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問題提起
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- 2008年07月14日(月)|
相変わらず「モウラ」のコメント欄が炎上に近く、内容も2ちゃん化した投稿が多くなってきました。講談社とサイト管理会社が、よほどの内容でない限り規制はしないという立派な方針を立てている結果でして、これは一種の自業自得と甘んじて受け入れております。
さてそんな変な書き込みの中で、ちょっと考えさせてもらったというか、あらためてミシュランの評価がいい加減だと再確認したキッカケのコメントがありました。
「ミシュランは合議で判断している評価システムなので信頼できる」。
本当にそう信じていらっしゃるなら正に友里が言うところの「純粋な読者」であります。1500店のプレリストから5人だか6人の調査員が1年半で3回から5回も訪問したことになっておりますが、昼夜訪問したとして(夜しかやっていない店も結構ある)、物理的に各調査員が複数回店を訪問することは不可能です。つまり調査員全員でもって複数回行くのが関の山、訪問しないでその「合議」に参加する調査員も多いと言うことです。
そんな合議、意味あると思いますか。
また、仮に全員が訪問していたとしても、味のわからないレベルの低い人たちが何人集まって合議しても意味があるとは思えません。なぜ、ミシュラン調査員に個々のレベルについての疑問が少ないのか。
ミシュランの最大の欠陥は、各調査員の顔というか個性がわからないことです。
覆面でも構わないのですが、5人、6人いるという調査員各人のコメントを発表していないので、その資質がまったくわかりません。どんな判断基準をもっているのか、どんな料理を評価する人なのか、がまったくわからないのです。
もしかしたら、6人もおらず、適当に評価しているだけではないか。ミシュランは肝心な調査員を秘密にして逃げていますが、本当に複数人存在しているのか、まともに調査しているのかも本当のところはわかりません。
私の言動には懐疑的なのに、ミシュランの言うことは頭から信じる方がいらっしゃるのが不思議であります。
味の志向は人それぞれ違います。絶対はないのです。どんな料理が好きなのか、どんな意見を持っているのか、といった評価する人の考えがわかってこそ、自分の意見と対比することができ、結果参考にする事が初めて出来ると思います。
それこそ「どこの馬の骨」かわからない、しかも本当に6人いるかもわからない、そして本当に店へ行っているかもわからない「調査員」たちがいくら集まって合議しても、それを素直に信じるのはあまりに脇が甘いのではないかと再考した次第です。
「調査員はミシュランの基準で選んで3ヶ月研修したから大丈夫」と言ったもの勝ちでその調査力を誇っていますが、誰も第三者的に証明できない内容なんですね。
100年以上前にこのような評価をしたガイドはなく、それはそれで存在価値があったと思いますが、フランス版からして実は元々たいした「評価」をしていなかった「適当なガイド」であった可能性もあるわけです。
それを我々は金科玉条として信じてしまっただけではないか。
同じ合議なら、未だ各人の顔が見える「東京最高のレストラン」の方が、評価結果の信憑性は別にして、利用価値があると考えます。
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店訪問
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- 2008年07月12日(土)|
「モウラ」のコメント欄がかなり加熱してきました。これがいわゆる「炎上」一歩手前と言うのでしょうか。
http://tomosatoyuya.moura.jp/?p=60
http://tomosatoyuya.moura.jp/?p=59
密室ではなく公開で質問したい。彼らの立派な言い分ですが、本質ではなく言葉尻とらえたつまらない突っ込みや勝手な「決めつけ」(私に言わせるとデタラメ)でコメント欄が消費されるのは有意義ではないと思います。彼らにとっては「有意義」なんでしょうけど。
グルメバトルの出版の際、「上湯が調味料だと思いこんで叩かれた」なんてよくまあ、こんなデタラメが書き込めると感心してしまいます。これこそ「名誉毀損」ですね。彼(くいしんぼう)からメールさえ届けば、IP突き止めて提訴できるのですが・・・(笑
批判は大いに結構なので、彼らもサイトを立ち上げてそれこそ「公の場」で議論を交わしたいと思うのですが、そんなことは出来ないでしょう。
さて、3店です。
エディション コウジ シモムラ
批判的なネットのコメント(ブログ含め)を徹底的に追求して削除させている、といった噂を聞いていたのですが、初訪問での感想は「美味しいじゃないか」。
想定外と言っては失礼かもしれませんが、お任せコース、美味しかったです。
この実力を普段も発揮しているなら、ネットの批判なんて放置していたほうが良いでしょう。
でも下村シェフ、かなり自信家というか「勘違いしやすい」人だと思います。
「ミシュラン2つ以上は確実」みたいなことを言っていました。どこかの店みたいに、掲載されてクオリティが落ちないことを祈るばかりです。
与太呂
天麩羅の1つ星ですが、この天麩羅が美味しいと思っている方、どのくらいいらっしゃいますか。人の良さそうな人たちばかりなのですが、肝心の天麩羅はカラッとしておらず(関西風だから仕方ないのか?)、これでは無星の「楽亭」や「はやし」が浮かばれません。
ミシュラン掲載断って地道に常連相手にやっていた方がよかったと思います。
鯛飯屋が天麩羅出している店と言う感じです。
あら皮
年々食後感に疑問がふくらんできたのですが、今回の訪問で評価を一変することにしました。
肉質もかなり脂っぽくなっており、他の店の霜降りと大差がなくなりました。
ワインは3万円前後が最低値と最悪。昔はもう少し安かった。こんなに脂が多くなったら、若くて安いボルドーで充分だ。
ということで、もうオススメできないと思います。一人8万円以上なんて考えられません。
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自己宣伝
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- 2008年07月11日(金)|
先日神宮前の2つ星和食へ行く前に、「ラ ポルト 青山」を覗いてきました。
このビルには例の「カシータ」が3階に入っております。案内板には「リゾート レストラン」とありましたから純粋なフレンチではないのでしょう。
今回立ち寄ったのは地下フロアであります。オープン当初にこのビルでの飲食経営は難しいと書いた記憶があるのですが、千代大海や片山晋呉の店(チャンコやスポーツバー)は見事になくなっており、なんとその辺りは大きなレストルームのスペースになっております。
そして「輿」という「スシブラッスリー」も「青山鮨 でじま」になっておりましたが、他の2店も含めて18:30では客の姿を店内に確認できませんでした。今後も苦戦が予想されます。
だいたい、この地に飲食含めショップだけのビルを建てる必然性があるのでしょうか。コンセプト自身に問題があると私は思っております。
さて、「モウラ」に2009年度版のミシュラン掲載を拒否した青山の1つ星鮨屋「海味」をアップしております。体育会系のノリの鮨屋、好みは分かれるところでありますが、ツマミや握りタネの豊富さは傑出しております。
ぜひお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/