久々のトモ散歩

本日は友里得意の「閉店情報」を含めた久々のトモ散歩であります。昨日、昼間立ち寄ったところで以前から集客状況が悲惨だと述べていた店の閉店を知り、夜は接待前に新橋と銀座をブラブラ。普段は覗かない店の集客状況をチェックしました。

ところは西麻布4丁目の通称ビストロ通り。高額フグ屋「やま祢」の系列だと記憶している「西麻布博多チムそば」の前に、トラックが2台停まっていて解体作業のようなことをしているのに気がついたのです。

西麻布博多チムそば スケルトン中

以前からいつ通っても盛況さを確認できなかっただけに、そして同じ系列の西麻布1丁目にあった天麩羅屋やフグ屋が次々と閉店していっただけに、この博多チムそばも時間の問題と思っておりました。

ところがかなりの粘り腰だったのですね。性格が悪いと批判を受けるのを覚悟で書かせていただければ、店前を通る度に

あれ、まだやっているのか

と思っていたのであります。やっと終わったかというのが正直な友里の感想であります。
何か客へのお知らせがあるかなとトラックと店の間に入り込みましたところ、以下の「緊急告知!」をみつけました。

西麻布博多チムそば 閉店お知らせ

純粋無垢ではない友里に言わせていただくと

契約更新(テナントのことか)で撤退なら「緊急」になるはずがない
ダノイの例を出すまでもなく、この地へ戻ってくると閉店した店で戻ってこられた店の存在を友里は知らない

契約更新の交渉って、普通数ヶ月前からやりませんか。早いものなら半年前から交渉を開始するはずです。あの恵比寿の「園山」も更新契約の問題で閉店を決めたようですが、閉店は来年のこと。契約交渉の結果で閉店を決めるなら、経営者は緊急ではなく数ヶ月前には決断しなければならないのであります。
その交渉過程で更新を諦めたというなら、

緊急告知になるはずがない

のであります。友里が考えるに、何か別の、「真の緊急」なことが発生したのではないでしょうか。

さて夜はまず新橋駅前。不景気なのか以前なら客が溢れていたガード下の炭火焼屋「羅生門」も空席が目立ちました。隣の串揚げ屋はなんと客が二人だけだった。(18:30頃)

でも1つ交差点を渡ると盛況な店があったのです。普段はそんなに入っていないと感じていた「魚がし日本一 新橋店」です。

魚がし日本一 新橋

不思議だなと良く見てみたら、この日はディスカウントデーであったのです。

魚がし日本一のレディースデー

なんと30日の昨晩は女性限定でありますが

30%引き

ちょっと店内を覗いてみたら、確かに女性一人客もいるなど、立ち食い寿司でありますが女性の比率が高かった。

そして場所を銀座へ移しても、結構な客入りの店が続いたのであります。
まずは高速道路下にある「MOS CAFE」。(地番は銀座ではないかも)

モスカフェ

400円前後のモスバーガーだけではなく、600円ほどのカレーセットまで用意されているからか、店内は女性一人客ふくめ女性客がほとんど。
「バカール」などカウンター&パフォーマンスフレンチへ通っていた30歳台以上の寂しい独身女性が、長引く不景気でこの手の店へ流れてきたのかもしれません。

そして先日も書いた「俺のイタリアン GINZA」(18:45頃)です。
この日も行列はゼロだったのですが、携帯カメラで撮影しようとしていたら、オタク系男性一人客が並んでしまいました。店内はめいっぱいだったようです。

俺のイタリアン GINZA

「俺イタ」をチェックしたら「俺フラ」へも行かなければなりません。

 

俺のフレンチ GINZA

こちらは以前の勢いはなくなっておりましたが、19人ほどが並んでおりました。
同じ廉価システム(薄利多売)でもイタリアンとフレンチで集客状況がこれほど違うという現実。
友里提唱の

俺のジャパニーズ
俺のチャイニーズ
俺のスパニッシュ

も、真に受けてオープンしてしまったら、集客に苦しんでいつのまにか閉店となるような気がしてきました。

 

アベンジャーズを観てしまった!

