「店評価ブログ」を更新しています

円安が止まらないようです。大きな壁と言われた100円を突破したら、あっという間に101円台まで行ってしまいました。
ここまで急激な円安、これからは輸出企業のメリット以上のデメリットが目立ってきて

国民負担が激増

すると友里は考えます。
個人として誰でも思っていること、それは利己的でありますが

円高、株高(自分の所有株だけでよい)、景気高(自分の会社だけでよい)

の三点セット。
円安でトヨタが最高益出しても、輸入品が値上がってしまい銀行株(友里所有)や友里の本業には何の御利益もない。

これ以上円安になるな(円高に戻れ)

これが友里の正直な考えであります。

さて「店評価ブログ」に、神楽坂のインド料理店「想いの木」をアップしています。
お立ち寄りください。

http://tomosato.net/weblog2/?m=20130511

 

 

食べログを提訴した店主に勝算はあるのか

マドリッドオープンで錦織がフェデラーに勝利したとのTV報道がありました。
グランドスラムの5セットマッチと違って3セットマッチなので完全勝利とは言えないかもしれませんが、快挙であることは間違いないでしょう。
この調子でいけば数年内に、優勝とは言わないまでもグランドスラムのベスト4くらいには入るのではないかと友里は予想します。
惜しむらくは身長がちと足りない。あと5センチ高かったら、ランキングでトップ4に入れるポテンシャルがあるのではないでしょうか。

さて昨日のブログで予告したように、本日は食べログを提訴した北海道の店主について述べてみたいと思います。

http://megalodon.jp/2013-0510-0645-55/www.nikkei.com/article/DGXNASDG0803D_Y3A500C1CR8000/

飲食業界においては断トツの訴訟経験を持っていると自負する友里、この一報を聞いてまず原告(店主)の弁護士のセンスを疑ってしまいました。

食べログの否定的なレビューによって客が激減(つまり売り上げが激減か)したとのことでの損害賠償請求。しかし友里はこの弁護士に問いたい。

どうやって立証するのか

当然ながら裁判になれば、売り上げデータを証拠として提出するのでしょうが、飲食業界では

二重帳簿

がいまだに立派に生息している現実。俗に言う売り上げ除外での節税対策(はっきり言うと脱税)でありますが、担当税務署も見守る中、生の売り上げデータを出す覚悟があるのでしょうか。
そしてたとえ生データを出せたとしても

食べログレビューと客激減(売り上げ激減)の関係をどうやって証明するのか

否定的なレビュー投稿の前後の売り上げ提出だけではこの関係を証明できません。
わずか2回の否定的レビューでありますから、偶然客が減ってしまった可能性もあるのです。何年にもわたっての売り上げ記録を提出しなければならないはずでして、そうなると

過去の税務申告との整合性を問われかねない

というリスクを、この弁護士はわかっているのか。
そもそもこの店、最初から集客が順調だったのでしょうか。

取引業者の勧めで昨年2月ごろ、食べログに情報を掲載

なんと店主自ら食べログに登録しているんですね。普通の考えでは

千客万来ならわざわざ食べログに登録しないだろ

友里が想像するに、この店の集客状況

普段から数組しか入ってない状態で、たまたま坊主(客ゼロ)が続いた

だけではないか。
連日満席の店で客が数組、もしくは坊主なら激減でしょうが、数組から坊主なら普通激減とは言えません。

そしてこの甘ちゃん店主は

世にはメリットとデメリットが存在する

という基本原則をご存じではない。
飲食業界は遅れている業界でして

ヨイショはいくらでも受けるが批判は1つでもイヤ

と、良いところ取りだけを狙う自分勝手な店主が未だに存在している珍しい業界。
閑古鳥店が集客を狙って自ら登録してしまって、批判がわずか2件来ただけで

削除してくれ

とは、なんともみっともない店主であると友里は考えるのであります。
しかもその批判内容は

皿出しが遅い
美味しくない

という客の主観の問題。どこが

真偽を問わない投稿

とこの弁護士は考えているのでしょうか。
法曹改革で最近は弁護士が溢れかえっていると聞いております。ましてや北海道のこの地では、なおさら仕事が減ってきているのではないか。
経営的な観点からこの弁護士は

筋が悪いと知りながら引き受けてしまった

と友里は推測するのであります。

さてこの裁判、果たして売り上げデータ提出しての本格的な争いをしていくのでしょうか。
原告の実店名が公になるのは時間の問題。普通に考えたら

こんな度量のない店主の料理なんて食べたくない

と、220万円を食べログからもぎ取っても原告(店主)の失うものはそれ以上になるはず。
弁護士だって何年もかけてこんな裁判やっていられるはずがありません。弁護士費用、最大でも220万円ですから。(店主がポケットから出すことはないでしょう)

