明日の朝から友里ツイッター(https://twitter.com/TomosatoYuya)を非公開化すると宣言したからでしょうか、駆け込みフォローもあってかフォロワー数が1000の大台に接近しております。
フォロワー数が増えるのは見栄的には嬉しいことでありますが、この友里ツイッターは
考えの違いがあれども、広く意見や情報の自由な交換場所
を目指しております。
信奉者ばかりで気持ち悪いくらいぬるま湯的なサロンは問題でありますが、気色悪い文体の粘着連投やフォロワー同士の誹謗中傷は望むところではありません。
(フォロワー)数より(フォロワーの)質
が重要だと思っております。
非公開化後、良い意味での皆様からの自由闊達なツイート(勿論最低限の文責を担う)を期待しております。
さて本日はいつもの実名短評編のスタイルではなく、ストラスブールで初めて知った現実を述べてみたいと思います。
11月のアルザス初訪問で友里が感じたこと、それは
シュークルートやベッコフなどの郷土料理、本場も東京の数少ない店も味的には大差なし
に加えまして
タルト・フランベは廉価店(高額店に位置する店でも安い値付けですが)や屋台にしかなかった
でありました。
普段は郷土色に拘っている友里、さぞかし本場アルザス地方のシュークルート(ガルニ)やベッコフはディープさ満載かと思ったのですが
東京の店で食べたものと味は大差なし
でありました。
家庭料理の範疇ですから、店で造ってもそうは違いを出せないのでしょうか。
最近は大阪など関西にも、あくまで自称でありますが
郷土色を出したイタリアン
が出てきているようです。
しかし、創作系の変なチマチマ自称フレンチはあるようですが、郷土色を出したフレンチがあるのかどうか。
東京でもそんな店は少ないのですが、ことアルザス料理に関しては本場も極東の島国の首都も大差がないとうことです。
ここで気付いたのですが、日本では
なぜイタリアンで地方色を出しているのに、フレンチでは地方色を出した店がないのか(少なすぎるのか)
国土的にはフランスの方が大きいはずなんですけど。
現在はレストランに替わってビストロが流行っているようですが、今後は
郷土色をウリにしたフレンチ
が流行ってくるかもしれません。
さてその数少ない東京のアルザス料理店で前菜みたいに食べていたタルト・フランベ、シンプルな薄いピザみたいなものですがストラスブールでは
まともな店やディナーでは提供されない
ことを初めて知りました。例えば
LE BAECKEOFFE D‘ALSACE
店名のとおりベッコフがウリで、居酒屋のような詰め込み主義の店ですが、夜にはタルト・フランベがないんですね。午後のティータイムでしか用意されていない。
仕方なくタルト・オニオンを頼んだのですが、当たり前ですがキッシュですからまったく別ものでありました。
せっかく本場に来たのだから一回は食べようと色々探したのですが、タルト・フランベはファストフードの店かクリスマスマーケットの屋台にしかない。
諦めてカテドラル近くの観光客でごった返す店で簡単なランチを取ろうとしたら、このタルト・フランベがあったのであります。
前述の夜に食べたタルト・オニオンが6.5ユーロで、この観光客専門の店(LE PILIER DES ANGES)のランチ時のタルト・フランベが
9.5ユーロ
ベッコフ・ダルザスも観光客が多かったですが、どの国でも観光客狙いの店は値付けが高いようです。
肝心のお味でありますが、ピザ上に乗っているのはクリーム、オニオン、ベーコンの3種。特にクリームが強くかなり味濃いもので、東京の「ブラッスリー ジョンティ」とは形状も含めてまったく別ものでありました。