「店評価ブログ」を更新しました

日本フードアナリスト協会代表理事・横井裕之氏から今のところクレーム、内容証明が来ないのでホッとしています。古川修氏に加えてもう一件係争を抱えなくて良かった、というのが正直な感想ですが、今後の推移を見守りつつ、さらに問題提起を続けていく考えであります。
普段はブログや雑誌、TVなどで自分の考えなどを主張しているライター、自分の事業を宣伝してもらっている経営者が、ちょっと批判されたからと言って、反論して読者や視聴者、関係者にうったえ判断を委ねるのではなく、直ぐに司法に訴えると過剰反応していいものなのか。主張や宣伝など自分に都合の良い部分はマスコミを利用し、都合の悪いことを言われたらマスコミではなく司法へすぐ直行では、マスコミの「良い所」取りではありませんか。またマスコミに関係しているライター、マスコミに宣伝してもらっている経営者が、マスコミ自体を訴えるというのもいかがなものか。マスコミに関わっている人のやることとは思えません。
さて、「店評価ブログ」に2店を追加しました。
早稲田という立地の妙におされた「過大評価」な店と以前評した和食の「松下」、数年ぶりの再訪です。相変わらず料理は?の連続でしたが、今回新たな問題点をいくつか知ることが出来ました。結果はやはり「過大評価の有名店」と評価は変わりませんでした。
よくまあ、こんなに小さいタネばかり集めてきたもんだと変に感心したのが銀座の天麩羅屋「七丁目 京星」です。海老の数はかなり多いですが、それでもこのタネ、量で一人軽く3万円を超えるのはあまりにCPが悪いというものです。ビル立替のため、3月末で一時閉店、今秋に5丁目で再開するとのことですが、店名はやはり「七丁目 京星」のままなんでしょうか。

店評価でもフォローが大事

家電や車に限らずアフターサービスというものは必要というかユーザーには必須であると思います。これがなければ安心して購入できません。では飲食店評価の業界はどうでしょうか。
ヨイショや辛口に関係なく、世にはびこる「店評価」ライター(ブロガーも含めて)は果たしてフォローをしているだろうか。書きっぱなし、褒めっぱなしでその後は知らんぷりの人がほとんどではないか。書きっぱなしではないか。
唯一しつこくフォローしているのは山本益博氏。「れい家菜」や「ゲンテン」などオープン時に宣伝した店、プロデュースした店が集客に苦しんでいるため、自分の担当コラムでしつこく宣伝していますが、その効果はないようです。自分を大きく見せるため、「次郎」や「ロブション」との親しさを自慢するのも忘れていません。しかし、その他のライターたちはそのような姿勢がみられません。
友里も「あの店は今・・・」シリーズで主に辛口で評価した店を再度取り上げて再評価するよう努めていますが、ポジティヴに評価した店(これが数少ないんですけど)のその後のフォローはあまりしておりません。そのまま勘違いせず店運営をしていると思っているからですが、「友里に釣られて行ったけどぜんぜん駄目だった」、「以前と違って勘違いしてCPや味が落ちた」といった店がありましたらご連絡ください。友里を待ち構える店関係者のメール以外、出来る限りフォローさせていただきます。
さて、マスヒロさん以外のライターはどうでしょうか。まったく書きっぱなしではないでしょうか。
たとえば先々週の発売だったと記憶しています「週刊文春」の「斬り捨て御免!食味探検隊」。甘露寺聡氏という銀座の若旦那が神泉のイタリアン「アルキメーデ」に対してかなり厳しい批判をしていました。総合点は67点。69点以下は「おごりでも行きたくない」ですから完全な駄目だしです。
私も以前のブログで、なぜシチリア料理でアラカルトがなく、小学生以下お断りにするのか。大食漢を自負する私でも食べきるのに苦労する、つまりほとんどの客が食べ残す量をなぜ出すのか、前菜やパスタなど皿数が多いのはいいが、味が単調すぎる、と甘露寺氏と似たような問題点を挙げました。ネットでもそのような意見を見ましたし、実際集客はそれほど順調ではないと聞いております。この店はオープン直後、自称農産物流通業者、実際は食材業者・飲食店の宣伝屋にしか見えないやまけんさんや彼と交流のあるあの古川修氏が絶賛していた店であります。とくに古川氏は、「すぐにイタリアン好きの間で噂が広まり、連日満席の店になりそうだ」と予想をしておりました。彼らはその後の店の様子、世間の評価が気にならないのでしょうか。
私がオープン当初から運営が難しいだろうと予想したカレーの「ラ・ソース古賀」。「さとなお」さんや彼のお友の伊藤章良氏が絶賛していましたが、集客に苦労して一年前に夜はビストロに変更しましたが相変わらず夜客がいません。
私が思うに、彼らは料理単品しか見ていない。井の中の蛙で味がわかるかわからないかは別にして、立地、値付け、経営姿勢、コンセプトといったトータルをまったく考えていないのです。「ゲンテン」や「れい家菜」にしても、ちょっと経営がわかる人がみれば、客は来ないだろうということは直ぐわかるはずだと私は考えます。
絶賛した責任ではないですが、集客に苦しむ店のため、ただ「宣伝」するのではなく、集客に寄与する経営戦略をアドヴァイスしてあげたらどうか。見る目がなかったのでしょうが、書いた責任としてフォローしてあげることが、問題点をほとんど指摘しない宣伝系のライターの義務だと考えます。

