります。
友里は声を大にして言いたい。料理人や店経営者、料理評論家やフードライターだけではなく、大企業はじめ企業経営者に、そして友里自身も気をつけなければなりませんが

矜持を持て

己の欲と常に戦う姿勢が重要であると考えます。(自己顕示欲に関しては友里、戦っておりません)