昨日、「月刊 めしとも」の企画物で取材を受けたのですが、雑談で私に関する間違った情報をはじめて知りました。
そのフリーライターさんの話では、友里の店訪問には決まったやり方があるというのです。簡単に書いてみますと
1、??? 訪問日の3日前に人数変更(減らす)し、当日更に人数を減らして店の対応をみる。
2、??? 予約時刻より必ず遅れて店訪問する。
3、??? 料理のオーダーではあれこれ注文をつけて店の対応を見る
以前、ホテルの評価ではアクシデントを装ってその対応をみる手法を聞いたことがありますが、レストランに対して揺さぶってその対応を試すなんてことをこの友里がしているとの話が業界に流されていることに私は驚きました。
私を知っているレストラン関係者や出版関係者ならおわかりいただけるのですが、私は本業、副業を問わず昔から「時間厳守」の主義であります。
個人的にはルーズで脳天気でいい加減なところがあるのですが、対外的にはキッチリしているんですね。
予約時刻より早く入る(といっても迷惑になるのでせいぜい10分前くらい)ことはあっても、遅れることはまずありません。
例の「トトキ事件」の時、皿出しの遅さ(アミューズが40分出てこなかった)を指摘した友里に、十時氏が「遅刻してきて何言うか」と反論していましたが、途中の交通事情で遅れる可能性があったので事前に店へ遅れると電話したまでのこと。実際は数分の遅れ、多く見ても5分は遅れなかったと記憶しており、しかもこれは例外中の例外でありました。(実際、到着後のきっちり40分間、オーダーもとっくに終わっているのにアミューズが出てこなかったのは事実)
また人数変更ですが、デビューして7年、何百回と店訪問していますから同伴者の体調や急用で人数変更したことは皆無とは言いませんが非常に希であります。代替者を探してなるべく変更しないよう常に意識しています。ましてや当日の減員など意識的にするはずがない。
そしてオーダーの件ですが、私はアラカルトがあればその中から選びますし、調理法にあれこれ注文をつける(ソースを変えろとか)こともしません。食べられない食材もないし食材のアレルギーもないので、お任せコースの場合も一切注文はつけません。
ただ、いくつかコースがあった場合、高いコースを頼む習性があるのですが(安いコースで辛口評価すると文句を言われる可能性があるので)、その際安いコースにあるメインに変更をお願いすることがあります。
具体的に言いますと、高いコースはたいていメインの肉料理は「牛肉」の場合が多い。よって安いコースに仔羊料理があった場合それへの変更をお願いする場合はあります。安い食材に変更しても値切りませんから、店はたいていの場合受けてくれます。
つまり出回っている友里情報はまったくのデタラメということです。
7年も友里活動をやっているので東京の飲食店業界では「顔バレ」がすすんでいるとは言え「覆面」をウリにしている友里です。自らこのような目立ち店を困らす仕草をするわけがないではありませんか。
?友里征耶は嫌なことをする奴だ
と世に浸透させようとする、アンチか批判された飲食店かヨイショライターの逆恨みによるネガティヴキャンペーンであると私は抗議したい。
でも今回「牛→仔羊」変更の話を書いてしまいましたので、今後はこのお願いもレストランで出来なくなりそうです。
あと驚いたのが、あの三鴨氏の「レトワール」の閉店事情。業界では
友里征耶のお陰で「レトワール」が潰れた
と言われているそうです。
とんでもない。私にそんな影響力があるはずがない。店を閉めさせる力が私にあるのなら、とっくに「次郎」や「ベージュ」、「バードランド」などが店仕舞いしているはずです。
「レトワール」の閉店は、訪問した方なら誰でもおわかりいただけると思いますが、三鴨氏自身の接客態度にあったのです。
料理自体は優れていましたが、食べに来た客が良い気持ちになれない接客を連発するため、常連がどんどん離れていったのが真相であります。
過去に辛口評価した「カメレオン」や「ガニェール」、「ラ・ソース 古賀」、「genten」なども閉店(ガニェールは再開しました)しましたが、それは私の評価の直接的な影響ではなく、食後感が良くないことが一般客に浸透していった結果なだけであります。
この料理と値付けでは集客は難しい、との予想が当たっただけであって私の評価の影響ではないと考えます。
話は変わりますが、ここのところ連続で取り上げている古川修氏とさとなお氏。
本日7:00現在で、未だに古川氏のブログ『創遊ライフ』の更新がありません。件のコメント欄は23もついており読者の要請も1つや2つでありませんが、御大の出馬がないのです。
http://superlife.at.webry.info/
その割に、Twitterでは毎日古川氏はつぶやいているようですから、ブログを更新する暇がまったくないというわけではないはず。
http://twitter.com/YoshimiFurukawa
しかし「ツィッター語」ってあるのでしょうか。
ランチなう
向かうなう
を見て、「なう」は最初入力ミスかと思ったのですが、滅多矢鱈と出てきますからミスではないようです。
そして、さとなお氏。自身の勘違いだけならそれは自業自得ですが、いっかいの高校生(ウメケンくん)を自分の都合(売名行為)で引き回し、ついには首相官邸まで連れて行ってしまいました。
http://www.satonao.com/archives/2010/03/post_2867.html
50近いオッサン(さとなお氏)でも、知り合って(松野代議士)、訪問して(首相官邸)、大物になったと勘違いして舞い上がった様を露呈して(自慢して)、イタサをまき散らしているのです。
年端もない若者が更に「勘違いして舞い上がる」のは想像するに難くない。
この少年の人格形成に責任を持たないとするなら、さとなお氏の罪は重いというものです。
しかしホント、幼いというか軽い思考の方だと思います、さとなお氏。