この弁解はかえってヤブ蛇だ、関谷江里さん

友里掲示板に情報提供された京都在住の店宣伝屋で自称ライター・関谷江里氏の

タダ飯要求宣言

まずはご覧下さい。(ブログの最後の段落です)

http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/2010/12/post-65b8.html

文面の上っ面だけを読みますと、

今までは店へ料理代を払っていた

とありますが、本当でしょうか。
以前にも何回か書きましたが、レストラン系ライターの原稿料なんてしれております。1本数万円が限界。たまに週刊文春に出ていますが、他は京都など関西に露出が限られている彼女のベースロードとなる収入は知れているはず。
臨時収入に値する印税にしても、彼女の本の売れ行きを考えたら100万円前後ではないか。
毎日昼晩と、客単価が5000円以上の店へ通うのが難しいのは算数が出来る人なら誰でもわかることなのです。
純粋無垢なわずかな彼女の信奉者以外は、

店を宣伝してもらうバーターで、どうせ店からタダで提供してもらっているのだろう

と思い込んでいたのではないか。今さらこんな弁解をしても誰も信じないどころか、冷ややかな目で見るだけではないか。
しかも

撮影したお料理代は原則、必ず(上代で)お支払いしてきた人生ですが・・・

とわざわざ

原則 (上代で)

と不自然な単語を入れるのもおかしい。
この自腹原理主義者・友里でも、店からたまに支払いはいらないと言った誘いを受けることがあります。まして店宣伝を生業にしている彼女に

今までからタダ飯のお誘いが原則かからない

はずがないではありませんか。
毎月と言いますか、しょっちゅう登場する店がいくつもありますね。

リプトン、京都ネーゼ、山玄茶、京都ブラントンホテル、にしむら・・・

これらの店が毎回関谷さんに料理代を請求していると思っている人がいるのでしょうか。また

上代

とはどういう意味なのか。普通上代価格というと

希望小売価格か定価

のことのはず。つまり客が支払う実際の価格は上代より低いので

上代価格>実際の支払い額

となるはず。ということは、関谷さんは他の一般客より高いコース料金を支払っていたと言いたいのでしょうか。
友里的に分析するとこの場合の「上代」はまったく逆。

一般客の支払い額>関谷さんの言う上代

ではないか。つまり店へ支払うとしても、料理の原価代だけとかオマケしてもらっていたのではないかという疑惑であります。
一般客と同じ支払いをしていたら、わざわざ括弧をつけて

上代で

なんて不自然な単語を入れるはずがありません。友里征耶が

私は上代価格で支払っておりますから、立派な自腹であります

なんて書いたら、アンチからの突っ込みで掲示板は炎上してしまうでしょう。
オマケして貰っていることがバレたときの伏線か、後ろめたいという思いから、

原則 (上代で)

といった単語を不自然に入れてしまったと私は考えます。しかし

今回は、甘えさせていただけるところには深く感謝してご提供いただくことにしました。

と来年出版するという本の取材でタダ飯宣言してしまって良いのでしょうか。これでは掲載された店は

タダ飯提供とのバーターでの掲載

と公に開示したようなもの。あのマスヒロさんだって、表向きは一切タダ飯を認めていない。他のライターでも、タダ飯を認めた人は私の記憶にありません。つまり関谷江里さんの

タダ飯宣言

は飲食系ライターの中では画期的な行動なのです。果たして読者は掲載された店に対し

タダ飯提供して店宣伝してまで客を取り込みたいのか

といった感情を抱かないものなのか。

ダーティーイメージ

が付いてしまうといったリスクを店は予測できないのか。少なくとも彼女の本に掲載された店は

タダ飯提供店

というレッテルを貼られることは間違いないでしょう。
何を血迷ったかわかりませんが、この時期わざわざこんな事をブログで公開した関谷江里さん、

完全な作戦ミス

であったと考えます。

さらば、パリ・ローマ旅行

大寒波による交通遮断、パソコン不調による代替機の選択、など色々と心配していた年末年始のパリ・ローマ旅行でしたが、昨日身内に急な不幸がでまして当然のことですがキャンセルとなりました。

