これで八百長と言われないのが不思議、ノルディック複合ノーマルヒル

バリで行方不明になっていた7人のうち、5名が無事救出されたようです。
残りの2名もはやく救出されることを祈っておりますが、TV報道をみて友里はちと疑問。
救出された5名の意識ははっきりしているとのことですが、

どのような経路で20キロ離れたところに流れ着いたのか
他の2名はどこではぐれたのか

という報道がないんですね。いやもっと疑問なのが

20キロも流されて、なぜ5名が同じところに流れ着いているのか

ダイビングは素人でまったく知識や経験がないのですが、潮流に20キロ流されても5名が一緒にいられたのなら、残りの2名も直ぐそばにいるはずと友里は考えるのです。
普通20キロも流されたら、皆バラバラになってしまうのではないか。

 

さて本日はオリンピックネタを2つ。
まずは銅メを獲得したジャンプ団体について。喜びのインタビューで、葛西以外の3選手が皆、葛西を絶賛しているんですね。
確かに個人で銀メを取り、団体での銅メ獲得の主力となったと思いますが

追いつこうとしても追いつけない偉大な選手(要約)

みたいな賞賛を他の3選手はしているのです。
友里はこれに大きな違和感。アスリートとしての矜持を持っていないのか。
真のアスリートなら

齢40を超える老ジャンパーを未だに越えられない我々若手が不甲斐ない

と懺悔というか、悔しさを出すべきではないか。努力や能力が足りなかったという反省はないのか。
己の技量のなさを棚に上げて、ヘラヘラと老ライバルを賞賛する日本でトップに位置するジャンプ選手たちを見て

男子ジャンプ陣の活躍は当分望めない

と友里は確信したのであります。

さてここからが本題。
渡部選手の複合ノーマルヒルの銀メ獲得は嬉しいことでありますが、友里はその会見を聞いて椅子から転げ落ちそうになったのです。

ジャンプを終えた後、クロスカントリーでは優勝したエリック・フレンツェルと協力しあう約束をした(要約)

風圧による体力消耗を避けるため、互いにトップを交代し(実際は渡部の方が風圧受ける時間帯が長かったかなと)、最後に全力で戦い決着をつけるという二人の戦略です。
友里はこれを聞いて

3着、4着の選手からクレームがつかないのか

と瞬時に心配したのです。

例えば2名が談合せず、風圧除けなど考えず勝手に突っ走ったとしましょうか。全行程風圧をモロに受けて体力を消耗し、

2着どころか着外への惨敗

になっていたかもしれないのです。3着や4着、いやそれ以外の選手にも金メはじめメダルを取る可能性は高まったのではないか。

この2名の談合、例えばサッカーW杯のリーグ戦で、トーナメント進出が決定している国が、同じグループにいる親しいチームに対し

手加減する

のと大差ないのではないか。
少なくとも、3着、4着の選手と渡部選手やエリック・フレンツェはイーヴンな戦いをしたとは言えないと友里は考えるのです。

ジャンプ団体にこの談合を当てはめてみてください。
最初の3選手同士は互いに調整して点数をほぼイーブンにしておいて

決着は4番手同士の勝負で決めよう

と話し合うのと同じではないか。
いくら嬉しかったとはいえ、渡部は得意げにこのような談合を公に話すべきではなかったと友里は考えます。

ところでこのノルディック複合、ラージヒルもあるようです。そしてノーマルで優勝したエリック・フレンツェが発熱で欠場するとか。
そこでちょっと調べたのですが、この複合ラージ

クロスカントリーの距離は変わらず、ジャンプ台が変わるだけ

クロスカントリーの距離を変えないなら、ラージかノーマル、どちらか1つで十分な競技であると友里は考えます。