東京ウォーカーをご覧ください

本来なら昨日のブログで宣伝した方が効果的だったかもしれません。
2月28日発売の

東京ウォーカー

で、友里征耶がちょっとお仕事をさせていただいております。オファーから締め切りまで1週間ないという強行スケジュールでありましたが、「別冊ふろく」に8ページほど

ガチランキング

と称しまして、和食、イタリアン、フレンチ、鮨の4ジャンル、「食べログランキング」と比較しながら5店を紹介する企画であります。
本邦初公開となる知人から聞いた面白ネタ(自称完全紹介制の和食店)や鮨屋では初紹介の店などもありますので、ぜひお買い上げの上(最近立ち読みが出来ないコンビニが増えています)お読みいただければ幸いであります。

しかし今回の「別冊ふろく」、84ページあるそうですが、外食好きは必見ではないでしょうか。
オムライス、ハンバーグ、窯焼きピザ、丼、築地めし、とんかつ、カレー、韓国料理、チャーハンなどに関して、編集部がオススメ店を10店ほど紹介しているのです。
掲載されている店の中には友里も「絶品レストラン」(鉄人社)で取り上げている

宮葉、吾妻、資生堂パーラー、麻布食堂、四川一貫

なども載っておりますが、ほとんどの店は未訪問といいますか、存在を知らなかった店。時間と予算が許されるなら、すべて検証してみたいと思う店ばかりであります。(良い意味でも悪い意味でも)
特に興味を持ったのは以下のお店であります。

良い意味で行きたいと思った店(料理)
福竹(お好み焼き)
レストラン七篠(ハンバーグ)
インド料理 想いの木(大地の恵みカリー)

ホントかなと検証したくなった店(料理)
マザズキッチン(ふんわり蟹玉ご飯&エビの黒炒飯)
すぎ田(とんかつ)
たかはし(親子丼)

確か福竹は小山薫堂さんがカンテサンスの岸田シェフを連れて行ったほど絶賛していた店だったはず。でも写真を見る限り美味しそうなんですね。
七篠は最後の訪問が何時だったか記憶にないほどのご無沙汰。他の洋食(確かフレンチ系もあったはず)も試したくなりました。
「想いの木」とは変わった店名。こういう店に美味しい店(CPよい店)は少ないと思うのですが、野菜好きな友里はこの野菜に拘ったカレーに興味を持ったのであります。

反対に検証してみたいと思った店は、過去に友里がダメ出ししている店。果たして食後感が一変して良くなっているのかどうか。
あくまで時間と予算に余裕が出たらとの条件付きですので、すぐさま訪問するということではないことをご了解ください。

 

 

人間ドック以外の検査のススメ 面白編

昨日のブログ、人間ドックに想定されていない検査も重要ではないかとの個人的意見でありましたが、予想通り反対意見もありました。健康診断など必要ないとの専門家(医療業界)の意見があることは存じておりまして、あとは2つの意見のどちらを信じるかどうか、個人の判断であると思います。

友里の場合は、かなり昔に身内の癌が人間ドックで発見され、手術などの処置でその後何十年も生存した事実から信じているのであります。
人間ドックを受けなくても生きながらえていたか、手術をしないことによってQOLが損なわれず楽しい人生(短かったかも)を過ごせたか、などは同時に経験できないだけに正解はわかりません。まさに

人それぞれ

の自己責任であると考えます。

さて本日は最近受けた検査で体験したお話であります。どうして自分はいつもこんな目に遭うのかとある意味感心してしまいます。

心エコー
セカンドからサードまでオピニオンを受けたので、この検査は2人の医師からうけることになりました。問題は2回目の病院でのこと。
呼び出されて入室したら、看護師(女性)はおらず年配医師一人のみ。上半身裸になってベッドに横たわり

痛くもなんともありません。20分ほどで終わります

の説明に安心していたのですが、その後の20分(もっと長く感じた)は友里にとって地獄(天国?)であったのです。

エコー検査を受けた人はおわかりだと思うのですが、ジェルを体に塗ってエコーの端末?を皮膚に密着して測定するこの検査。ベテラン医師は画面に夢中なのは有り難いのですが、より詳しく心臓を見ようとしたのか、端末を押しつける場所を選ばないのであります。つまり

