ええかげんにせいよ、迷惑(詐欺)メール

ルクソールでの熱気球事故、ここ数日TVのニュースでは大々的に報道されています。
浮力を失って落ちることはあると思いますがまさか火災をおこすとは驚きです。
元請けの旅行会社は

熱気球搭乗は現地会社と直接契約した自己責任なので被害者には保険の範囲で対応(要約)

とのこと。
多分この熱気球に乗る際に被害者は、「事故があっても一切の責任を問わない」と英語かエジプト語で書いた種類にサインしているのでありましょう。(今朝のTVでは、元請け旅行会社は例外的「特別補償」すると言い出した)

友里も昔、ハワイでパラセーリングやヘリに乗るとき、英語のビデオを見せられた後、英語の書類にサインをさせられた記憶があります。
特にパラセーリングの時は、モーターボートに乗ってから書類を出されましたから、この段階で書類内容を精査し、サインを断って搭乗を断念する人は皆無ではないか。
パンフなど宣伝で客釣って儲けておきながら、事故に関して完全免責とはちょっと納得がいきません。

さて本日のお題は携帯に押し寄せてくる迷惑メールについてであります。

最近になって友里の携帯アドレスがこの手の業者に流出したようで、多いときには日に何十通も飛び込んでくるようになりました。
ドメイン拒否や携帯会社の迷惑メール対策へ転送するなど対策をとっているのですが、敵はドメインを次から次へと変えて発信してくるので一向に迷惑メールが減りません。
アドレスを変えればすむことですが、それにより一時的にでも連絡が取れなくなることを考えるとなかなか踏み切れないのが現状。ほんと困ってしまいます

しかしこのような迷惑メールを打ちまくる詐欺会社が存在していると言うことは、世に引っかかるアフォが沢山いるということでしょうか。ちょっとメール内容をみてみると

あなたから口座を連絡して貰えれば、5,000万円を現金で振込させて(ママ)頂きます

文体を見る限り、教養を積んだ人ではないことがこのタイトルを見ただけでわかります。だいたい

身も知らない相手に5000万円を振り込むお目出度い人が世にいるのか(20万円の場合もある)

このようなメールには必ず誘導したいURLが貼り付けてあるのですが、これをクリックするとアドレスが実在すると詐欺会社に確認されてその後がもっと大変になると聞いたことがあります。

こんなメールが氾濫しているということは、これで金儲けしている会社が存在しているということです。
世にはこんな振り込み金額を提示されてエロサイトかなにかに誘導され、そこでお金を振り込むアフォが存在しているという証左でありましょうか。
つまりこんなアフォが日本からいなくなれば、迷惑メールを発信する会社や存続できない。よって

迷惑メールは根絶できる

のであります。

AKBに舞い上がるアフォ、3賢人に釣られるアフォ、門上さんや関谷さん、マスヒロさんを信奉するアフォ、民主党に投票してしまったアフォ(友里も)、そして

アイアンシェフの収録を見て鳥肌を立ててしまったアフォ(どこかのTV局の常務)

など日本にはなんとアフォが多いことか。
友里はすぐに反民主になりアフォの卒業に努力してきましたが未だに

AKB、3賢人、門上さん、関谷さん、マスヒロさんなどが儲け続けている現実

を考えるとアフォはなくならないかも。
よって迷惑(詐欺)メールも日本からなくならないと考えるのであります。

携帯のメールを受け取るだけでパケット代が発生するとも聞いたことがあります。もしこれが本当なら、迷惑メールを受け取る度にパケット代が加算されていることになります。
一人一人では無駄でしょうが、迷惑メールを受けた人が束になって発信会社に

パケット代の返還請求の訴訟

を起こしたらどうでしょうか。
一発で倒産すると思うのですが、そんな案件をまとめて引き受けてくれる弁護士がいるかどうか。

数が増えすぎて生き残るのが大変な弁護士業界。
事務所持てない軒先弁護士やPC片手に打ち合わせは弁護士会館といった、就職浪人弁護士も多いと聞いております。
弁護士事務所の下請けや、筋が悪いと弁護士事務所が手をつけなかった案件が落ちてくるのを待つだけではなく、詐欺メールの集団訴訟をすれば、所得と知名度が上がると思うのですがいかがでしょうか。

 

 

大阪人は濃い味料理に加えて混ぜ純米酒もお好き?

