次郎寿司 頒布会 第2回目

昨日のブログ、小山薫堂さんが京都の自称料亭の経営権取得を取得した件について友里的に分析したのですが、正直なところあまり反響はなかったようです。メールなどのコンタクトも2件のみ。
小山薫堂さんは客寄せパンダでバックに大きな資本があるはず、経営権譲渡の対価はないのではないか、といった推測はウケると思ったのですが、肝心の

下鴨茶寮自体の知名度がなかった

のか。お宮参りの客にしか認知されていなかったのか。下鴨茶寮の今後が心配であります。

さて本日はちょっと遅くなったのですが、7月下旬に送付されてきた冷凍の次郎寿司について述べてみます。
まずは、送られてきた「筍と蓮のばら寿司」と「しゃこの小袖寿司」の冷凍パック包装をご覧ください。

筍と蓮のばら寿司 外装

筍と蓮は一応国産のようです。

 

しゃこの小袖寿司 外装

メインのしゃこ、なんんと中国産だとか。

筍と蓮のばら寿司

筍と蓮はそれぞれ2片。筍は貧弱で蓮は薄すぎ。オボロは甘過ぎで酢飯は変に酸っぱく、毎度のことですが美味しくありません。

しゃこの小袖寿司 アップ

これまた貧弱なシャコであります。そしてこのシャコ、噛み切るのが一苦労でした。酢飯が多くて寿司としてはバランスも悪く、ツメの甘さと酢飯の酸っぱさがマッチしておりません。

このばら寿司4つ、小袖寿司2本で価格がなんと9800円。
味見人と称する三枝成彰氏は通販生活で

高いですが「次郎」のカウンターで握りを食べることを考えたら、ギリギリ納得していただける贅沢でしょうか

と宣伝していましたが、彼は本当に「すきやばし 次郎」で寿司を食べたことがあるのか。
この頒布会寿司と同レベルの寿司を客単価3万円以上の店で出していては客が入るはずがありません。
当たり前のことですが

この冷凍寿司は「次郎の寿司」とはまったくの別物

単なる名前貸し商売と考えます。

 

京都の自称料亭にまで進出してしまった、小山薫堂さん

何人かの読者の方から

あの小山薫堂さんが京都の料亭の経営権を取得してしまった

との情報をいただきました。まずはその記事をご覧ください。

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20120823000080

友里もこの「下鴨茶寮」という自称料亭の名前は知っておりました。
中元や歳暮の時期、東京の百貨店では吉兆や和久傳と共に、ここの商品(もちろん食べ物です)がラインナップされていたからであります。京都の高名な「料亭」だと信じ込む現実を知らない東京人も多かったことでありましょう。

下鴨茶寮は1856(安政3)年創業で、茶懐石・京料理で国内外の賓客を迎える一方、弁当・総菜を近畿一円の百貨店で販売、従業員200人に上る。

この記事を素直に信じるならば、国内外の賓客が訪問する最上ランクの料亭となるのですが、京都の飲食業界に詳しい知人に言わせるとこの下鴨茶寮、京都の料亭のなかでは

中の下

程度の位置づけなのだとか。彼から聞いた京都料亭のランクを書いてみますと

トップランク 瓢亭、つる家、嵐山吉兆
2番手    和久傳など

「下鴨茶寮」の順位はこの下に位置するとのことでありました。「京都新聞」という地元紙?の記事でありますが、かなり煽りが入っているのではないでしょうか。

デパ地下で弁当を売りまくっている「下鴨茶寮」と、最近まで(売れ出すまで)冷めた弁当を食べ続けていた小山薫堂さん。(TV関係者は冷めた弁当が主食と聞いております)
弁当つながりで成立したとも思える今回の経営権譲渡劇でありますが、純粋無垢ではないまともな読者や外食好きなら

小山薫堂さんは客寄せパンダで、バックに別資本が控えている

とすぐ感じ取るのではないでしょうか。齢80を超えた現女将、

伝統を引き継ぐと同時に従業員の生活をいかに守るかに悩んできた

とありますように、この長引く不景気の中で厳しい経営環境だったのではないか。あの京都吉兆も経営が苦しいと言われているくらいであります。
ここからはあくまで友里の推測でありますが、

