誰でも知っていることをなぜ隠す?

私は飲食店、食材生産者と料理評論家やライターたち、出版社の癒着について問題提起してきました。自分の店を取り上げて貰うために「お車代」だけではなく、広告料の形でかなり高額な現金が動くといった話も聞きました。自称料理評論家が店出店のプロデュースをする、レストラン・ジャーナリストが取締役をしている会社が飲食店のコンサルタントをする、副業ライターが鳴門の漁師や鴨養殖業者、酒造メーカーと個人的に親しくなり、一般人としては受けられない便宜をはかってもらったからか、定期的に繰り返しその食材や生産物を何の検証もなく「絶賛」して煽る、など普通に考えたら公平な評価は出来ないと誰でもわかることが日常的に見逃されております。まったくいい加減な業界なのですが、最近話題の高校球児の「特待生」、「高野連」もいい加減な団体であると考えます。今日は誰でも批判する今旬な「高野連」に対し、友里的な視点で批判してみたいと思います。
まずこの「高野連」、財団法人なんですね。どんな人が役員やっているかというと、トップは東大でて東洋紡の専務までやった企業人。このトップ含めて高野連の役員みんなが「特待生」なんてほとんどいないと本気で思っていたのだろうか。376校も申告してきて戸惑いを表明していますが、こんなこと普通の一般人でもみな知っていたことです。越境どころか都道府県を越えて野球留学している生徒がレギュラーの過半を占めているのが実態です。こんなトボケたことを言うということは、「ソープランドで○番をやっているとは知りませんでした」という人より浮世離れしています。実態の把握力がないというか、調査力がないというか、まったくの無能というか、こんな人で大企業の役員が務まったのか。こんな世間知らずでも東洋紡では役員になれるのか。答えはノー。だた臭いものには蓋、とわざと見ないようにしていただけのこと。そうでなければ、東洋紡は大恥をかくことになります。
規約では役員は報酬を受けていいことになっていますから、高野連はいわゆる何らかのルートでの「天下り利権」なのでしょう。シーラカンスというか、カビどころかサビついてしまった「憲章」を念仏のごとく唱えていれば、老後のお小遣いが稼げるいい再就職先なんだと思います。金属バットに張るシールなどの利権、新聞紙の拡販が目的の甲子園大会、など立派なお題目を唱えている割に利権が目立ってしまいます。
私学は「特待生制度」を認めるようお願いしているそうですが、もっと劇的な行動をとったらどうか。何も、高野連に所属しなければ高校生は野球をできないというわけではないでしょう。新聞拡販や視聴率アップといったマスコミの利権を温存する「甲子園大会」に出られないだけの事。高野連とは別の団体を作って、夏は涼しい北海道で余裕のスケジュールでトーナメントをすればいいのではないでしょうか。今まで何人の有望な選手が過密スケジュールによる酷使で潰れていったか。甲子園に固執せず、いくつもの球場を使えばいいだけのことです。最近の若者は「甲子園の土」にほとんど興味がなくなっているはずですから、あんな古くて暑い球場に拘る必要なはないでしょう。年寄りで世間知らずな大企業引退役員をトップに抱くのではなく、まともな常識と判断力をもち利権とはかけ離れた人を、できれば無償でトップに招聘した団体が、NHKやテレビ朝日の放映を断って静かに北海道で大会を主催する。そうすれば、世間の注目が落ちて裏金含めて掟破りな行為も激減すると思います。高校時代に野球をやっていなかった僻みかもしれませんが、高校野球も高校生のやるスポーツのただの「ワン オブ ゼム」に過ぎません。不自然に大人が煽りすぎています。大人が大好きな利権に絡むには、この野球が手っ取り早かったので現在のような「高校野球」の神聖化になってしまったのでしょうが、まずは高野連、財団法人なんですから役員個人個人の年間報酬額を開示してみてはいかがでしょうか。
日本の球界が潰れてしまうから裏金を貰った人の実名を公表しないと西武のなんとか委員会が結論出しましたが、プロを含めたこんな球界、一回つぶして再構築したらどうか。国家権力のバックがなくなり個人の素養ではリーダーシップが発揮できないコミッショナー(代理?)のいる団体もつぶして別の団体で、マスコミの球団所有を禁じて出直したらよいと私は考えます。
こんな事書いたら更に「原稿依頼」が減ってしまうでしょうね。

