三島にも行列の鰻店があった

先日所用で行った三島、昼前に終わってしまったので新幹線に乗る前に昼食をとることになりました。
同伴者から三島は「鰻」が有名だと聞いた友里、タクシーの運転手さんによると人気店は2店あるようで、観光バスが乗り付ける店はクオリティが落ちると判断、もう一店の「桜家」に決定しました。
鰻自体は浜松などの養殖物だが三島の湧き水で泳がすことによって旨い「三島鰻」が出来るとのこと。
果たして20分ほどででてきた鰻重は、タレは絡めながら友里にとっては「ワン オブ 蒸しの強い養殖鰻」でありました。鰻自体の風味を感じない、よく言えば上品な味わい。はっきり言えば、目を瞑って食べると食感でしか鰻とわかりにくい。
野田岩、尾花の信者が「とっても柔らかくて美味しい」という鰻と何ら変わるものではありません。
友里の持論に「あるレベル以上の養殖鰻は、どの高額鰻店で食べても同じ」というのがあります。
多少の「蒸し」の強弱があるでしょうが、それほどの違いを感じない。鰻は捌き何年、串打ち何年、蒸しや焼きで何年と有名鰻店主が言っているのを聞きましたが、はっきり言っては申し訳ないですが、「鰻修業」で5年、10年かかっていたら、一生和食店は開けなくなるはず。覚える技術、範囲は桁違いだからです。
有名和食店で傑出した鰻に遭遇する場合はありますが、有名鰻店に傑出したお椀など和食がないのがその証左であります。
三島の「桜家」で一番安い鰻丼、鰻重が2620円という強気の価格設定に驚いた三島短距離出張でありました。

大人のウォーカー 2月号

鳩山総務相が、日本郵政による宿泊・保養施設「かんぽの宿」70施設のオリックス不動産一括譲渡について問題提起しています。
オリックスの宮内義彦会長は政府主導の規制改革会議議長として郵政民営化を積極的に検討したご当人。譲渡先決定の2回の入札も透明性に問題があるようで、国民には「出来レース」と見られる可能性があるのが理由としております。
私も年末にこのニュースを知り、「オリックスはまたうまく立ち回ったな」と思いました。
政府からお手当をもらって決定した規制改革により、不採算な施設だったとはいえ格安で会長自らのグループがそれを手にして良いのだろうか。
私は以前からこの宮内という人の言動が「プロ野球関連」を含めて好きではありません。社会還元より我田引水による金儲けしか頭にないように見えるからです。
普通、「売り出し」とか「キャンペーン」の申し込みにはその会社の関係者は参加しないものです。(社員バーゲンを除く)
規制改革に積極的に関わった人の関連会社は、この入札に参加するべきではないと私は考えます。普通の感覚の人なら、そうするはずなんですけど。
仮に「正当な入札で落札した」というオリックス側の主張が真実だとしても、オリックスグループの辞書には、「矜持」、「李下に冠を正さず」といった文言はないと言うことでしょうか。
オリックス、我田引水でそんなに膨張、金儲けして何をしたいのでしょうか。
さて昨年お知らせしましたように、昨日発売の「大人のウォーカー 2月号」(角川クロスメディア)に友里征耶がちょこっと出ております。
ミシュランガイドの鮨店評価について、園山真希絵氏、早川光氏、横川潤氏、そしてこの友里がそれぞれコメントしています。掲載・不掲載の各店を挙げての各論的なコメントが多い中、友里はいつものとおり調査員の資質そのもの、ミシュランの評価方法そのものについて指摘しております。各人の立ち位置、考え方の違いがよくわかると思います。
また、「デパ寿司」についてもアドヴァイザーと紹介されていますが、ライターさんにちょっと協力してランキングなどをしております。
でもこの雑誌の読みどころはこの2つだけではありません。
「年に1回」、「月に一回」、「週に一回」と予算をパラグラフに大人のウォーカーが選んだ鮨店を多く紹介している企画は読者に参考になると思います。08年ニューオープンの店紹介もあります。
中には友里疑問の店もでていますが、「年一」以外の鮨店はほとんど未訪問の店、知らなかった店ばかり。
予算5000円前後の鮨店が自宅近くにあることを確認、機会があれば家族で訪問したいと思います。
ぜひご購入いただきお読みいただければ幸いです。

ひらまつ全レストランに革命が・・・

ウエッジウッド破綻のニュースが朝番組で盛んに取り上げられています。銀座出店の高額ブランドもイメージが落ちるのを承知で値下げするなど、不景気の影響でこの業界はかなり深刻なようです。
車の国内販売も28年ぶりの低水準となる508万台とその深刻さを朝刊が報じています。12月の販売数は統計を取り始めた68年以降初となる20万台割れ。
自動車メーカー各社は、ハイブリッドや電気といった次世代車に活路を見いだしたいようですが、果たして目論み通りいくでしょうか。
バブルの頃は1年や2年で買い換えていた乗用車ですが、今は5年、6年乗るのは当たり前になっております。
おおざっぱで単純な計算ですが、老若男女をひっくるめて4名で1台の車を持っているとしても総計は3000万台。6年乗り続けるとしたら年500万台しか売れない計算になります。そのうち外車の占める割合は5%以上あるでしょうから、今後も年500万台以上をキープするのは難しいと私は考えます。
この数年、国内の販売数は減少を続けていたはず。不景気とは関係なく車離れは進んでいたわけで、活路を海外へ向けていたところに円高と世界不況のダブルパンチを受けたわけです。
車は日本製ばかりではありません。有望な車消費国には各国のメーカーが押し寄せるはず。国内は車離れ、海外も競争激化ですから、次世代車を投入してもそう簡単に昔のバラ色な経営に戻れるとは思えません。
会社や製品に賞味期限はつきものです。「車」という単体でよくまあ何十年も勢いが続いたとものだと思うのが自然ではないかと私は考えます。世に永遠の右肩上がりはあり得ません。
世界同時不況の影響ではないと思いますが、この1月中旬より「ひらまつグループ」の18のレストランで「ワインプライス革命」が起きるようです。
http://www.hiramatsu.co.jp/restaurants/news/vin.html
「ブラッスリー ポール・ボキューズ」限定だったこの革命ですが、予想通りグループ全体に広げてきました。原価率が上昇し、客単価が落ちても客数を確保して総売上、利益の確保を目指す戦略なのでしょう。
ミッドタウンのイートインの店を昨年末で閉鎖したひらまつグループ。名古屋に新たにボキューズブランドのレストランをオープンしましたが、あまりに場所とタイミングが悪すぎ。
昨年発表した中長期計画は修正せざるを得ないと考えます。
それにしてもワインプライス革命、「・・・より適正な価格で楽しんでいただけるよう・・・」とありますが、「それでは今までの値付けは適正ではなかったのか」、「適正な商売ではなかったのか」と突っ込まれることを考えていない、脇の甘い宣伝文句であります。