以前のブログで発表した「会員制掲示板」でありますが、なかなか重い腰を上げられず始動が遅れてしまいました。
当初予定していた10月1日オープンは難しく、数週間ずれ込むことになりますが、数少ない参加希望の方にはご容赦いただきたくよろしくお願い申し上げます。

さて、本日のブログは久々の友里流映画鑑賞記であります。
映画館で予告を見て前々から気になっていたのが、アメリカはマーベルコミックのヒーローたちを6人集めた

アベンジャーズ

でありました。各ヒーローとも、一人で主役を張れる有名人であります。特に友里が気に入っているのがアイアンマン。2年前には2作目が出たばかりのスーパーヒーローであります。
普通、このような寄せ集めを企画する場合、映画のヒーローにしても、料理人のコラボにしても、落ち目の三度笠の場合が多いはず。
よってアイアンマンⅢを期待していた友里には、この寄せ集め映画が意外でありました。

今月半ばから日本でも上映されている「アベンジャーズ」、アメリカとおなじく日本でも大ヒットと言われているようですが、友里が見たのはスイスからの帰りの機上でありました。
行きのJALは9月より流すと言うことで空振り。でも帰りのエールフランス便では機内で上映していたのであります。

ストーリーはこの手の寄せ集め物のお約束というのでしょうか、取りまとめ役に一人一人説得するような形で集められたヒーローたち、当初は反目しあうこともありながら、最後は結束して最大の敵を打ち負かすというものであります。
今回登場するヒーローは

キャプテン・アメリカ
マイティ・ソー
アイアンマン

のアベンジャーズビッグ3の他に

超人ハルク
ブラック・ウイドゥ
ホークアイ

の合計6名。S.L.ジャクソン演じる司令官?(取りまとめ役)は実際に敵と戦わないのではずすこととします。
同じコミック誌の中にあるこれらヒーローたちを寄せ集めた映画とは

「ひらまつ」グループのASO、ひらまつ、ポール・ボキューズ、オーベルジュ・ド・リル、サンス・エ・サヴールのスペシャリテを一度に食べる

という暴挙のようなものと断言してはまた怒られるでしょうか。嫌いな言葉ですが、互いに「マリアージュ」するとは思えません。
料理と同じく、各ヒーローの特徴(戦闘能力など)の次元がまったく異なるので、噛み合わないんですね。

ブラック・ウイドゥとホークアイ、そしてキャプテン・アメリカは極端な話、敵を一人一人倒す能力しかない。特にブラック・ウイドゥは身体能力が高いと言っても普通の人間であります。
ホークアイ、矢の名人とはいえやはり一矢ずつしか撃てませんから破壊力は知れています。しかも最後は弾切れ(矢がなくなった)となってしまった。
キャプテンにしても、強力な防御の盾がありますが敵はやはり一人ずつしか倒せない。だいたい、この3人は当たり前ですが空を飛べないんですね。

反面、他の3ヒーローの破壊力はすさまじい。
マイティ・ソーは稲妻まで発生させることができます。勿論空も飛べるようです。
ハルクは巨大ビルをあっという間にぶちこわすパワーがあります。でもホークアイ、キャプテン・アメリカ、そしてブラック・ウイドゥの3人が束になったとして、1ヶ月かかってもビル一つ破壊することは出来ないでしょう。

そして極めつけは友里も大好きなアイアンマン。この映画では、NYを狙った核搭載のミサイルを、敵のいる異次元へ持って行ってしまいました。
友里に言わせると、ヒーロー6人をわざわざ集めなくても

アイアンマンのパワードスーツをもう1つ造るだけで充分

2年前のアイアンマンⅡでは、このパワードスーツを主人公の友人(アメリカ軍将校)も着ておりました。パワードスーツもそれを着こなす人も実際はいるのです。(映画上ですよ)

