企業によっては連休が本日を入れてまだ4日あるところもあるでしょうが、たいていは明日から出勤ではないでしょうか。友里も本日が連休最終日なのですが、6月中下旬に出版予定の「オススメ本」の原稿書き、なんとか脱稿できそうです。
ちょっと構成を漏らしますと、まずメインのオススメ店が96店。ジャンルはフレンチ、イタリアン、和食、中国料理、鮨(回転寿司を含む)、天麩羅、洋食、フグ、その他となります。その他には、すき焼き、韓国家庭料理、肉専門店(牛や豚)、焼き鳥、インド料理(含むカレー屋)、鍋などからデリバリーにまで及んでおります。
オススメ96店の紹介以外の項としましては
オススメ店を選んだ「評価基準」
良いレストランを探す5ヵ条
再確認で落選した店紹介
でありましょうか。
目玉は評価基準と落選店だと思います。
山本益博氏や現在友里掲示板で話題の関谷江里さんなどが今までに店紹介本を出していますが、彼らははっきりした評価基準を開示しておりません。また己の嗜好も明らかにしていないのです。例えば
タダ飯やコンサル料などバーター契約をした店を優先した
味に関係なく、特別扱いされて心地よかった店を優先した
自分は体質的にアルコールに弱いので、お酒を飲まないで食事している
自分は化学調味料の大量添加がわからない
自分は料理の味に拘っていないと言うか、よくわからない
といった記述を見た人はいないと思います。友里オススメ本では、個人的な嗜好も含めてより詳細に開示するつもりであります。(マダムの影響なども)
落選店紹介の原稿は本日書くつもりなので決定ではありませんが、この1年、あらかじめ作成したプレリストに載せた店を再訪して確認し、この食後感ではオススメ本に載せられないと判断した店を10店ほど簡単に述べるつもりであります。
関谷江里さんの新著と違うのは、脱稿から出版までのスケジュールでありましょう。彼女の本には「校閲」という関所がないようで、色校主体の校正のあと2週間ほどで出版(本人は校了して1週間で出せると思っていた)するようですが、拙著は普通のステップを踏むはずですので、
校正→確認→校閲→確認→印刷
となるため、脱稿から出版まで1ヶ月はかかると思います。
最後の関門は「タイトル」であります。現時点で決まっていないといいますか、出版社と協議するのを忘れておりました。何かお知恵がありましたらよろしくお願いします。
さて本日の後半は原発ネタ4連発です。
1号機に新冷却システム(外付け・空冷式)を取り付け、システム完成してから数日で「冷温停止」(水温が100度未満)を目指すというものです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110504-OYT1T00278.htm
原子炉建屋の中に人が入ってどこの部分にどのような接合方法で配管を接続するのか、といった疑問を投げるのは疲れました。大マスコミはこれで工程表がすすむと言わんばかりの論調でありますが、福島第一には
2号機、3号機、4号機
のトラブルが継続中であります。こちらの方の対策はまったく見えてこないと思うのですが、?
とりあえず国民の目先をそらす
ぶち上げ記事ではないかと思っております。
次は原発事業の海外戦略の見直しであります。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011050401000438.html
私の予想通りの展開になってきたようです。
一方、新成長戦略で「パッケージ型インフラ海外展開」と銘打ち、官民一体で進めてきた原発輸出に関しては「事故を起こした国による原発輸出が困難なのは明らか」(政府関係者)との認識が広がっている。
ただ、政府は昨年10月、ベトナムと新規原発2基の建設受注で合意し、トルコとも交渉を進めており、事故の検証を終えるまで「中断」とする方向で検討する。
東芝トップはこれらのプロジェクトに関して強気の姿勢を示しておりましたが、常識で考えればこうなるのは誰でもわかったのではないでしょうか。
福島原発の収拾状況を見る限り、事故の検証を終えるまでのこの「中断」が2年や3年の期間でないのは、サルでなければわかるはず。そんなに長く中断していたら、キャンセルとなって他国へ発注されてしまう可能性も高いでしょう。
次も友里の予測が当たりそうな記事であります。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110504-OYT1T00468.htm
国がはっきりした安全基準を示すまで、「定検で停止中の原発の運転再開を認めない」という首長がやはり出てきました。
問題は現在定検停止中の原発だけではありません。法では13ヶ月で原発は停止して点検しなければならないことになっております。
東電管内でも、柏崎で運転中の原発(4基あります)が、夏頃から随時この定検停止期間を迎えてくるはずなのですが、新潟県知事はじめ関係首長がどういう考えを示すか、注目であります。
最後は友里掲示板でも突っ込みがあった東電役員の報酬問題です。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110504-OYT1T00431.htm
私はこの目に見える役員報酬をいくら監視しても意味がないと考えます。東電は上場会社ですから、役員報酬の総額を開示する義務があるのですが、未上場会社にはその義務がありません。
清水社長はじめ東電役員は、東電の子会社や関連会社からも多くの報酬を取っているのではないか。上場していない子会社や関連会社からも報酬を取っているのではないか。
東電本体のおこぼれで存在している子会社や関連会社であります。この裏報酬についてもしっかり規制する必要があるのではないか。この裏報酬に興味を示す大マスコミが存在しないのが不思議でなりません。
昨日、避難所を訪れた清水社長に、勇猛果敢な女性が投げかけた言葉が印象的でした。
貴方たちが一晩で飲んで終わるような額のお金を貰って満足すると思っているのか
仮払い金100万円の事を指しているのでしょう。
死語になりますがピンドンやペトリュス、ロマコン(これは100万円を超えるか)を頼まない限り、相当な大人数で行かないと銀座のクラブでも1晩で100万円は使えないと思うのですが、清水社長の返答を聞いてみたかった。