左乳首

をバンバンこするように押しつけてくるんですね、端末を。あまり人に言っていないのですが、多分普通の人よりもこの部分がかなり敏感な友里。くすぐったいような痛いような変な気持ちで

乳首が勃起して悶絶寸前

になってしまったのです。ベッドの上で体をクネクネしている友里。画面がよく見えるからか部屋の照明を落としておりまして、しかも医師と2名だけ。正直

危険

を感じてしまったのであります。
男性でこれですから、女性の心エコー検査はどうなるのか。やはり突起物に医師は容赦ない攻撃をしかけてくるのか、経験された方に伺ってみたいものであります。

負荷心電図
これは安静時ではなく、トレッドミルで歩く(走る)ことによって心拍数を上げて心電図を測定する検査であります。
最初はゆっくり歩きの上り坂程度の負荷だったのですが、心拍数が上限になるまで(早い話、へばるまで)続きます。3分ごとにベルトのスピードが上がってくるのですが、加齢で肺活量が減ってきているとはいえこの手の体力に自信がある友里、なかなか検査が終わらず最後はほとんど全速力に近い形で走らされる結果になったのです。
早い人なら2ステップ目で終了してしまうこの検査、スポーツジムへいったような汗をかいてやっと検査が終わったのであります。
こんなに疲れる検査、心臓に問題がある可能性がある人が受けて良いのでしょうか。

心臓MRI
心臓の動きを把握しながら画像を編集するためか、心電図の装置を胸につけたままMRIの中に入ります。
検査技師がパッドのようなものを装着するのですが、うまく心電図が作用していないのか、やり直しが3回ほど。

息を吸って~、吐いて~、止めて~、はい楽にして 

の連続なのですが、心電図の調整に熱中していたのか、「楽にして」のかけ声がなかなかでなかったことが2回ほど。素直な性格なのでそれまで息をとめて我慢しておりましたから、死ぬかもしれないとおもうほど苦しいことがありました。
最後は若い医師がやってきてパッドを調整して無事検査が終わりましたが、費やしたMRI検査時間は1時間を優に超えておりました。
閉所恐怖症ではないのですが、これまた苦しい検査であったのです。

こんなことを書くと、これらの検査を躊躇される方がでてきてしまうでしょうか。しかし「もってる」友里限定の経験と思っていただければ幸いです。

 

 

人間ドック以外の検査のススメ

医者の不養生という言葉を良く聞きます。私の同窓の開業医も、ここ何年も検査をしていないと言っておりました。人には検査の重要性(検査が商売の主役の1つなのに)を説いているのに

自分に限っては大丈夫

と思っているのでしょう。ところが外食仲間のなかで、検査に敏感な医者がおりまして、ここ数年体調不良を繰り返していた友里、彼の助言で昨年からはじめての検査をいくつもやってみたのであります。

もう30年近くになるでしょうか、身内が癌と診断されてから年に2回、人間ドックに通っている友里。これでじゅうぶんだと思っていたのですが実際は安心できないとのこと。私が普段受けている検査内容を簡単に挙げますと

血圧、眼圧、眼底写真、聴力検査、肺活量、身長&体重、血液検査(各種腫瘍マーカー含む)、心電図、内科問診、尿検査、便潜血検査、腹部超音波検査、胸部レントゲン、胃バリウム検査

くらいであります。
これを朝一番の健診だと1時間チョイでやって一部の検査以外はその日の午前中に結果がわかるというもの。わずか半日で検査結果がでるので便利だったのですが、これだけでは早期発見&早期治療に間に合わない可能性があると知ったのであります。

たとえば胃。私は被爆が嫌なので内視鏡検査に切り替えておりました。内視鏡よりバリウム検査でしかわからない病変もあると昔聞きましたが、バリウム検査で引っかかると次は内視鏡検査ですから、被爆や翌日のバリウム排出の苦しみを考えたら、直接内視鏡検査をした方が効率的ではないでしょうか。