最近訪問した店 短評編 2

ミーハーな私は封切り日に「スパイダーマン 3」を見てしまいました。荒唐無稽な怪物が次々でてきて(元々スパイダーマンはそんな物語ですが)引けてしまうところもあり、主人公の苦悩も前評判ほど描かれておらず(期待するのが間違いか)、ま、こんなものかで終わってしまいました。唯一の収穫は、六本木ヒルズをちょっと歩き回れたことくらいでしょうか。かなり客が減っているようです。夕方でしたがショップや飲食店も外から見た限りかなり空いています。そしてこれは失敗ではないかとおもったのが「ラトリエ ロブション」の前のスペース。工事中で何か建物でも造っているのでしょうか。圧迫感がでてこれじゃ、ラトリエも更に大変になると感じました。
さて、昨日に続いて簡単な店訪問記です。
オレキス
この店名をそのままググッてはいけません。ギリシャ語で「欲」の意味だそうで、精力剤だか興奮剤の宣伝サイトが一杯ヒットします。
ジョージアンクラブの元スタッフたちが開いた白金高輪近くのフレンチ。店に若干関与する人の中に偶然私の知人がいることが判明したので事前にそのことを開示し、より公正に評価するよう勤める所存ですが、どう受け取るかは読者の判断にお任せします。
「30代、40代の男性が格好つけられるフレンチ」がうたい文句。確かに内装は悪くはなく、女性がより美しく見えるという照明もいい雰囲気出しています。しかし我々オッサン族にはちと厳しい環境なんです。店内がかなり暗くて老眼の人にはメニューやワイリストがよく見えません。老眼鏡をかけなおしたら全然格好つけられないではないか。
料理はプリフィクス(6500円、9000円)が主体。オープン直後だからか食材や料理の種類が少ないのは仕方ないけど、厨房が混乱しているようでかなり皿出しが遅い。当面は4時間コースで考えていたほうがいいでしょう。メインのポーションが小さい気がするのですが、味的には私の好きな方向のものであります。
ワインは値付けは安いんですが、1級畑とか特級畑(ブルゴーニュの場合)が主体で村名ワインなどがなく絶対価格は高くなってしまうでしょう。ブル好きにはいいかもしれませんが、気楽に頼めるワインももっと揃えていただきたい。格好つけたがる男性が皆ワインに詳しいとは限らないからです。
けせらせら
週刊現代の接待特集で推薦したお店。その責任上、私には珍しく接待で使いました。
8000円のコースは価格を考えれば内容はいい。プラス2000円すれば、山形牛の焼き物をついてきます。経費だから気が緩んだのか、接待相手と調子に乗って次々おススメのグラスワインを飲んだのがいけなかった。何杯飲んだか、かなりの杯数と銘柄数のため、支払額は料理価格の3倍ほどに膨れ上がってしまいました。
これだから「経費」はダメなんですね。ワインリストにはリーズナブルなワインも多く載っているので、自腹の人はリストから頼む事をお勧めします。
コリアン ヴェジタブル チェファ 銀座
雑誌のニューオープン特集にでていた野菜をメインにした韓国料理屋。野菜好きな私はかなり期待したのですが、現場に行ってがっかり。エレベーターのない老朽ビルの4階で、階下は「トラジ」。そうなんです、トラジが新しく模索した新形態の店なんです。
新幹線が見えてしまう借景にプアな内装。満席だと飛び込み客を断っていましたが、20時過ぎまで半分も埋まっていませんでしたから、ただのやせ我慢か。女性同士の客がターゲットのようですが、5千円を超える客単価ですから、厳しいのではないでしょうか。
期待が大きかった反動なのか、私の再訪はないでしょう。

最近訪問した店 短評編

皆さん、楽しいGWをお過ごしでしょうか。旅行などへお出かけの方も多いと思います。私はいつものことですが、GW期間中は自宅待機というかどこへも出かける予定がありません。店訪問の予定もほとんどありません。家族で映画や演劇鑑賞で過ごすつもりであります。
さて、詳しい評価は「店評価ブログ」に後日書くつもりですが、最近訪問した店のなかからいくつか、アクセス数の少ないGW中でもブログを読んでいただける読者のために書いてみたいと思います。
ラ ボスケッタ
グラナダの「キオラ」をやめた鵜野氏が開いたといわれる白金のイタリアン。ガラス食器の会社とのコラボという話ですが、私の推測ではただの「雇われシェフ」ではないかといった食後感でした。ハーブをうまく使用した繊細でいてしかしインパクトもある料理だと思っていたのですが、今度の新店はただの少量多皿料理になってしまいました。インパクトだけを狙ったフレンチみたいな料理。ガラス食器の多用もちょっと無理があります。客も週末だというのに5割ほどの入り。ワインリストもりプアですので、かなり修正しないと集客は厳しいでしょう。
ぎたろう軍鶏炭火焼鳥 たかはし
過食のオコチャマなどヨイショ系が絶賛しているフレンチシェフから転身した高橋氏の店。どれほど美味しい焼鳥かと楽しみにしていたのですが、結果はまったくの駄目だしでした。
まず本当に質良い軍鶏なのか。ほとんどの焼鳥が肉の旨みを感じさせてくれません。また焼き方も下手。ベチャベチャのような感じです。火力が足りないのが直ぐわかります。炭火台を覗いたら、炭は白くなっているだけでほとんど発火していません。これでは「蒸し焼き」ではないか。
評判の親子丼も、既に火を入れている鶏肉をつかってさっと造ってくるのですが、まったく美味しくありません。「次郎」や「水谷(次郎 よこはま店)」、「さわ田」、「兼定」など有名鮨店を訪問することなく「入船」を日本一と評価してしまったオコチャマのこれまた勇み足であります。「世良田」の焼鳥と比べ物にならないというか、新橋の「鳥小屋」より駄目ではないか。夜は2回転営業のようですが、週末の1回転目は我々以外は1組しかいませんでした。
ポールボキューズ ミュゼ
これも予想通り駄目でした。まずこの大箱、夜は予約を取るようですが、コートや荷物を預かるスペースがない。どうするつもりなんでしょうか。
30分並んで入ったランチ。並んで入っている客はどんな事前知識を持って入っているのでしょうか。会話から判断しますと、雑誌で知ったようですが、「ポール ボキューズ」がどんな人どころか名前もよく覚えていない人ばかり。ましてやヒラマツの名を知っている人も少なかった。だいたいマスコミではボキューズ初上陸のように言っていますが、これは「ブラッスリー」がはじめて上陸しただけのこと。ミッドタウンに入ったジョエル氏が厨房にいた銀座の「ポールボキューズ」は20年以上前でしたか、アークヒルズで客入らず閉店したフレンチも「ポール ボキューズ 東京」だったはずです。
特別料理として4500円の「トリュフ 卵の皿焼き フォアグラ添え ソースペリグール」を食べましたが、目玉焼き2枚にフォアグラ角切りとスライストリュフ、そしてツメの緩いペリグーソースを掛けただけのもの。これで4500円はこの雰囲気では高すぎるというものです。1800円のランチをやめて2500円だけに絞った営業も、強気で嫌ですね。