女子フィギュアスケートSPの結果にビックリされた方も多いと思います。
実は昨昼からちょっと環境の異なるところに閉じこもっていたのですが、寝付きが悪かったのでこっそりオンタイムでTV観戦してしまいました。
後出しとなりますが結果は予想通りと言いますか、浅田真央はちょっと想定外の16位と絶望的な順位(点数)でありまして、他の二人もメダルから場外に位置するいつもの指定席。
日本人最高位の鈴木でもトップ3と15点近く離されている上、ロシアとイタリアの選手はこの大舞台でなんと
自己ベスト
詳しくないので断言できませんが、3回のジャンプをすべてミスった真央ちゃんは「自己ワースト」に匹敵する結果だと思いますから、エライ違いであります。
日本選手がメダルをとる確率は限りなくゼロに近くなったと言えるでしょう。
またトップのキムヨナも、確か1年かそこらブランクがあったはず。
TVでは、バンクーバーから4年、一番頑張ったと真央ちゃんのことを紹介していましたが、ブランクあった選手から4年間フルに頑張った選手が20点近く離されてしまった現実。勝負の世界は非情であります。
人は運というか巡り合わせというものがありますから、浅田真央選手の金メはあの年齢制限で出られなかったトリノのみだったのかもしれません。
その後に現れたキムヨナに今回は伸び盛りのロシア2名にベテランのコストナーとあまりに巡り合わせが悪い。人生とはこんなものなのでしょうか。
荒川の運の良さがあらためてわかった次第であります。
真央ちゃん、荒川よりはるかに世界に通用する実力があったと思いますが、いかんせんタイミングというか相手に恵まれていなかった。
金メの荒川、最近は顔立ちがかな~り変わったと思うのですが、この業界は金メをもっているかどうかでかなり人生設計が変わってくるはず。
引退後、どちらが収入含めポジション的に上に行けるのか。
引退後が長い人生、金メなしでどこまで高収入を得られるか、いつまでも「真央ちゃん」イメージを続けることは出来ませんから、生き残るためには新しい芸風が必要かもしれません。
さて、昨夕より閉じこもりまして最終段階のゲラチェックを終了。印刷所へ今朝出しでやっと
「堕落のグルメ」(角川SSC新書)は校了
となりました。
今回の1ヶ月チョイの執筆(偉そうですみません)で感じたこと、それは
ちょくマガを経験して良かった
4ヶ月近く、毎週1万文字以上を書いていたので、新書の文字数(10万字以内)を1ヶ月以内に書き終えることはそれほど苦痛ではなくなっていたのです。
今までの7冊は同じく1ヶ月くらいで書いておりましたが、かなり大変で苦労しました。慣れとはすごいものだと思ったのです。
とはいえ現在は「出し殻」状態。書き下ろしは当分勘弁であります。(今回の新書が評判にならないと次回のオファーが来ないですが・・・)
3/10、ご興味ある方はぜひ(紀伊國屋書店で)購入願います。興味がない方も、読めば面白いと思いますよ。
ただし、関西関係者には刺激がチト強すぎるかもしれません。