ということでこの食べログ提訴、はっきり言って

最初から和解狙い

店主と弁護士が考えた小遣い稼ぎであると友里は考えるのであります。でも例え小遣いが稼げたとしても

度量のない店主、筋の悪い案件を引き受けた弁護士

二人のデメリットは小遣い以上になるのではないでしょうか。
そう考えていたところ、昨日

食べログ幹部から直接スカウトされてレビュアーになった(早い話がサクラのレビュアー)

という女性から内部告発のメールをいただきました。
詳しくは後日のブログに譲ることにしますが

前回の滋賀県の時と同じようにお金で解決します。
そうでなければ、今後このビジネスモデルは続きません。

と食べログ側も最初から和解を考えているとか。
しかし友里は最後に食べログに声を大にして忠告したい。
こんな小遣い稼ぎの原告と弁護士に一々和解金を払う前例を作り続けていたら

小遣い稼ぎの店主と弁護士が激増するぞ

提訴すれば和解金を必ず払うとわかってしまって大丈夫なのか、カカクコム。それこそ

ビジネスモデルの崩壊

に繋がると友里は警告します。

 

決算情報が事前に漏れていたとしか思えない、東芝

あの食べログが北海道の飲食店から訴えられたようです。
飲食業界で訴訟問題(裁判沙汰)を語れる唯一のライターと自負する友里、本日のブログで取り上げようと思っていたのですが、それよりも賞味期限が短いネタがありましたので、本日は掲題について述べてさせていただきます。

最近の株価上昇で余裕がでてきた友里、毎朝株価をチェックするのが日課となりました。(含み損が大きかった時は株価なんて見向きもしませんでした)
8時過ぎから保有株や主だった株の気配を見ているのですが、前日のNYダウが上昇したにもかかわらず(円が急騰していないのに)不自然な気配を示している会社があるではないですか。なんと

東芝が売り殺到で気配値が急落

していたのです。
前日は22円も上がって終値が539円。同業の日立は前日とほぼ同値の気配値でありましたからこれは異常事態。
そこですぐピンときたのが

東芝の決算発表は今日なのか(友里は所有していないのでチェックしていなかった)

すぐさま確認しまして、東芝の決算発表が

同日(昨日の5/8)の15時

であるとわかったのであります。
企業によっては場中(9:00~15:00)に発表するところもありますが、普通は場が終わったあとにする決算発表。理由は簡単で、場中にインパクトある発表を出して市場を混乱させることを避けるためであります。

東芝は前日の場が終わってから決算発表当日の場が始まる前まで何の発信もしていないのに、なぜ売りが殺到するのでしょうか。
誰でも気付くと思うのですが、この段階で

減収減益の発表

が予測できちゃったのであります。案の定

http://megalodon.jp/2013-0509-0806-27/news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000004944.html

2期連続で減収減益

との見出しは予想通りでありました。
決算発表当日の場が始まる直前の気配は

成行売 750万株
成行買 230万株

気配値は480円前後と、前日比10%以上の急落を示しておりました。
実際のところ場が始まると即座に

特別売り気配

結果的には始値は499円で踏みとどまり、終値は512円(-27円)と5%程度の下落に止まりましたが、日立が640円と前日より4円上がって終わっているだけに(場が終わった段階では東芝も日立も決算は出していない)

東芝の下落の不自然さ

がおわかりいただけると思います。
はっきり言って

東芝の決算発表内容が事前に漏れている

としか考えられない決算発表当日の売り殺到でありました。
数年前でしたか日本経済新聞の広告部門社員のインサイダー問題がありましたっけ。
事前に決算内容を知る立場の人は、会社の当事者(役員や経理関係者、監査法人など)やこのようなマスコミ関係者に加えて、

HPのIR情報作成に関係する人や証券業界

などが考えられます。
世はインサイダー、インサイダーと表面的にはうるさいですが、実態は

情報がダダ漏れ

である可能性が非常に高いことがわかった昨日の東芝株急落劇でありました。

最後に、財界御用新聞の日経の東芝決算発表記事を添付します。

http://megalodon.jp/2013-0509-0807-08/www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNASFL080MW_08052013000000

東芝、純利益29%増1000億円予想 インフラ好調 14年3月期

この見出しも間違いではないのですが、前述のテレ朝ニュースの見出しである

テレビ事業不振で…東芝2012年度決算で減収減益

とはあまりに極端に異なる内容。
日経の立場(財界の御用聞き)がおわかりいただけると思います。

数年前、ある新聞社(もちろん日経以外)の方が

日本経済を悪くしたのは、日経新聞
日本の政治を悪くしたのは、早稲田大学雄弁会
日本の政治をこれから悪くしそうなのは、松下政経塾

と言われたことを思い出しまして、友里もまったくその通りと納得したのであります。

本日の株価ですが、りそな(8308)がメガバンクと異なる値動きとなっております。1%以上も上がっているのですが(出来高も多い)、りそなの決算発表は5/10のはず。
おそらく明日の場後の発表では

良い結果

がでると友里は予想します。