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店訪問
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- 2010年10月17日(日)|
中国3都市で反日デモがあったようです。イトーヨーカドーへは投石もあったとか。根性あるなら中国政府関係へ投石してみろと私は中国人に言いたい。自分たちの不満を他国へ転嫁するな!
日本でも中国大使館近辺で反中デモがあったようですが、中国資本の店へ日本人デモ隊が投石したという話は聞きません。
髪型や服装のセンスだけではなく、中国人とは比べものにならないほど日本人の「民度」が高いことがわかると思います。
さて短評6店です。昨週から6店に増やしましたが、かなり前に訪問した感があります。
アルヴィナール
恵比寿の「イレール」のシェフだった島田氏が雇われシェフとして白金高輪へ新店を出してきました。
オーナーの意向なのか外人がホールスタッフの要のようで、若干違和感がありました。フレンチでいまどき、肉のグリル料理をメインにするのは時代遅れと思うのですがわかっていないようです。
グリルは避けてポトフを頼みましたが、煮込みが足りないのか牛テールが固くて食べにくい。味だけはやけに濃かったです。客が疎らだったということがすべても物語っているでしょう。
スカイ
ニューオータニのバイキング。以前の訪問でダメ出ししたのですが、「めしとも」の依頼で仕方なく再訪。平日で客は疎ら、もちろん料理はすべてお勧めできません。
新津鮨
正確には「青木 西麻布店」で土曜日に、予約があった時だけカリスマ鮨職人といわれる新津氏が奥さんと出てきて、別カウンターで開く限定鮨店。タネは青木の流用で、酢飯だけが新津オリジナルです。
トークは面白いのですが、ツマミや握りにまったく傑出したものを感じません。もちろん客は我々だけ。青木のカウンターも20時過ぎに外人二人客が入店してきただけでした。新津鮨は客単価が4?5万円ですから、日本で3本の指に入る高額鮨屋ではないでしょうか。
ザ・テラス
ウエスティンホテルのバイキング。おなじく「めしとも」の仕事で訪問しました。料理の種類も少なくイマイチでありました。再訪はないでしょう。
兼定
オススメ本の確認で数年ぶりの訪問。2番手が主人の弟ではなく、別人にかわっていてビックリ。
鰺や鯖の押し寿司や棒寿司の味付けは甘かったですが、他のツマミ、握りはそれなりに美味しかった。最近の鮨ボーイズとは違ったスタイル、たまに訪問したいものです。?
鳳仙花
MSGの添加を感じましたが、名物のホルモン鍋、サムゲタンと悪くはなかった。何回転もする盛況店であったと初訪問で知りました。
味濃く万人ウケする韓国家庭料理です。
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店訪問
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- 2010年10月16日(土)|
昨晩久々に交詢ビルのレストランフロア(4階)を巡回してきました。相変わらず人通りがなく、京都のバー?が出している自称京料理店では、女性スタッフが入り口に仁王立ちしておりました。客はその時間帯わずか1名。
六覚燈も外から見えるカウンターは客ゼロ。よねむら、かつぜんも外から見る限り厳しそう。そして私が驚いたのは博多の高額居酒屋「たらふくまんま」の閉店です。なんと7月2日付けで営業を終了しておりました。
客単価2万円超の店で、今時喫煙可と愛煙家には使い勝手の良い店でしたが、立地の悪さに加えてこの不景気が効いたのでしょうか。私の何回かの訪問のときは結構客が入っていましたから、閉店するとしたら他の店が先だと思っていただけに意外でありました。
銀座の他の再開発ビル(たとえばニッタビルとかベルビア)の店も厳しいはず。再開発ビルへの出店というビジネスモデルが成り立たないのは、アークヒルズや六本木ヒルズなどでとっくに立証済みのはずですが、世には懲りない人たちが多いようです。
先日あるフレンチのシェフから聞いた話しです。彼も熱心に銀座のある再開発ビルへの出店を口説かれたそうですが、
出さなくて良かった
と言っておりました。仲介業者(不動産会社)からは
貴方は選ばれたのです
とプライドくすぐる誘いをしてくるそうですが、撤退するときの違約金が半端ではない。客が来なくて赤字を垂れ流しても違約金が高すぎて撤退できない。こんなビジネスにひっかかることにないよう、市井の飲食店経営者、オーナーシェフは気をつけて下さい。
店評価ブログに、西麻布の鮨屋「野じま」をアップしております。ぜひお立ち寄り下さい。
さて週間食日記です。
月曜日
昼:銀座三越の和食店
夜:下北沢の鮨屋
予想していたとはいえ、5000円の和食はひどかった。運悪く訪問してしまった人、これが京料理と落胆してはいけません。まともな京料理はちゃんと現地に存在しております。
夜はオススメ本の確認。私の行動範囲からはちょっとはずれておりますが、食後感は良かったです。
火曜日
昼:新橋の立ち食い蕎麦
夜:南青山のイタリアン
昼に少しでも食べておこうと立ち食いへ。それなりの食後感でありました。
夜は久々に地下にあるイタリアンへ。オススメ本の確認です。客は少なかったけど、定番料理は美味しかった。
水曜日
夜:築地の天麩羅屋
赤坂の天麩羅屋にいたという人の独立店。ソムリエールがいるのがウリのようです。
日本酒よりワインの方が充実。しかも値付けがかなり安い。プレステージシャンパーニュを思わず頼んでしまいました。
