謹賀新年

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
早いもので友里征耶として5回目の元旦ご挨拶となりました。デビュー当初は「一発屋」というか、その一発も当たらず出版と同時にひそかに埋もれてしまう可能性が大きかったですから、平成20年もまだこの活動をやっているとは想像もつきませんでした。
性格の悪い料理人、客を大事にせず利益ばかり考えている経営者、店や料理人との癒着しか考えていない料理評論家、ライター、自称ジャーナリスト、放送作家の方たちにはお邪魔でしょうが、出来るだけ長く続けさせていただきたいと思います。
家柄偽装問題、ミシュラン批判で注目されたこともあるでしょうか、ブログを含めてHPへのアクセスはおかげさまで順調に伸びております。平日のセッション数は7000、ヒット数は13万をコンスタントに超えるまでになりました。あらためてここに御礼申し上げます。
さてこのHP以外の今年の主な活動予定は、友里のベースロードである「日刊ゲンダイ」のコラムが一応3月末まで続く予定です。そして昨年末にご連絡しましたが講談社のポータルサイト「モウラ」で1/7(月)から週2回(月、木)コラムを担当することになります。ミシュランネタですから多分年末のミシュラン発売まで続くと思います。
出版としては年末のミシュラン発売(といっても昨年のような注目はないでしょう)に合わせて講談社から出すことができれば、そして掘っていただいた井戸元といいますか、グラフ社からも出せればと思っております。マスヒロさんのミシュランガイド本のように、薄くて内容のないものなら簡単に出せるのですが、売れ行きを考えるとしっかり企画しなければなりませんからまだ白紙状態であります。少なくともJ.C.オカザワとの共著はないと思います。
あと単発で週刊現代、週刊文春、女性自身、週刊朝日など週刊誌や文藝春秋などの月刊誌からお声がかかることを期待して今年も頑張っていこうと思っております。どうかよろしくお願い申し上げます。
今年も限られた予算の中で店訪問は続きます。読者の皆様と今年はお店で遭遇するかもしれませんね。かなりお酒を飲みますが取り乱さず食べまくっている楽しそうな男女のグループを見かけましたら、その中に友里がいるかもしれません。
それでは今年もまた一年、お付き合いをよろしくお願い申し上げます。

今年も一年、大変お世話になりました

あっという間の1年でした。相変わらず店癒着の評論家、ライターが跋扈する飲食店業界にミシュランまで乗り込んできた2007年。
普段外食をしない人たちにまで影響を与えた事は、ある意味評価できるのですが、店側とシェイクハンドしてしまったミシュランをそのまま信じこむ人も増えてしまったのではないかと心配です。
山本益博氏、犬養裕美子氏、来栖けい氏、大谷浩己氏、浅妻千映子氏、森脇慶子氏、横川潤氏など一般客ではない店側スタンスのライターばかりの日本で、ミシュランまで彼らの陣営に加わってしまったのです。友里流に言わせていただければ、日本の悲劇というところでしょうか。
最近はJ.C.オカザワも貯えがなくなってきたのかラーメンだ、焼きトンだとB級グルメに転換して脱落していまいました。来年は柳生九兵衛氏とバトル本を共著で出してもらいたいものです。
そんな孤立無援の友里ですが、来年からもう一つ、定期的な露出媒体が増えることになりましたのでここに紹介させていただきます。
今年はじめ講談社から出版のオファーをいただいたのですが、色々と協議していくうちにまずは、講談社のポータルサイト「モウラ」のコンテンツの一つとして担当することになりました。
http://moura.jp/
来年の1月7日の月曜から週2回、月曜と木曜に更新する予定ですので、このブログ同様、ご贔屓にしていただければ幸いです。
内容はこのダイアリーや「店評価ブログ」とは重複するものではありません。すべて書き下ろしであります。
ミシュラン掲載店に的を絞り、友里流に評価していく内容となります。
さて、今年最後の「店評価ブログ」を更新しました。
大阪で出した寿司屋が好調だったからでしょうか、社員からの「東京で勝負したい」という声にこたえて島田紳助が進出を決断して出したのが、西麻布の「寿司 はせ川」。
予想通り私的には、東京への進出は10年早いというか、紳助は東京の高額鮨屋を知らなかったというか、レベル的には他の高額鮨店とまったく勝負にならないお店でありました。お暇な時にお立ち寄りください。
最後に。
今年も大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。
年末年始、個人的にバタバタしそうですので新年のご挨拶が遅れるかもしれません。ご容赦ください。

