皆さんも一度くらいTVコマーシャルで
グル♪グル♪グル♪グル グルコサミン♪
という歌を聞いたことがあると思います。
今や朝のコメンテーターにまで上り詰めた舞の海や中田喜子が出演しているサプリ?のコマーシャルでありますが、友里はこのCMを打っている社名に反応してしまったのであります。
世田谷自然食品
なんとあの豪邸付きプール、もとい、プール付き豪邸が建ち並ぶ東京の最高級住宅地(冗談)の
成城
を冠しているではありませんか。
「日本」や「東京」などを社名に使っている会社はありますが(「大阪」はあるのかな?)、こんなローカル(失礼)な地方名を今でも堂々と使っているのですから驚きであります。
昔は
栃木
を使っていたところがありました。実は5年前に初めて知ったのですが、同じくTVでコマーシャルを連発している税理士団体
TKC
この「T」は「栃木」の「T」なんだそうです。
当初の団体名は
栃木計算センター
栃木のT、計算のK、センターのCをとってTKCになったとか。
これに似た当初は垢抜けない社名を挙げますと、これまたここ数年で知ったのですが
DHC
今やサプリの大手でありますが、大学の研究室向けに英文論文の「翻訳」を請け負うことを目的に創業したので、最初の社名は
大学翻訳倶楽部(だいがく ほんやく くらぶ)
翻訳業からサプリ業(今も出版もやっているようですが)に変身するため当初の社名が使えなくなったのでしょう。
そこでこの世田谷自然食品に戻ります。友里ブログが「成城」ブランドの実態を発信し続けると
成城にプール付きの豪邸なんてない
成城は最高級住宅街ではない
ということが関西人にもわかってしまう可能性があります。つまり関西人だけではなく
成城は芦屋や苦楽園のような高級ブランドではない
と全国的にわかってしまうと、成城を擁する世田谷を名乗る意味もなくなるのではないか。
そこで友里は考えたのです。早晩「世田谷自然食品」はDHCやTKCにならって社名を
SSS
に変更するのではないか。
本日はまったくつまらないスペース稼ぎのイントロでありました。
さて本日の実名店は、東京カレンダーで「予約が取れなくなる店」として紹介されていた焼鳥店
たてもり(東銀座)
であります。
日本料理の職人が焼鳥で満を持して独立
とのキャッチもありました。
結論から先に言わせていただくと、オークラの「山里」からスタートしてシカゴ「初花」やNY「NOBU」を経て、カハラ マンダリン オリエンタルハワイの和食料理長を務めたという店主の料理は友里にとって
すべてが甘め
であったのです。
それではコースの中からいくつかの焼鳥(小料理含む)を紹介します。
スタートの胸肉タタキ、初っぱなから甘めのタレ。
もも肉も甘かったけど肉は美味しかった。
このハツはかなり大きいのではないか。
サラダの記憶はありません。
追加の蒸しつくねは、スダチ、柚子、自家製ポン酢の力を借りましたがやはり甘かった。
同じく追加した刺身4種はレバー、モモ、ハツ、胸肉。可もなく不可もなし。
厚揚げも記憶なし。
冷やしトマト(甘酢掛け)、写真がかなり綺麗に撮れています。読者に教えていただいた秘技(タップしてピンを合わせる)のおかげでしょう。
そして安寧芋(甘いのは当たり前か)のあとの〆はやはり甘い出汁の饂飩でありました。
柚子胡椒を添加しましたが、MY黒七味の持ち込みが必要かもしれません。
3名でワインを何本か飲んでの支払いが一人当たり1万円チョイ。
甘めの味付けがお好きな方にはオススメかもしれません。