経営権譲渡に関する対価はほとんどなかった

のではないか。火中の栗を拾うといいますか、

小山薫堂さん側は従業員やその他のもの(負債があればそれも)を丸ごと引き受ける
高齢な女将は厳しい料亭経営から解放される(料亭を継続する、もしくは閉めるにしてもかなりの費用がかかるはず)

と両者の利益が一致した結果であると推測します。
担ぎ上げられた小山薫堂さんとその後ろに控えていると思われるスポンサー筋、果たして

下鴨茶寮が中の下のランク(あくまで知人の評価)であると知ったうえでの経営権取得だったのか

食べログのレビューを見る限りお宮参りあとの食事(もちろん昼間)によく使われていることがわかります。

ベビーベッドが部屋に用意されている

というサービスをウリにする自称料亭を、小山薫堂さんたちはどう経営していくのか。
今後が見ものであります。

 

 

最近訪問した店 実名短評編 2012-29

先日のブログでちょっと触れた青山学院中等部でのいじめ事件。木曜発売の週刊文春の後追い記事はより具体的でありました。
具体的ないじめの内容も

配下の男子生徒に女子トイレの個室へ侵入させ、被害女子生徒の衣服をはぎ取らせて携帯のカメラで写真を撮らせた

普通の世界なら完璧な性犯罪に属するすごいものだったようです。
しかし、中学校の具体的な名は書かれておりますが、主犯格と言われている加害者女子生徒の名はB子とあるだけ。ただし誰でもその母親が誰かわかってしまうんですね。

あの○○さん(大物女優の実名)の娘です。
B子の母親はこれまで、忙しい女優業で家庭は不在にしがちだと公言しつつも、母親として限られた時間で娘に精一杯、愛情を注いでいる様子を度々コメントしてきた。

ここまでの具体的な説明と青山学院中等部というキーワードがでてしまったら、芸能音痴の友里でもこの大物女優(大物だとは思えないんですけど)は

黒木瞳

とわかってしまうではありませんか。
黒木瞳は現在放送中のスクールドラマ「GTO」(いじめ問題などに体を張って取り組んでいる熱血教師ドラマ)で主人公を支える校長兼理事長役をやっているとか。その娘が性犯罪に相当するいじめの主犯格だというのですから

悪い冗談

としか言いようがありません。下記の記事では

GTOの打ち切りも検討されている

とありますから、このまま知らんぷりで黒木瞳は逃げ切れるのか。
如何にも性格に難がありそうな女優だと思っておりましたが(実は以前、確か松山バレエ団の発表会で黒木瞳を見かけたんです。その娘が入っていたのでしょう。胸張って堂々と歩いていたのですが、その3歩遅れて確か男性が身を小さくして歩いておりました。多分旦那さんだったのではないでしょうか)
その悪い性格のDNAを、娘はしっかり受け継いでいるようです。

http://johnnys-watcher.seesaa.net/article/288094019.html

また今回のいじめ事件報道では別の意味で興味深いものがありました。
橋下大阪市長のネガティヴキャンペーン記事では協調したかのように同時に取り上げた文春とそのライバル誌。
でも今回のいじめ事件、ライバル誌はまったく触れていないのです。二階堂ドットコムではかなり前に

ライバル誌は、お偉いさんの子息が青山に通っているから記事には出来ない

とありましたが、どうやら本当のことのようであります。

さて本日の実名訪問店は以前も取り上げた

紅花別館

であります。今回は夜の訪問。ランチのカレーがあまりに期待はずれだったので、再度訪問してそのカレーや自称洋食を試してきました。

2階が洋食フロア(1階は鉄板焼き)なのですが、客は半分も入っておりません。しかもそのわずかの客はほとんどカレーしか頼んでいないのであります。値付けは高くない洋食群なのですが、人気がないのがすぐわかりました。

ボルシチがなんと180円。安いはずで味はビーツ主体で色は赤い。はっきり言って人生で最悪のボルシチでした。
茄子とモッツァレラのオーブン焼き(価格忘れ)は緩すぎ。
8時間煮込んでいるというタンシチュー(1200円)は甘すぎてまったく深みなし。8時間かけてここまでツメないようにするのは至難の業ではないか。

薬膳カレー(夜限定)は辛いけどスパイスの複雑さなし。ココットカレーは更にそこから辛さをとったようなお味。
はっきり言ってこれらの洋食

安かろう悪かろうで、家庭料理と大差ない調理レベル

でありました。いやもしかしたら、一般家庭の方が美味しいかもしれません。