まずは友里にとって嬉しいお知らせ。
1ヶ月近くかかりましたが
「堕落のグルメ」(角川SSC新書)の増刷が正式決定
となりました。
ここにあらためて、ブログ読者の皆さまに御礼申し上げます。
世から忘れられた自称ジゴロの居酒屋専門ライター、ケーシー、もとい、J.C.オカザワの得意技である
初版印税貰い逃げ(早い話が増刷出来ず出版社は儲からない)
とならなかったので胸をなで下ろしたのであります。(1月に出した山本益博さんの新書、増刷決定したのでしょうか)
今のところ4月の第三週には増刷分が刷り上がるようですが、在庫切れというのでしょうか、手持ちのストックが少なくなって納品待ちの書店がでていると聞きますから
なぜもっと早く増刷決定しなかったのか不思議
なのであります。
今までの少ない出版経験から言わせていただくと、初版のストックがかなり残っていても、最初の売れ行きの勢いだけで
増刷決定
した出版社は多かった。
在庫が切れかかるまで我慢していた出版社には出会っていなかったのです。
初めての出版でありましたが、角川はよく言えば慎重、はっきり言うと
大阪人並みにケチ
なのではないか。
もしかしたら、経営トップは関西出身ではないか。
「堕落のグルメ」の第6章では関西業界(主に大阪人)の習性に対して考察を加えておりますが(早い話が批判)、
角川についても書いておくべきだったかも
と後悔しております。
さて本題は友里にとって寝耳に水の読売のネット記事。
次世代原子炉の開発推進…エネ基本計画明記へ
なんと安倍政府は原発を終息するどころか、新型原子炉として
高温ガス炉
を開発する決意をしたというのです。
すぐさま原発をすべてゼロにしないまでも
数十年で原発ゼロを目指す
と臭わせていた各政党(自民党も)の衆院選公約でありましたが、選挙が終わったら
何年もかけて新しい原子炉システムをつくり出す
というのですから、友里は椅子から転げ落ちそうになったのであります。
自民党が政権を奪取して、とりあえず原発の再稼働が避けられなくなったため、以前のブログで
本業は原発関連で儲けさせていただく
と書いた友里。
この政府決定で更に儲かるではないかと妬まれるかもしれませんが、実態は逆なのであります。
この新型原子炉には詳しくないのですが、現状の日本の原子炉と比較しますと
飛躍的に安全性が高まる(あくまで大本営発表です)が、その規模は小型
なんですね。
現在の軽水炉式原子炉が1000MW級であるのに対し、この新型の高温ガス炉は
せいぜい300MW前後
ではないか。
しかも発電システムは、冷却剤として使用しているヘリウムガスを直接使って閉ループで回す
ガスタービン発電
のはず。現在の大きな蒸気タービン発電方式ではないんですね。
う~ん、このシステムでは友里の本業、植木等ではないですが「お呼びでない」。
新型原子炉では
豪マンどころかフェラ~リも買えないじゃないか
これで本日の〆とさせていただきます。