シュークルートを食べ比べたぜ!(わずか2店ですけど)

讀賣グループの清武の乱、あの記者会見を讀賣グループ(新聞やTV局)は報道していないそうですね。
誰かも言っておりましたが、オリンパスや大王製紙の件、そして小沢問題には威勢が良いのに、自社を牛耳っている老害権力者の都合の悪いことには目を瞑るという

隠蔽体質

ホント、最低な自称「社会の木鐸」であります。讀賣グループ内で矜持というものを持ち合わせている社員が皆無なのが残念です。
会長(ナベツネ)がサラリーマン会長(雇われ会長)であるからか、社員も全員

悪い意味でのサラリーマン根性

が染みついてしまったようです。

さて、昨日のブログで取り上げた「ふぐ 福治」の肝中毒事件。おそらく医師の方と思われる読者から、この中毒についてご教授いただきましたので簡単に紹介します。

ふぐ毒(テトロドトキシン)は呼吸筋を麻痺させることにより死亡にいたらしめるものですが、一般に人工呼吸器につないでおけば半日ほどで助かることがほとんどです。後遺症などは全く残らないですね。(統計上95%ぐらい助かります。)

なんと、かなり高い確率で助かるというのです。だからといって肝を食べる暴挙はやめていただきたい(実際美味しくない)のですが、友里、当たったらほとんど死ぬと思っていただけに驚きました。また

よくふぐを食べた後に舌が痺れると言う人がいますが、実際に当たると痙攣するような痺れなので、舌や唇が痺れるなんて次元のものではない。よって友里が指摘のとおり、今回の女性の場合も含めて勘違いである可能性が高いのです。

やはり、件の女性、勘違いの可能性があったのかもしれませんね。しかしこの読者も友里も、決して「福治」を擁護するものではありませんので、ご理解ください。
要は、店も客も、「潰れる」、「死ぬ」というリスクをとるほどフグ肝は美味しいものではないから提供してはいけないということです。

さて先日友里掲示板で色々とご指摘を受けたアルザス料理の件、今回も本場へは行けませんでしたが、本場に近いと教えていただいた店(LE BEC ROUGE)と、観光客向けと言われるシャンゼリゼ通りに面した店(D‘Alsace)でシュークルートを食べ比べましたので、写真をいれて簡単に報告します。

まずは本場に近いと教えられたLE BEC ROUGE。自家製シュークルートに6ユーロのすね肉を追加しました。

LE BEC ROUGE  シュークルート

写真では対比するものがないのでわからないかもしれませんが、ボリュームは半端ではありません。日本基準で3人前くらいあるかも。勿論一人では食べきれませんでした。キャベツの量も半端ではありません。下記は肉をめくった写真です。

LE BEC ROUGE  キャベツ

そしてこれが追加のすね肉。

LE BEC ROUGE  すね肉

別皿ででてきました。これだけでも2人前以上あるかも。最近食が落ちていると言われている友里、見ただけでアウトでした。
本場に近いと言われたこの店の味付け、肉の味が非常に濃いからか、キャベツは逆に薄味で酸味がそれほどありません。バランスをとっているのでしょうか。

そしてこちらがシャンゼリゼ通りの店のシュークルート。

D‘Alsace  シュークルート

こちらは肉の味がそれほど強くない変わりに、キャベツがかなり主張しておりました。日本でよく出るザワークラフトのイメージに近いものです。量も適度でこれは食べきれました。

今回は2店でしたので大きな事は言えませんが、本場ものとはキャベツはさっぱり、肉はコッテリ、そしてボリュームがありすぎ、というものでしょうか。

まあ、京料理とはどういうものかと知りたくて京都へ出かけていき、ミシュラン高評価の

菊乃井、瓢亭、 木乃婦

などに間違って入店してしまい

これが京料理

と勘違いしてしまう場合もあります。本場にある店ならどこでも「本物」に出会うというわけではないのがご理解いただけると思います。アルザスの本場も例外ではないでしょう。

機会があればアルザスへ行って何店も食べ比べてみたいと思います。

最近訪問した店 短評編 2011-44

読売ジャイアンツの「清武の乱」、同調者がでてこず讀賣自体は沈静化をはかっているようで、このままではナベツネ体制が継続してしまいそうです。
讀賣は偉そうなことを普段から言っておりますが、社内に腹の据わった人が一人もいないのか。老害一人も退治できないのか。
他社記者もナベツネの存在悪を認めているというのに、讀賣は全員が上だけ見ている

ヒラメ

みたいな会社のようで、社員に人としての誇りというものはないのでしょうか。今回のクーデター、老害ナベツネを引退させる好機だと思ったのですが、讀賣グループのあまりのヘタレさにがっかりであります。ナベツネさん、実態はただの

雇われ会長

であって、創業家でもオーナーでもない普通人。なんでそんな普通人に、長期間にわたって権力を持たせ続けるのか。

讀賣はホント前世紀の遺物

のような会社であります。
さて友里掲示板やメールで教えていただいた「ふぐ 福治」の

フグ肝食中毒?

