相手が個人ではなく海外の自治体だったら詐欺が成り立ってしまうのか、デリバティブ取引。
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014072800778
野村の関連会社がシチリア州を騙したとして143億円もの資産を差し押さえられたとの報道に友里は椅子から転げ落ちたのであります。
この手の取引で損をするのは騙された方が悪いというのがこの業界のお約束だったはず。
学校法人はじめデリバティブで大損こいた法人(個人もか)は枚挙に暇がない
と思うのですが、すべて「泣き寝入り」していると思っていたからであります。
この手の契約には、損しても自己責任といいますか詐欺師側が免罪となる契約条項が盛り込まれているのが一般的なのですが、イタリアの財務警察はどのような経緯から野村が詐欺を行ったと判断したのか。
大マスコミは野村HDに遠慮することなく
詐欺と認定された根拠を取材して記事にするべき
であると友里は考えます。
騙された相手がシチリア州だからという理由ではなく別の理由があるならば、他の騙された、もとい、自己責任で大損こかされた被害者にも適用できる可能性があるからです。
金融工学だか何だか知りませんが、理工系出身の友里が学生現役のときはこんな変なものは存在していなかった。
こう言っては何ですが、手を変え品を変え客を騙す、もとい、損させる、もとい、自己責任に追いやる証券(外資も含め)、最近は現金受取り型が主流と聞いている
振り込め詐欺の騙しの術と大差ないのではないか
と友里は考えます。
さて読者から
今日の(ブログ)は料理ネタよりも面白かったですけどね
と言われた昨日の友里ブログ。
グルメライターの中では友里しか語ることが出来ない原発関連と言いますか電力業界ネタでありましたが、肝心の料理ネタはそれほど面白くないものなのか。
本日は「プロ経営者」に関して述べようと思っていたのですが意地になりまして掲題のように料理ネタに急遽変更することにしました。
昨週末から大阪&京都と出張したのですが、その裏目的は鱧の食べ尽くし。3日にわたって鱧を堪能してきました。
初日と2日目は国産の鱧。同じ「落とし」でもかなり味わいが異なったのが興味深かった。
鱧落としにはお約束の梅肉でありますが、1店は二杯酢のみでの提供。そういえば昨年訪問した京都の重鎮?「京ぎをん 浜作」の店主も
梅肉は邪道
と言っていましたっけ。
3軒目の店の鱧は韓国産でありまして、鱧に関しては国産派の友里でありましたが
脂があるわりには悪くはなかった
何でもそうですが食材も個体差でありましょうか。
韓国産でも国産でも、良いものは美味く、悪いものは不味いのは
MBA持っていても経営能力とはまったく関係ない
のと同じ。
英語が話せるシャチョーならグローバル展開できるというなら
英語圏の人間なら誰でも任せられる
ことになります。アメリカ南部などそこら辺(失礼)にいる英語人に声をかけた方が安上がりではないですか。
肝心なのは個人の資質なんですが、日本は(アメリカも)お友達人事による
社長職の使い回し
がほとんど。真の能力のない詭弁論者が社長職を渡り歩いておりますから、資本主義は行き詰まってしまっていると友里は考えます。
本日はこの辺りで〆とさせていただきますが、自分で言うのも何ですがやっぱり前半の料理ネタより後半のMBA取得者揶揄(渡り経営者揶揄)の方が面白みはありますね。