やっぱり皿だけではわからなかったミシュラン調査員

ミシュランHPのプレスリリースに、ミシュランガイド東京版の正誤表が掲載されています。
店名など基本データの間違いを増刷版で何ら修正されていない不誠実さに、各方面の人から批判がでていましたから慌てて対応したのでしょうか。まずはご覧ください。
http://www.michelin.co.jp/media_center/news/corporate/071210-2.html
このなかで笑ってしまったのがP265での正誤対比です。選ばれたために、1つ星の権威を一気に陥落させてしまった店の代表格の一つ、「森本XEX」での記述の一部で、「千葉産の伊達地鶏」を「地養鶏」と修正しています。
この誤掲載の原因は
1、 調査員が食べて「地養鶏」を「伊達地鶏」と間違って判断してしまった。
2、 店側の説明を聞き間違えて書いてしまった。
3、 昨今の偽装問題の拡大で仕入れルートからの漏えいを恐れて、店側が慌てて説明を修正してきた。
この3点くらいしか考えられませんが、第一項はまずあり得ません。他の店の記述でも言えることですが、ミシュランは自分の検証をまったく載せず店側の口上しか垂れ流ししていないからです。「地養鶏」を食べて「地鶏」と間違える舌の持ち主で、知っている地鶏の銘柄が「千葉の伊達」だった、などという可能性はまずないでしょう。ここまでいい加減な調査員なら日本からの撤退を私はおススメします。
おそらく、第3項に限りなく近いのではないかと私は考えます。いくらミシュランの調査員のレベルが低いからと言って、「地鶏」とどちらかというとブロイラーに近い「地養鶏」の違いを知らなかったとは思えない。店側が「地養鶏」と発言して「千葉産の伊達鶏」と聞き間違うのは伝言ゲームでも無理ではないか。
どちらにしても今回、ミシュラン調査員は「鶏」の質が見分けられない普通の舌の持ち主だったということを自ら明かしてしまったということです。
おそらく日本人調査員も含めて、ヒラメ、カレイ、鯛、鱸など白身の魚の違いも食べてもわからないのではないか。何千、何万という数は必要ないですが、ある程度食べ比べた経験がなければわかるはずがないからです。こんな「地養鶏」と「地鶏」の区別もつかないような低レベルの調査員が「鮨屋」や「割烹」を評価しているのですから、如何に「ミシュランガイド東京版」がいい加減な評価であるかがわかるというものです。
話は変わりますが読者の方から銀座の「リョウリ ゲンテン」が閉店しているとの情報をいただきました。早速確認に行ったところ、1階と同じくバッグなどの展示フロアになっており、電話も留守録になっていましたから完全に撤退したようです。
角館の地だからこそ評価を得ていた料理人を勘違いさせ銀座に引っ張り出してきた山本益博氏。バッグメーカーのゲンテンをスポンサーにするという評論家の領域を踏み越える「プロデュース」をしてしまうこと自体も批判の対象ですが、あれほど雑誌で煽って宣伝したのにこの結果。
マスヒロさんの舌というか見る目もまったくたいしたことがないということがわかります。プロデュースのセンスもまったくない。
こう書くとご批判もあるかもしれませんが、飲食店をやろうとしている方は、マスヒロさん、犬養裕美子さん、山本コテツさん、小山薫堂さんなどに知恵を借りるよりこの友里に相談された方が流行る店ができるのではないかと思います。儲けることは絶対出来ないでしょうけど。
ネットでは友里が昔ワインバーを経営していて潰した、といったまったくのデタラメを吹聴しているアンチファンがいるようですが、飲食店の皆様、そのような事実はまったくありませんのでご安心ください。