肝心の天麩羅ですが、現時点では修業先より上に感じました。というか修業先が落ちただけなのかもしれません。
木曜日
昼:銀座ホテルの鮨屋
夜:広尾のソーセージ専門イタリアン
歌舞伎役者がオーナー(プロデュースだけ?)の鮨屋。ミシュラン1つ星です。本店より良いとは思いますが、赤坂店よりは食後感が落ちました。結構空いております。
夜はサルシッチャを前面に出すイタリアン。ランチのCPが良かったので夜を試したのですが、頼んだ料理が悪かったのか期待ほどのものを感じなかった。再訪が必要です。
金曜日
昼:銀座の生パスタ屋
夜:東麻布のフレンチ
コリドー街を歩いていて偶然見つけた店。ウリのカルボナーラを食べました。今までの人生で、食べた記憶がないカルボナーラでありましたが、想像していたものより濃厚でありました。
夜は小さなフレンチへ。週末だからかほとんど満席でした。オススメ本の確認でしたがCP含めて満足しました。
土曜日
夜:麻布十番の鮪・牛肉をウリにしている和食屋
10500円コースで多皿料理ではありますが、CPは悪くない。ほぼ満席でした。オススメです。
日曜日
昼:麻布十番のパスタ屋
夜:麻布十番の韓国料理
野菜をウリにしている店のパスタバージョン店。初回の訪問ではオイルと茹で汁がエマルジョン化しておらずダメ出しでしたが、今回は悪くなかったです。
夜は再度確認の訪問、相変わらず満席です。万人受けする味の濃さは添加物の投入だと思いますが、支払い額を考えると悪くはありませんでした。
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紹介
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- 2010年10月15日(金)|
ついに対ドルで80円突破も見えてきてしまいました。80円台に突入したというのに、日本政府は追加の為替介入をしないのか。最初の2兆円投入は何だったのでしょうか。
それこそ「柳腰」で円高対策でもするべきと考えます。(友里は原則為替放置が持論です)
昨日は嬉しいニュースもありました。チリの落盤事故、無事全員が救出されたのは喜ばしいことでありますが、救出された人々を見て私は不思議に思ったことがあります。
髭は剃っていたのかもしれませんが、みんな
髪の毛がサラサラ
なんですね。地中に2ヶ月閉じ込められていたのですから、体や髪は汗と汚れでグチャグチャだと思っていたのですが意外でありました。救出前、地中で風呂に入っていたのでしょうか。不思議です。
さて本日は「月刊めしとも 11月号」の発売日です。
メインの特集は「丼 100杯」。天丼、鉄火丼、海鮮丼、うな丼など丼がウリのお店を紹介しております。
過多のカロリー摂取を恐れる友里、滅多に丼物は食べないのですが、写真を見ていて食べたくなってしまいました。
ぜひ、ご購入の上チェックしてみて下さい。
さて恒例の有名・無名ライターウオッチングです。
まずはボクちゃん一番のプライドだけ高いJ.C.オカザワ。
ざっと見たところ今回の彼の出番は2ヶ所だけか。ゴージャス丼(38、39ページ)といつ打ち切られるかわからない連載「B級グルメ 男の作法」(70ページ)であります。
わずか3ページですから角川マーケティングからの来月の振り込み額はしれております。収入は角川頼りでありますから、年末近いというのに「せんべろ」や居酒屋以外の訪問は無理でしょう。
しかしこの「B級グルメ 男の作法」、今回は
ホッピー
の作法だとか。しかし中身のない文をグダグダ書いて、結論は白、黒、赤の3種あるホッピーを飲み比べろ、ですから呆れます。副題に
誰も教えてくれなかった
とありますが、こんなの教えてくれなくても結構と思う人は友里だけではないでしょう。まだ3回目にしてこのネタ不足での文字数稼ぎ、早晩打ち切りは確実か。来年は読めなくなるかもしれませんので、今のうちにぜひご覧下さい。
15年「世界一ソムリエ」を引っ張っている田崎真也氏の今回の「せんべろ」紹介は門仲の「大阪屋」。モツ煮込みがウリの店とのことであります。
しかし田崎氏にオカザワ、完全に担当ジャンルが被っております。ソムリエ協会副会長やワイン雑誌のオーナー、そしてタレントとしての忙しさがなければ、オカザワの仕事は田崎氏一人で充分か。知名度がはるかに違いますから、オカザワにとって田崎氏は大きな脅威であります。
王様・来栖けい氏の「おめがねレシピ」(95ページ)はなんと、昔TV番組で優勝したという「卵かけご飯」を登場させてきました。一粒で二度美味しいといいますか、同じネタで何回も稼げるビジネスモデルに脱帽です。
そして友里征耶の出番も2つだけ。読者に好評と言われている(ホントかよ?)「男と女の新レストラン」(96、97ページ)では
ビストロQ
を担当しております。「ahill」の雇われ料理人であった山下九氏の独立店と言われている赤坂の僻地の店。果たして女性を連れて行って成果が上がる店だったのか。結果はわかってしまう紹介になってしまいましたが、ぜひお読みください。
連載の「真・江戸前鮨入門」(93ページ)では、世界一小さい3つ星店(「小十」ではないんですね奥田さん、ご免なさい)の「鮨 さいとう」を取り上げております。
最近の訪問で、オカザワが泣いて喜ぶ「蟹」を食べている意味深カップルを目撃してしまいました。更に「海鮮度」が増したようにも感じますが、バランスのとれたツマミと握りを出す店です。
「月刊めしとも」、ぜひご購入の上(関東以外の方はアマゾンで)お楽しみ下さい。