「店評価ブログ」を更新しています

倒産しても店は営業しているはずと聞いて、昨日の昼に珍しくランチを食べに行ってしまった「銀座 キャンドル」。
しかし期待に反して店は開いておりませんでした。近くには債権者なんでしょうか、「世田谷(商事部門)とこの店の社長は同じなんですよね」、「現金決済で店だけは続けていくんですか」と携帯でどこかに問い合わせしている人がいました。

この不景気の中での倒産、銀座キャンドルに対して債権をお持ちのかたの心中はいかがなものか。勘違いして屏風を広げすぎた本人は自業自得でありますが、信じて取引してきた業者はたまったものではありません。
与信管理が甘かった、引っかかったのも取引を承諾した自己責任、と言ってしまえばそれまでですが、私は店経営者(飲食店に限りませんけど)に言いたい。

逆転可能かどうかを早く冷静に判断し、ずるずる事業継続を引き延ばすな

私も本業や、個人ではゴルフ場などで何回も引っかかったことがあります。倒産させた経営者たちは、すべて吐きだしたように主張しますが、債権者会議で見かける彼らの服装は以前と変わらず結構立派なことが多い。
その後首をくくった、なんて話も聞いたことがないですから、個人的にはうまく逃げ切っているというか、保全してから倒産しているんでしょう。
他人に迷惑をかける「多店舗展開」や「事業拡大」を思いとどまり、身の丈にあった経営を志すべきと考えます。

さて「店評価ブログ」に、一見客が潜り込むのは物理的に不可能なステーキ屋「かわむら」と、過食のオコチャマ・来栖けい氏のヘタ打ち(スケールの小さな資金募集)がなければ訪問する事がなかっただろうオデン居酒屋「元赤坂 ながずみ」をアップしています。
ぜひお立ち寄り下さい。

銀座キャンドルが倒産?

連日ブログのネタ不足に悩む友里に、掲示板で提示いただいたのが本日のお題であります。
味がわかっていたかおおいに疑問ですが、文化人や著名人が足繁く通ったという「銀座キャンドル」。
銀座にある普通の洋食屋なんですが、山本益博氏が絶賛し続けていたからか結構注目されていた店でありました。
自由ヶ丘にも支店を出すなど一時は勢いがあったようですが、3月31日、事実上の倒産となったようです。

http://www.tsr-net.co.jp/new/sokuho/1200871_717.html

記事によると倒産の決まり手は

昨年2月に近辺のレストランに対する酒類や食材の共同仕入れとして商事部門を設立した

ことでしょうか。横浜ららぽーとの支店は、オープンして半年ですぐ撤退したそうですから、リーマンショック後の不況の真っ直中でのこの事業拡大が、大きく足を引っ張ったといって良いでしょう。
以前のブログにも書きましたが、私は何回か同店を訪問。またマスヒロさん主催の食事会(グラスワイン1杯だけのCP悪い会でした)にも出席したことがありますが、勘違いせず地道にこの1店だけを謙虚に営んでいたら、こんな事態にはならなかったと考えます。

しかしここ数年のマスヒロさん絶賛の店、行き詰まってしまった店が目立ちます。
ソーホーズグループ(れい家菜)、genten、虎ノ門青柳、そしてこのキャンドル。
でもこのような結末は、マスヒロさんの応援によって店が行き詰まったのではなく、行き詰まりそうな店がマスヒロさんに救いの手を依頼しただけと私は考えます。
つまりもう、マスヒロさんのアドヴァイスやプロデュース、そして宣伝記事では客が増えないということでしょう。長い目で見たら、持続的な効果がないのではないか。

現在絶賛記事に頼っている店、これから絶賛記事を依頼しようと思っている店に私は申し上げたい。
集客への一番の近道は「食後感」の向上です。不自然な「ヨイショ絶賛記事」ではないと言うことに、そろそろ気付いた方が良いでしょう。

友里掲示板にアンチから、

また喜々として倒産情報を書いている
閉店情報の友里

と書き込まれそうです。

間違った友里征耶の情報が流れている!

昨日、「月刊 めしとも」の企画物で取材を受けたのですが、雑談で私に関する間違った情報をはじめて知りました。
そのフリーライターさんの話では、友里の店訪問には決まったやり方があるというのです。簡単に書いてみますと

1、??? 訪問日の3日前に人数変更(減らす)し、当日更に人数を減らして店の対応をみる。
2、??? 予約時刻より必ず遅れて店訪問する。
3、??? 料理のオーダーではあれこれ注文をつけて店の対応を見る

以前、ホテルの評価ではアクシデントを装ってその対応をみる手法を聞いたことがありますが、レストランに対して揺さぶってその対応を試すなんてことをこの友里がしているとの話が業界に流されていることに私は驚きました。

