最近TVコマシャールでよく登場する
麺の力 担々麺
化学調味料てんこ盛りのインスタントラーメンには興味のない友里でありますが、
花山椒
というワードに思わず反応してしまったのであります。
東京では牛などのしゃぶしゃぶ鍋に投入してメイン料理とする高額店(幸村など)がありますが、京都などでは家庭料理の範疇(祇園の店でもありました)であると聞いております。(所詮鍋物ですから、本来はせいぜい居酒屋レベルか)
でも大量に出回っているものではなく、ましてインスタント食品の材料として大量生産できるとは思えなかった。そこでちょっと調べてみたのであります。
http://www.sanyofoods.co.jp/products/more/more_product_0286.html
原材料名の欄を見る限り「花山椒」の文字はありません。該当しそうな項目は
香味食用油
ではないか。よくあるトリュフオイルみたいなもので香りをつけているのだと推測します。
まあ、インスタントなので添加物を代用することに文句をつけることはしませんが、ちょっと疑問なのが
担々麺は花山椒ではなく花椒(ホアジャオ)だろ
普通花山椒というと花の部分(つまり生)でありまして、麻婆豆腐や担々麺に使う花椒は
実の部分
ではないか。
オイルで代用しても構いませんが、ここはTVで公に発信するなら
花椒(ホアジャオ)の香り
山椒の実の香り
とするべきと友里は考えます。
さて昨日の日銀、予想通り(マスコミは予想以上とか)
大胆な金融緩和政策
を発表してきました。お金の総額を2年で倍にするという快挙(愚挙となるかも)。
この原稿を書いている段階では未だ場がはじまっておりませんが、恩恵を受けそうなセクターの株は爆上げ気配となっております。
いや見とれていたら場が始まりまして、
特別買い気配
が目立ちます。
いやあっという間に日経平均が1万3000円を超えてしまった。
この株高、果たして日本全体の景気回復に結びつくかは疑問でありますが、すくなくとも銀座のお姉さんは当分
我が世の春
を謳歌するのではないか。
現段階では銀座に通える富裕層限定の景気回復でありますが、お姉さん達の購買意欲からシャワー効果で末端まで好景気が浸透してくるとしたら、この友里も少しは恩恵を受けられるかもしれません。
しかし新総裁の黒田さん、単に
緩和しただけ
ではないか。こんなことやろうと思えば誰でも出来ることでありまして、今までは一か八かの勇気がなかっただけではないか。こんな簡単なことが決断できなかったのはなぜなのか。
もしこのまま真の景気が回復してしまったとしたら
白川前総裁の無能さ
が強調されてしまいます。
以前の友里ブログに書きましたが、大変な時期に「ミチノ・ル・トゥールビヨン」で暢気に讀賣社員を引き連れて飯食っていた白川前総裁。
量的緩和は失敗しろ
と望む数少ない日本人かもしれません。