業者と葬祭の打ち合わせの合間に、航空券、ホテル、レストランの予約取り消しを連絡、知人にはタクシー手配やガイドの取り消しもしていただきました。
一昨年に父が死んだときは、通夜前日といえども予約を取り消さず店を訪問した友里でありましたが、さすがに家族との海外旅行を敢行することは無理。出発日が通夜に重なってしまったこともありますが、この年末年始は家でじっとしていることになりました。

そう言えば昨年の夏も出発前日に家族が食中毒になって、フィレンツェ・ローマ行きを断念したことがありました。
今回もローマでの宿泊は同じホテル(未宿泊)を予約していたのですが、このホテルとは縁がないということなのか。パリのホテルも初宿泊となるところでありましただけにちょっと残念。
夜のランブロワジーやネタになるビストロ、そしてトラットリアも予約していただけにこれまたガッカリではありましたが、家族には来年にチャレンジしようと納得させた次第であります。

この数年で身内の臨終に何回か立ち会って思ったことは、

俺もあと何年生きられるのか

でありました。数字的には平均寿命の7割弱に達してしまったこともあり、また昨年は大学時代の友人が他界したこともあり

というものを大きく意識するようになってしまった。
料理人やアンチの攻撃には屁とも思わない友里ですが、あの世からのお迎えはまだまだ勘弁。
小山薫堂氏の言動で唯一肯定できる

一食入魂

で今後も「食」に拘り続けたいと思います。
大はずれと事前にわかっている店への訪問も

入魂

となるのが友里スタンスの厳しいところでありますけど。
でも、美味しくない大味の店などを絶賛し続ける小山薫堂氏や秋元康氏よりは

まともな食経験

を今後も経験できると自負しております。
アンチからは

そろそろ舌(味蕾細胞)がすり切れる歳だ

と揶揄されることもありますが、今後も本業、副業含めて悔いのないよう、友里流にやっていきたいと思います。

やはり移転だったヒロソフィー

欧州は近年まれに見る寒波の襲来だそうです。空の便もかなり混乱しているようで、特にヒースロー空港がほとんど機能していないとか。
雪対策の費用をケチっているから雪が降るとすぐギブアップ。私も11月の訪欧で欠航というパンチをくらいました。
報道によれば、トップの報酬より安い費用で出来る雪対策をおざなりにしているそうです。どの国の大会社のトップにも、己の実入りしか考えていない人がいるものです。
客入りが厳しいからとスタッフの給料や料理原価を落としても、己の収入や使う経費を減らさないレストラン経営者も同類です。サービス業はまず利用者(お客)第一を考えなければならないはずですが、その基本をわかっていない経営者が多いのが残念であります。

ヒースローに比べればまだCDGはマシとか。予想していたよりパリ市内の雪は少ないとの最新情報も掲示板からいただきました。果たしてこの週末無事にCDGへ降り立つことが出来るか。欧州へ行けなければモバイル問題もなくなりますから、ブログ更新は大丈夫であります。

さて読者の方から麻布十番のヒロソフィーの現状報告をいただきました。
予想通り(当たり前ですけど)、麻布十番店は閉鎖し、銀座の交詢ビルへの完全移転のようです。下記写真をご覧下さい。

ヒロソフィー移転通知

しかし麻布十番とはもう関係ないと言っても、この殴り書きのような「お知らせ」は如何なものでしょうか。せめて、PCなどで印刷した紙を貼りつけ、

長らくお世話になりました。ぜひ銀座店へもお越し下さい。

といった感謝とお願いの文も加えるのがサービス業の基本ではないでしょうか。

政府の発表とは別に、タクシーや飲食関係者の話を聞きますと、今年は昨年よりも更に売り上げが落ち込んだとか。調子がよいのは大企業トップの個人的な懐だけではないか。
タクシーもそうですが、飲食店の売り上げも先週でピークを過ぎたはず。己の生き残りだけを考えて、政権与党内で

内ゲバ

をやっている暇はないと思うのですが、学生運動家(スポーツ選手ではありません)出身の政治屋には世間の厳しさが目に入らないようです。

ところで年の瀬の慌ただしい時期に銀座へ移転した

ヒロソフィー

訪問した人、もしくは訪問した人の情報などをお持ちの方はいらっしゃるでしょうか。