戦闘能力の小さなウイドウ、キャプテン、ホークアイに頼むより、

トニー・スターク(アイアンマンの主人公)にパワードスーツをもう1つ造らせた方が、より早く地球の敵を倒せるではないか

と主張する友里が映画をプロデュースしてしまっては、現在のような世界的大ヒットとはならなかったでしょう。
しかしこの映画が当たってしまったということで

アイアンマン単独の三作目が制作されるのか

いつの間にかトニー・スタークと秘書のペッパー・ボッツが完全な恋仲に発展しているだけに、単独の次作が待ち遠しい友里であります。
(ペッパー・ボッツ、コミックでは、パワードスーツを装着して女性アイアンマン、もとい、アイアンウーマンになっているようです)

しかしなんだかんだ文句を言っても、頭を空にして楽しめる映画であると考えます。

 

 

「俺のイタリアン」に行列は出来ていなかった

丹羽宇一郎中国大使の公用車が襲撃され日本国旗が盗まれた事件、その犯人や中国の対応への批判は盛り上がっているようですが、目の前での国旗略奪行為をむざむざ見逃した

中国媚びへつらい大使の責任

を問う批判報道がないのが友里には不思議でなりません。
度重なる中国への媚びへつらい発言で物議を醸している丹羽さん。伊藤忠時代、中国に儲けさせて貰って出世したからか、中国べったりのスタンス、売国行為にも見える言動で有名でありました。

一国の代表としてその国へ乗り込んでいるのですから、車内で震えていないで、国旗略奪を阻止するべきではなかったか。
体を張ってでも国旗を守るべきだったと友里は考えます。我が身大事で国旗を盗られた丹羽大使、本来なら

切腹もの

でありましょう。
そのような覚悟も持たずに大使になっているのですから、財界人の志は低いと断定されても文句は言えないと考えます。

さて先週金曜日、接待前にちょっと時間がありましたので、最近人気と言われている立ち飲みイタリアン2店をチェックしてきました。向かったのは

俺のイタリアン 新橋本店
俺のイタリアン GINZA

でありました。
24日は給料日でしかも週末の金曜日の18時前後。超満席というか大行列が出来ていると予想していたのですが

両店とも行列はゼロ

であったのです。新橋本店は一応店内が満席であったようですが、GINZA店では友里の前を歩いていたフリのカップルが、すぐ入店できてしまったのであります。

この日この時(廉価の店が盛況となるはずの給料日、週末金曜、そして18時)で行列が出来ない(フリですぐ入れる)立ち飲み屋

こんな調子でこのチェーン店、大丈夫なんでしょうか。
それではフレンチの方はどうかとすぐ「俺のフレンチ GINZA」へ向かったのは言うまでもありません。
8月初旬の訪問時は、月曜だというのに18時には40人ほどの行列が出来ていたこの立ち飲みフレンチ、でもこの日は

5~6人しか行列が出来ていなかった

のであります。「ガイアの夜明け」の神通力も1ヶ月持たなかったのか。
考えてみますと、イタリアンではこの「俺イタ」と同じく

ボリューム&低価格

をウリにしているチェーン店が存在しておりました。読者の方から教えられた店としては

サイゼリアやカプリチョーザ

友里は入店したことがないのですが、この2店、価格の割にはかなりのボリュームがあると聞きました。
つまり「俺のイタリアン」では、ボリュームと低価格という点で、他店との差別化ができなかったのではないか。ましてやこのサイゼリアやカプリチョーザは

立ち飲みではなく座り飲み

ができます。
イタリアンはフレンチと違って、「俺フレ」や「俺イタ」が狙う客層(普段は居酒屋利用の客です)にも敷居が低かったのではないか。
ブックオフ元創業者が打ち出したビジネスモデルでありますが、

最低数ヶ月に一度はTVに露出し続ける

という働きかけをTV局にしなければ成り立たない商売ではないかと友里は考えるようになりました。