六本木も昔の渋谷みたいになってしまった

老体にむち打って埋没気味(石原さんは違うかも)の3人が行動を起こすようです。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120127-OYT1T00924.htm

勝谷誠彦氏は「身を捨てて」真の保守が立ち上がったと評価しておりますが、ヘソが曲がった友里は、都知事に逃げていた石原氏がこの政治混乱のドサクサにつけ込んで

総理大臣として人生を終えられる

と欲を出してきたと考えてしまうのです。
以前より平沼氏や亀井氏から誘われても首を縦に振らなかった石原慎太郎氏。声高に恫喝するかのような発言態度、実態は

気が弱い

ことの裏返しであります。必要以上に慎重で勝てると確信する勝負しかしない性格(ある意味当然ですけど)なだけに、今回本当に新党立ち上げに荷担するとしたら絶対勝てる(政界の核となれる)と判断したと思います。

まあその動機は不純であるかもしれませんが、保守と左巻きが呉越同舟となっている現在の各政党(特に民主党)をシャッフルするキッカケとなれば結果オーライであると考えます。

年寄りの冷や水

とならないことを祈るばかりであります。

さて前々から気になっていたのが六本木ブランドの地盤沈下であります。交差点を中心に、派手な看板を掲げた廉価な店が目立ちます。特に交差点から飯倉片町へ左サイド、一時の渋谷センター街と見紛う雰囲気であります。

友里の高校時代(40年前近くになるでしょうか)、渋谷はオシャレな街だったんですね。
「公園通り」なんて呼ばれていたパルコ(未だあるのか?)のある通り、確か店名が「時間割り」と記憶している喫茶店は、学校帰りのデートスポットとしてよく利用しておりました。今思い出すと限りなく洋食に近いかもしれませんが、小さなフレンチもその公園通りの近くにありました。パルコ脇(今はスペイン通り?)にはラブホをありましたっけ。

ところが何を勘違いしたのか更なる集客を狙った地元がターゲットにしたのが

ファストフードや廉価店へ入る若者

こう書いては怒られるかもしれませんが、あっという間に客引きばかりの汚い街(特にセンター街)になってしまった。友里も大人になってから渋谷へはほとんど近づかなくなってしまったのです。
最近は浄化というと怒られるかもしれませんが、通りの名前を変えるなどイメージアップに努めております。自業自得と言ってしまえばそれまでですが、渋谷は大変な遠回りをしたのではないでしょうか。

そして六本木。昨年交差点近くの浜松風お好み焼き店へ行く前にちょっと歩いてビックリ。外人の客引きばかりで、しかも外苑東通り(飯倉に向かって左サイド)の店はどぎつい店ばかりではありませんか。
学生時代は一種の憧れみたい場所だった六本木ですが、以前の渋谷センター街みたいな雰囲気になってしまっているのです。

先日この付近のフグ屋へ行く機会がありましたので、交差点からドンキホーテまで写メしながら再び歩いてみたのです。
交差点近くには「大阪の味」と書かれた大きな電気看板があるお好み焼き屋。
そして「すぱじろう」、「三田製麺所」、「FRiDAY‘S」というステーキハウス、トルコレストランが2軒にケバブ料理店。そして〆は「すしざんまい」であります。よくまあこの手の店が集まったなと感心してしまいました。

一世を風靡したロアビルも今ではただの雑居ビルみたいなもの。
なぜ星をとれたか疑問の「よしたけ」(3つ星)も銀座へ逃げ出した(実際はスポンサーとの問題?)ように高額店が激減しているだけに、これからも六本木のイメージは下がることはあっても上がることはないのではないでしょうか。

六本木の3つ星店と言いますと残るは今回昇格した「龍吟」でしょうか。この店の近くにもラブホがありますが、これ以上六本木の地盤沈下が進まないうちに移転を検討する必要があるかもしれません。

店評価ブログに新橋の鮎料理店「鮎正」と広尾(正確には南麻布)の焼き肉店「きらく亭」をアップしております。
ぜひお立ち寄りください。

ここまで勘違いしては滑稽なだけ、伊集院静さん

読者の方からの情報です。発売中の週刊現代のレギュラーコラムで、伊集院静さんがまたまたおかしな事(暴言)を書いているというのです。昨日やっと購入して読んでみました。
以前は、「鮨屋のカウンターに子供を座らせるな」と発言しておりましたが、今回は更に踏み込んだ勘違い発言。まず最初は

夕刻以降の鮨屋は、大人の男が懸命に働いた後に座るところだ。子供だけではなく、若い素人の女性も座ってはいけない(要約)

さすが京都の寿司屋で、他腹で舞妓や芸妓を連れ込んでドンチャン騒ぎをしているだけに、

若い玄人のバカ騒ぎは寿司屋で容認

とは恐れ入ります。己が懸命に働いているというなら、

なぜサントリーの社長はじめスポンサーに奢られまくるのか

と私は言いたい。「女、子供が働くか?」とも書いておりますが、

働いていると言っても、自腹でなく他腹主体のくせに、偉そうなことを書くな

 と、私は声を大にして問題提起したい。

ひとかどのことを成して、長くきちんと生きてきて、はじめて座ることができる場所が世の中にはあるのだ

とか宣っておりますが、自分がそのような人間だと自慢したかったのでしょうか。他腹主体のくせに。
普通、頭が良い人が自分は頭が良いと言わないように(友里は言っておりますけど 笑)、まともで謙虚な人はそんなことをほのめかさないものです。