友里、買春容疑のエロオッサン(ベルルスコーニ)のおかげでえらい迷惑であります。
己の性欲を満たすため子種をばらまくだけでは物足りないのか、税金払い戻しや自己資金投入してまでのバラマキ政策を提唱したおかげで

上昇機運の日本株(世界的にも)が頭打ち

になる可能性が出てきてしまった。
昨年末から順調に増えていた所有株の含み益でありましたが、先行きが怪しくなってきたのであります。

先日ちょっと出かけたアジアで円安の悪影響(邦貨換算だとかなり値上がっている)に愕然とした友里、ベルルスコーニショックで円高に振れるのは大歓迎ですが、何年にもわたって含み損で苦しんだ株安はもう勘弁。

円高&株高

という究極の金融政策を実現する政党の出現を期待しております。

さて本題はまたまた大阪ネタであります。

大阪人(京都人も)の濃い味好きについては以前より再三述べてきましたが、「混ぜもの」も好きだと思ったのかこの酒造会社のシャチョー、なんと

混ぜ純米酒(醸造アルコールを添加)

を売りまくって大きな問題となってしまったようです。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2601E_W3A220C1CC0000/

シャチョーの言を信じるなら、味を調える為の古酒がなくなってしまった上での

窮地の策

となりますが、きょうび

客なんて味がわからないんだから、原価を下げて更に儲けるために混ぜました

なんて本当?の事など口が裂けても言うはずがないではないか。しかもこの会社の詐欺行為はこれだけではありません。
吟醸酒2種に基準以上の醸造アルコールなどを混ぜていたのに加えて、

12年4月までの半年間に製造した純米大吟醸が品切れになった際、安価な吟醸酒に純米大吟醸のラベルを貼っていた

という更なる悪行の連発。

ここまで徹底した詐欺行為が公になってしまったら

味がほとんど変わらないので、その場しのぎでやってしまった。反省している

とシャチョーが頭掻いて謝るだけですむ問題ではないでしょう。

友里は知らなかったのですが、この酒造は洞爺湖サミットに提供し、中村主水、もとい、モンド・セレクションの金賞を受賞したことをウリにしているようです。
モンドの受賞はそれなりの「働きかけ」をすれば割と安易に受賞できるとの噂も聞いたことがあるのですが、これらの勲章を吹き飛ばして余りある今回の大失態、もとい、詐欺発覚。

シャチョウーの言い訳を聞く限り、この詐欺行為はシャチョー判断(有限会社という小規模経営の会社ですからこんな崇高な判断はシャチョウー以外出来ないと推測)のはず。
あのミートホープの顛末もまだ記憶に新しいだけに、飲食品メーカーとしては致命傷となるのではないかと考えます。

最後に友里的な〆をさせていただきます。

濃い味好きな大阪人相手(他の地域にも販売していたかもしれませんが)に販売していたこの純米酒、醸造アルコールを添加してもその味の変化がわからないとシャチョーは判断したのでしょうか。
ということは

元々が無茶苦茶に味濃い純米酒だったので、少々のアル添でも味が変化しない

と判断したのか、あるいは

濃い味に慣れてしまった大阪人の舌ならわからないだろう

と高をくくっていたのか。いずれにしても

大阪人恐るべし

であります。

フランス産の四つ足が10年ぶりに解禁か!

アンチや出禁料理人の呪いなのか、最近は生粋の京都人の好物である「フォアグラ奈良漬巻」ではないですが、検査漬けになっている友里。
本日は珍しく内食でして、しかもは大腸内視鏡検査を控えての検査食(レトルト)を三食とも食べなければなりません。

普段は夜一食が基本でありますから、この検査食のおかげで朝&昼&夜の食事クセがついたら大変。胃袋が膨張して秋元康さんではないですが、小太り一直線になってしまうからであります。
しかし下戸のクセしてあれほどの体躯を維持できる秋元康氏。かなりの

大食い&早食い&脂もの好き&濃い味好き

のはず。ウイキペでは東京目黒区出身とありますが、柏井壽氏の嗜好によく似ておりますから

少なくとも京都のDNAを受け継いでいる

のではないかと推測したくなります。

さて読者の方(多分フレンチ料理人)から、友里にとって嬉しい情報をいただきましたので本日取り上げさせていただきます。

アメリカからの牛が実質全面解禁に近い形になったのは知っていましたが、なんと

フランス産四つ足もこの4月から解禁

との友里にとっての朗報であります。飲食業界では

2つ足嫌い

という情報が流れているとおり、滅多に2つ足は食べない友里。(先日香港のあるフレンチで食べたブレス産鶏は美味しかった)
フレンチでは魚も滅多に食べないので、4つ足主体にオーダーしているのですが、最近は「ワギュー」を扱う店が多くて4つ足の選択肢から

