ゾンビではなくフランケンシュタインが蘇るとは驚きました。育った環境が特殊だったのか、人情の機微を持ち合わせない孤高の人、岡田元幹事長が副総理格で入閣が決定との報道は
民主党の人材不足
の露呈を決定的なものにしてしまったのではないか。あの表情、あの口調を見る限り柔軟性というものをまったく感じないまるでロボット。おそらく冗談の1つも言わないのではないでしょうか。お金や地位があっても、すべて「割り勘」体質でありますから
女性に一番モテにくい
タイプと読みました。女性にモテないということは男にもモテる可能性は乏しい。世間知らずの典型みたいな人が団体を束ねることは難しいだけに、蛸や烏賊など軟体動物の爪の垢(そんなものあるか)でも煎じて飲ませてあげたいと思ってしまいます。
さて先日、ある出版社から出版のオファーをいただきました。昨年は2冊出版、しかし近著である
グルメの真実(宝島社新書)
が未だに増刷となっていないだけに大変有り難いお話と前向きに検討させていただくことになりました。
「グルメの真実」、初版が1万5000部といつもより多かったこともありますが、このままではJ.C.オカザワの専売特許である
初版印税もらい逃げ(オカザワの場合は初版数が数千部のはず)
になってしまいます。発売当初からなかなか現場の書店で見かけないだけに、頼りはネット販売でありましょうか。まだご購入いただいていない方はネットでご購入いただければ幸いであります。
さてこの数年で新書を2冊も出してしまったので、出版社側の提案は原点に帰って店評価に徹するというもの。しかも原点中の原点という
シェフ板路線
で行ってみようという話でまとまりつつあります。最近の読者の方(この5年ほど)はご存じないかもしれませんが、友里の原点であるデビュー作、連日出版社であるグラフ社にはクレームの電話が鳴り響いたという
シェフ、板長を斬る (グラフ社)
であります。一説には数万部売れたともいわれる、友里征耶一番の話題作でありました。
それまでは実名挙げての辛口評価は田中康夫氏の「いまどき真っ当な料理店」くらいしか存在していなかった中、料理人の性格や経営姿勢、CP(コストパフォーマンス)などにまで言及した内容に新鮮みを感じていただいたのでしょうか。
この本、そしてそれを出版したグラフ社なくして今の友里征耶はないだけに(現在もたいした存在ではありませんけど)、今でも時折読み返しております。それほど上達しておりませんが、当時の稚拙な文章力に赤面しながらも、初心を思い出しております。
友里の文章は、悪口、もとい辛口評価がもっともおさまりが良いと言われているだけに(筆も走る)、今年はもう一勝負させていただきたいと考えました。
2003年にデビューして出させていただいた著書は7冊。途中オカザワとの共著という迷作もありましたが、ここまでいくつも本が出せるとは当初思いも及びませんでした。
その幸運に感謝しながら、原点回帰で今年も頑張りたいと思いますので、皆様にはご支援、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。(アンチもね)