だから私は成金が嫌いなのである

とも言っておりますが、ご自分は「成金」ではないと言うのか。典型的な成金&成り上がり思考の持ち主ではありませんか。
ちょっと文章が売れただけで、自称財界人に媚びへつらって高額店に出入りしているだけではないか。自分の経歴を鑑み、そして今の立ち居振る舞いを冷静に見てみたら

そこらの成金と大差ない品のなさ

であることが自覚できない滑稽さに笑ってしまった友里であります。
貸し切りで満杯と断られた銀座の鮨屋を後日叱ったとも自慢。

銀座の鮨屋が客に店を貸し切らせてどうするんだ。バカか、おまえは

と発言したと堂々と書いている伊集院静さん。何様だと思っているのでしょうか。その後、この鮨屋のことを友人に聞かれて勝手に

あそこは閉店した

と答えたとか。何という傲岸不遜というか勘違い人間というか。ここまでこの男を木に登らせてしまった

サントリー社長はじめ取り巻き(出版社も)や彼を慕うという女性たちの罪は重い

と友里は考えます。
しかしこの勘違いの年配ライター、寿司屋にどれほどのコンプレックスがあるのでしょうか。
原稿料や印税でしっかり稼いでいるのに、他腹で舞妓・芸妓引き連れてドンチャン騒ぎ

この品ない行動はまさに成金趣味

と思うのは友里だけではないでしょう。
本日は、他腹のくせに「モテモテ」な伊集院静さんへの僻みブログであります。

定昇や賃上げゼロでも役員報酬はやりたい放題なのか

錦織圭選手、ベスト8が限界だったのでしょうか。1セットも奪えず、第三セットは1ゲームだけと、結果的には惨敗となってしまいました。
昨日は移動の連続で試合は今朝のTVでのワンプレーしか見ておりませんが、昨日のブログで述べたような

何かがとりついたような奇跡的なプレー

は出なかったようです。股くぐりショットはありましたけど・・・
前日の混合ダブルスで体力の回復が出来なかったといった要因もあるでしょうが、試合後のインタビューでは負けたにもかかわらず「世界に通用することがわかった」との満足げな顔。

ベスト8で達成感を持ってしまった

と友里征耶は推測します。何としても勝とうとするのではなく、もう負けてもいいやと思って試合にのぞんだら、神は奇跡を与えることはないでしょう。
トップの選手は格下相手(準々決勝くらいまで)に無駄な体力を使わないもの。ストレート勝ち、出来ればダンゴ(ゲームも与えない)で終わらそうとするものです。錦織は今後、如何に格下を簡単に料理するかが課題であると考えます。

さてそろそろ恒例の春闘の時期なんでしょうか。経団連と連合とのせめぎ合いのニュースがありました。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120126-OYT1T00087.htm

アフォな民主党のバックである連合に味方するわけではないですが、経団連に参加している大企業、上場企業でありながら役員報酬を個々に公開している会社がどれだけあるのか。
定昇や賃上げの対象となる従業員もサラリーマンですが、上場企業の役員たちも立場は同じで

立派な雇われ(正確には株主総会の委任)

ではないですか。同じ雇われサラリーマンであるのに、片方は給与が完全に捕捉されているけど、片方(雇われ役員たち)は従業員どころか株主も個々の役員報酬額がわからないという不公平さ。

バブル崩壊からの日本の20年あまり。一般サラリーマンの平均給与は減ることはあっても増えることはないのですが、上場企業では

個々の役員報酬額は増え続けている

のではないでしょうか。
何でも欧米のマネをして良き伝統や風習を壊してしまう最近の日本。友里がサラリーマン時代の30年前は

社長(勿論雇われですよ)の年収は従業員の10倍程度

でありました。一般社員の年収が数百万円でありましたが(銀行は桁が違っていましたけど)、大企業のシャチョーでも年収は

数千万円

程度であったはずです。このそれほど格差のない報酬額が、経営者と従業員の一体感をいくらかでもつくっていたのではないでしょうか。
ところが最近の雇われ役員たち、

億超えどころか10億超え(ゴーンさんでしょう)

もいると聞きますから呆れます。
役員報酬の総額は公開されますが、1億以下だと個々の報酬額は未公開。いや最近は1億超えの報酬額を上場企業はしっかり開示しているのかどうか。

今の日本、マカオやシンガポールでカジノにのめり込まない限り、年に何億も必要とは思えません。
一般従業員の給料を上げないなら、自分たち雇われ役員の報酬額も

それなりの額(数千万円)に戻す

ことが必要だと考えます。決断力もなく、経営を間違っても責任を追及されない上場会社の雇われ役員たち。責任を追及されるのは刑事事件を犯した場合くらいではないでしょうか。
たいした能力も頭もなく、ちょっと運が良い(ゴマすりがうまい)だけで出世してしまった人がほとんどの経団連所属の大企業雇われ役員たち。
その経営力と受け取る報酬額を比べたら

あまりにCPが悪い

と友里は考えます。

余人に代え難い

という言葉がありますが、今の大企業の役員やシャチョーたち、

代打はいくらでもいる

と言い切ってはまた怒られるでしょうか。
上場大企業の役員たち、定昇や賃上げを交渉する前に

己の役員報酬額を開示しろ

これが本日のブログの〆であります。