東京ミッドタウン 3 

日本フードアナリスト協会に関わった方からのメールはわずか1つでありました。フードアナリストが既に千名に達しているといわれているのに、自慢ではありませんが最近はアクセスも増えてきた友里HPを読まれている方が1名だけとは。本当にそんなにアナリストがいるのか疑問です。私の周りでもそんな話を聞いたことがありません。
さて、ちょっと落ち着いてきたでしょうか、「東京ミッドタウン」。平日は割りと空いているようで、駐車場は満車になっておりません。土日でも午前中の早い時刻なら大丈夫なようです。
一番混んでいたと想像できるオープンして一週間たった日曜日、12時前に着いたらデリやフードコートを除いてガレリアの店はもう入店ができませんでした。諦めかけて最後に行ったのがハンバーガーのイートイン「Baker Bounce」でした。テイクアウトは行列が出来ているのですが、店内で食べるのを待つ客はゼロ。運よく入店できたのですが、その後も簡単に入店できたことから、ここは立地的に不利なのか穴場の店といえるでしょう。1000円前後で各種バーガーが食べられますが、アメリカ本場のものを期待するとちょっとがっかりします。炭火で焼くというパテは結構薄いんです。しかし、宅配のフランクリン、ホームワークスなどが1400円はしますから、この値段では仕方ないかもしれません。スタッフは不慣れな人が多いですが、店長は融通が利く人で、私はこれからもどこにも入れなかったらこの店へ入るつもりです。
詳しくは「店評価ブログ」に載せますが、ひどかったのが「天ぷら 山の上」です。職人が若いからなのか、揚げの技術は並、タネ質も普通で、価格は高額店と同じ。CP悪かったですね。油も交換していないのか真っ黒に見えました。換気も悪いようで、店内どころかエスカレーターでこのフロアへ降りたら、油の匂いを感じました。窓際に配したタネをいれる冷蔵庫。トップがガラスなのですが、もろに日が当たるようです。稚鮎の水槽のも日が当たるようで、これは問題ではないでしょうか。
ランチだけですが期待していなかった割に良かったというか、駄目だろうと思って入店して良いんではないかと感じたのが「ハル ヤマシタ」です。サラダ、スープ、ブレッド、カレー(ビーフの質は違うかも)、デザートは共通で、メインがオーシャントラウト、イベリコ、特選神戸牛、純血神戸牛の違いで2500円から6千円超まで。この内容で、2500円はお得です。カレーも玉葱をふんだんに使っていてなかなか良かった。私は専門店の「ラ・ソース古賀」よりこういうタイプの方が好きです。
夜は5800円の単一コースだとか。昼より夜の方が安い店ってのはあまり聞いたことがありません。