いくら常連?から頼まれたからといって、肝を出してはいかんでしょう。客から「絶対に口外しないから出してくれ。自己責任だ。」と頼まれたとしても、食中毒らしき自覚症状がでてきたら病院で即

フグの肝を食べた

と言ってしまうからです。人間いざとなったら助かりたいですからね。「内緒」や「自己責任」なんてアテになるものではありません。

しかしフグの肝は猛毒(神経毒?)で治療法がないと聞いたことがあるのですが、当たっても口の痺れだけでとどまるのでしょうか。翌朝に退院してしまったとありますから不思議であります。
禁止されている肝を出した店が悪いのは当たり前でありますが、この連れの女性、もしかしたら痺れは思い込みだった可能性もあるのではないか。
人間、気になるとなんか架空の自覚症状を感じることがあります。ですから余計に禁止されているもの、危なそうなものは絶対に客に提供してはならないわけです。
「絶品レストラン」(鉄人社)でもオススメしていた店だけに、友里は非常に残念であります。フグの肝は噂されているほど美味しくはないとか。店、客とリスクを冒してまでチャレンジするものではありません。

本日の店訪問記、今回は直近のパリ編であります。

ランブロワジー
うーん、今回の食後感は残念の一言。ラングスティーヌのカレー風味は以前のような感激はなく、ドーバーソールの白トリュフ掛けも肝心の白トリュフのクオリティがイマイチでありました。
確か厨房は息子さんに代替わりしたと聞きましたが、この食後感の変化はその影響なのか。それとも味音痴の友里の思い込みなのか。近々に再度検証に行ってみたいです。

ドーバーソール 白トリュフ掛け

アストランス
2年ぶり、2回目の訪問。結論から言わせていただくと、?

この店は東南アジア料理店だったのか

であります。ほとんどの皿、テイストがエスニック調なんですね。元祖ソースを造らない自称フレンチ、客の目先(舌先)を変えるため色々な調味料や香辛料に嵌まっているようですす。
コースは20ユーロ(210ユーロ)、ワインペアリング付きだと40ユーロ(330ユーロ)値上がっておりましたが、出てきたワインは

門上武司さんもシャッポを脱ぐデイリーレベル

コー・デュ・ジュラやプイィ・フュメ、パプの白に加えて、最後の肉料理(鳩)にはなんと

バンンドール

最後くらいブルゴーニュを出してくれ。前回はコルトンに美味いものなしと言いますが、ブルゴーニュのグランヴァンが出てきただけに残念でありました。

ル・ブリストル
3つ星3連発の最後にようやく当たりました。3年連続

野ウサギのロワイヤル

に挑戦しましたが、まずまず美味しかったです。前夜の店と違って

ソースもたっぷり

ありました。
しかし最近のフレンチでは白トリュフを無理に使用して料理単価(結果的には客単価)を上げようとしているようですが、美味しい皿に当たったことがありません。
ブリストルでも何皿か、白トリュフを使用した料理がありました。
白トリュフはシンプルな調理に向いていると思いますから、フレンチには合わないのではないでしょうか。でもソースを造らない(造れない)フレンチなら合うかもしれません。

野ウサギのロワイヤル

友里征耶の週間食日記 2011-29

ドジョウがTPP参加表明を1日延ばしましたが、結局11日夕に参加表明をしたようです。何のために1日延期だったのか。ドジョウの考えることはよくわかりません。何も考えず、お金が貰えるからだけで松下政経塾へ入った人ですから、たいした意味はないのかもしれませんけど。
何度も書いておりますが、権力行使でTPP参加宣言しても結構。しかし結果が散々だったら

潔く責任をとって腹を切る(政界引退)

すれば良いだけのことです。今の政治屋は判断ミスをしても自ら責任とらないし、周り(マスコミも)も追求しません。このような無責任な風潮は大企業も当てはまるのはオリンパスが証明しています。
自浄作用のない政界に経済界、個人主義の行き過ぎで資本主義や民主主義が行き詰まっているのではないでしょうか。

さて店評価ブログに、食後感が悪いのに客だけは入っている「マサズ キッチン」と、料理もワインも値付けが高すぎるイタリアン「ベカッチャ」をアップしております。
ぜひお立ち寄りください。

それでは週間食日記です。

月曜日
昼:新宿のデパート内寿司屋
夜:内食
イタリアンフェアへ行ってついでに入店しました。相変わらずカウンターも満席の人気でビックリ。常連も多いんですね。普段は行かない海鮮系の寿司を食べました。

火曜日
夜:紀尾井町のホテルのダイニング
ザイテンの掲載物の取材で訪問。今回はバーでハンバーガーやブラックアンガスを食べましたが、食後感は変わらずイマイチでありました。

水曜日
夜:銀座の鮨屋
個人的な接待で久々に訪問。充実したツマミとまずまずの握りで満足。当日でも簡単に予約が取れる店でしたが、この日は満席。もしかしたら混んできたのかもしれません。

木曜日
夜:六本木の和食
こちらは数日まえでも予約が入っちゃいました。でも当日は満席でしたから、寸前に予約が集中するのでしょうか。マツタケと鰻を堪能しました。

金曜日
夜:六本木のイタリアン
料理は可もなく不可もないけど、いかんせん値付けが高すぎ。ワインも高いです。再訪はないでしょう。閑古鳥に近い状態でした。

土曜日
夜:内食

日曜日
夜:内食