私を知っているレストラン関係者や出版関係者ならおわかりいただけるのですが、私は本業、副業を問わず昔から「時間厳守」の主義であります。
個人的にはルーズで脳天気でいい加減なところがあるのですが、対外的にはキッチリしているんですね。
予約時刻より早く入る(といっても迷惑になるのでせいぜい10分前くらい)ことはあっても、遅れることはまずありません。
例の「トトキ事件」の時、皿出しの遅さ(アミューズが40分出てこなかった)を指摘した友里に、十時氏が「遅刻してきて何言うか」と反論していましたが、途中の交通事情で遅れる可能性があったので事前に店へ遅れると電話したまでのこと。実際は数分の遅れ、多く見ても5分は遅れなかったと記憶しており、しかもこれは例外中の例外でありました。(実際、到着後のきっちり40分間、オーダーもとっくに終わっているのにアミューズが出てこなかったのは事実)

また人数変更ですが、デビューして7年、何百回と店訪問していますから同伴者の体調や急用で人数変更したことは皆無とは言いませんが非常に希であります。代替者を探してなるべく変更しないよう常に意識しています。ましてや当日の減員など意識的にするはずがない。

そしてオーダーの件ですが、私はアラカルトがあればその中から選びますし、調理法にあれこれ注文をつける(ソースを変えろとか)こともしません。食べられない食材もないし食材のアレルギーもないので、お任せコースの場合も一切注文はつけません。
ただ、いくつかコースがあった場合、高いコースを頼む習性があるのですが(安いコースで辛口評価すると文句を言われる可能性があるので)、その際安いコースにあるメインに変更をお願いすることがあります。
具体的に言いますと、高いコースはたいていメインの肉料理は「牛肉」の場合が多い。よって安いコースに仔羊料理があった場合それへの変更をお願いする場合はあります。安い食材に変更しても値切りませんから、店はたいていの場合受けてくれます。

つまり出回っている友里情報はまったくのデタラメということです。
7年も友里活動をやっているので東京の飲食店業界では「顔バレ」がすすんでいるとは言え「覆面」をウリにしている友里です。自らこのような目立ち店を困らす仕草をするわけがないではありませんか。

?友里征耶は嫌なことをする奴だ

と世に浸透させようとする、アンチか批判された飲食店かヨイショライターの逆恨みによるネガティヴキャンペーンであると私は抗議したい。
でも今回「牛→仔羊」変更の話を書いてしまいましたので、今後はこのお願いもレストランで出来なくなりそうです。

あと驚いたのが、あの三鴨氏の「レトワール」の閉店事情。業界では

友里征耶のお陰で「レトワール」が潰れた

と言われているそうです。
とんでもない。私にそんな影響力があるはずがない。店を閉めさせる力が私にあるのなら、とっくに「次郎」や「ベージュ」、「バードランド」などが店仕舞いしているはずです。
「レトワール」の閉店は、訪問した方なら誰でもおわかりいただけると思いますが、三鴨氏自身の接客態度にあったのです。
料理自体は優れていましたが、食べに来た客が良い気持ちになれない接客を連発するため、常連がどんどん離れていったのが真相であります。

過去に辛口評価した「カメレオン」や「ガニェール」、「ラ・ソース 古賀」、「genten」なども閉店(ガニェールは再開しました)しましたが、それは私の評価の直接的な影響ではなく、食後感が良くないことが一般客に浸透していった結果なだけであります。
この料理と値付けでは集客は難しい、との予想が当たっただけであって私の評価の影響ではないと考えます。

話は変わりますが、ここのところ連続で取り上げている古川修氏とさとなお氏。
本日7:00現在で、未だに古川氏のブログ『創遊ライフ』の更新がありません。件のコメント欄は23もついており読者の要請も1つや2つでありませんが、御大の出馬がないのです。

http://superlife.at.webry.info/

その割に、Twitterでは毎日古川氏はつぶやいているようですから、ブログを更新する暇がまったくないというわけではないはず。

http://twitter.com/YoshimiFurukawa

しかし「ツィッター語」ってあるのでしょうか。

ランチなう
向かうなう

を見て、「なう」は最初入力ミスかと思ったのですが、滅多矢鱈と出てきますからミスではないようです。

そして、さとなお氏。自身の勘違いだけならそれは自業自得ですが、いっかいの高校生(ウメケンくん)を自分の都合(売名行為)で引き回し、ついには首相官邸まで連れて行ってしまいました。

http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2867.html

50近いオッサン(さとなお氏)でも、知り合って(松野代議士)、訪問して(首相官邸)、大物になったと勘違いして舞い上がった様を露呈して(自慢して)、イタサをまき散らしているのです。
年端もない若者が更に「勘違いして舞い上がる」のは想像するに難くない。
この少年の人格形成に責任を持たないとするなら、さとなお氏の罪は重いというものです。
しかしホント、幼いというか軽い思考の方だと思います、さとなお氏。