50才過ぎた男性は是非と啓蒙されているPSA検査。前立腺癌のマーカー検査であります。最近のアメリカでの発表や後述の近藤誠医師によれば、

PSA検査は意味ない可能性大

とのことですが、数値が上限を超えてしまった友里、逃げ惑っていたのですが昨年ついに観念して

前立腺の生検

を受けました。経験者は「たいしたことない」と言っていましたが、友里にとってそれは苦しい二泊三日の検査入院であったのです。検査のダメージが完全にとれるのに数ヶ月かかってしまった。
私の通っている人間ドックではPSA検査はオプションです。生検の苦しみを考えたら、数千円の追加でできるこのマーカー検査、やっておいて損はないかもしれません。

大腸も便の潜血反応だけではすべての大腸癌を発見できないとのこと。知り合いの身内は、便潜血反応がマイナスでも試しに受けた内視鏡検査で大腸癌が発見されたと聞きました。やはり直接の検査が必要なのではないでしょうか。
検査前の処置(お腹の中を空っぽにする)が大変なのは以前のブログに書きましたが、それさえ乗り越えれば検査自体は楽であります。

そして肺。若い頃から持久力を誇っていた友里、全盛期は6000cc近くあった肺活量が一番の自慢であったのです。ところが加齢のためか年々その自慢の肺活量が低下の一途。直近では5000ccを割っておりまして、それが気になったのか駅の階段でも息切れするような自覚症状が出てきて

これは肺に何か問題が出たのではないか

と心配になったのです。検査好きな医者の話では、肺癌の早期発見は普通のレントゲンでは難しいとのこと。そこではじめて

ヘリカルCT

とかいう検査を今年になって受けたのであります。後で別の医師にその結果(写真)を見せたら「機械が古い」と指摘されましたが、そこでの結果報告、癌はないけど

冠動脈に石灰化

との診断がでてしまった。一難去ってまた一難、その検査結果を知って、こんどは息切れではなく

左胸というか心臓が痛く感じる

ようになってしまったのです。
迷宮に迷い込んだというと怒られそうですが、検査が更なる検査を呼ぶスパイラル。動脈硬化を軽んじてはいけないとの忠告で

心エコー
負荷心電図
心臓MRI

という、普通はあまりやらない検査まで、安心のためにはやらなければならなくなったのであります。
どんな時でも「話のネタ」を探すというか、話のネタに遭遇する「もってる」友里、この3つの検査でも笑いを提供する出来事があったのですが、これは後日のブログに譲ることにします。検査結果は

冠動脈に石灰化はあるが、今のところは問題なし

おかげさまで昨晩から気分が晴れての外食が始まったのであります。

好事魔多し

例えはちょっと違うかもしれませんが、「これでしばらくは辛口(悪口)料理評論が続けられる」と食べ仲間に話したところ

そういう時に限って、駅のホームから突き落とされるなどの事故に遭うんだ

との厳しい忠告。マスコミ含めあらゆるところから忌み嫌われる友里、敵は病気だけではないということをあらためて知ったのであります。

最後は真面目にまとめをします。

肺癌の早期発見はレントゲンでは難しい。被曝量が多いけどヘリカルCTの方が無難

バリウム検査や便潜血検査ではなく、1年に一回は胃の内視鏡、2年に一回大腸内視鏡検査をすれば、決まり手が胃癌や大腸癌となるリスクを大幅に減らすことが出来る

歳をとったら動脈硬化などのリスクが増大するので(特に血圧やコレステロールが高い人など)、それなりの検査も必要

人間の決まり手は、癌、脳卒中、心臓の3つが主体と聞きましたから、これに脳ドックを加えたら更にリスクを大幅に減らすことが出来るでしょう。

本日のお話、近藤誠医師など癌に対するスタンスが異なる方には異論があるかもしれません。信じるも信じないも人それぞれ自己責任でありまして、友里はこの検査方針を信じております。