牛を除いている

のが現状。主に食べているのは

豚、仔羊、たまに鹿そしてジビエ

カナダやニュージーからの肉(仔牛や仔羊)も悪くはないのでしょうが、如何せん個性に欠けると思っていただけに、この朗報に友里、思わず飛び上がってしまったのであります。
特にこの解禁で注目したいのが

子羊、野ウサギ、シャロレー牛

10年にわたる輸入禁止で本物の味を忘れてしまった感(元々わかっていないと突っ込まれるかも)がありますが、フランス産のこれらの肉は、日本産やカナダ産、ニュージー産、オージー産と比べて味わいが深いのではないでしょうか。

ただしこの「味わいの深さ」は

生粋の京都人が好む、フォアグラ奈良漬巻や海鼠腸&唐墨を多投する濃い味調理とはまったく違う

と、ここであらためて確認させていただきます。

一昨年初めて訪問したモン・サン・ミッシェルで食べたプレ・サレも、観光客が多いホテルのレストランでしたが、日本で食べる子羊とはまったく違って美味しかった。(食べた自慢)
勿論、パリの店で食べたプレ・サレと自称していない普通の子羊も良かったですけど。

そして野ウサギ。フランス産が入らず、国産ではクセがないので調理に食材が負けてしまうのか

野ウサギのロワイヤル

もここ何年、印象に残るものを日本で食べた記憶は皆無に近い。(本場でも最近はイマイチが多かったですけど)
伝説の性格の持ち主・三鴨シェフの復活はないでしょうが、フランス産野ウサギの解禁で、彼のロワイヤルに少しでも近いものを食べることが出来るのではないかと期待しております。

そして牛。A欠牛の台頭で脂まみれの牛業界。(こんな業界があるのか)
シャロレー牛はアンガス牛と同じく

赤身肉

がウリでありますから、そのお味は奈良漬けや海鼠腸、唐墨とは別次元の

味わい深い

もの。でも日本で見る最近のアンガスは、オージーやニュージー産もあるようで本来のアンガス牛とは違うのではないか。
ここはフランス産のシャロレー牛に大きな期待を持ちたい。
またプロの話では、仔牛もフランス産は別格だとか。
日本のフレンチではほとんど頼まない牛でありますが、シャロレー牛やフランス産仔牛が用意されるなら、どんどん食べてみたいと思います。

このシャロレー牛でありますが、どんな調理でもそこそこ美味しく感じてしまうとの経験をしたのは一昨年のことでしたか。
場所はパリからの帰国の為乗り込んだJAL機内でありました。
機内食、特に牛ステーキで美味しいと思ったことはないのですが(ソースも)、成田発と違って更に条件の悪いパリ発の機内で食べたシャロレー牛は

同じような調理レベルだったけど無理せず完食することが出来た

のであります。
条件が非常に悪いところでこれですから、日本、いや大阪、いや東京のあるレベル以上のフレンチだったら

かなり美味しいシャロレー牛(ただし低温調理ではなくソース付き)

を提供できるのではないかと今からワクワクしている友里であります。

皆さんもぜひ、フランス産4つ足が解禁になりましたら、仔牛、シャロレー牛、子羊、野ウサギなどを

ソースなしの低温調専門店(例えばカンテサンスなど)以外のまともなフレンチ

で食されることをオススメします。
特に低温調理専門店(ソースなし)はフレンチ全体を網羅できませんから

野ウサギ

なんて天地がひっくり返っても出てくることはありません。(無理に造らせると食材の無駄になります)

世界的には衰退の一途をたどっていると思う低温(長時間)ロースト専門店を避けてまともなフレンチで4月から

フランス産4つ足

を堪能していただければ、

まともなフレンチの良さ、偏った低温(長時間)ロースト専門店の悪さ

をあらためて認識できると友里は考えます。
ただし、あるプロの話からは

仔牛に関しては低温(長時間)ローストが最適な調理

との意見もありましたことを、最後に記させていただきます。