店評価ブログを更新しております

昨日HP作成業者と会員制掲示板についての打ち合わせをしてきました。
IDやパスワード設定の機能を持った掲示板ソフトで良いものが見つからないのが現状でありますが、大まかなフローや運営システムは煮詰まってきました。
近々にその構想をブログで公表し、皆様の賛否を伺いたいと思っております。

一昨日無事校了した週刊現代の対談。来週月曜の13日発売であります。J.C.オカザワの起用がミスキャストだったかどうか、ぜひご一読をお願い申し上げます。
ミスキャストだろうが何だろうがオカザワを踏み台にして、ヨイショ系ライターや有名料理人との対談のオファーが各週刊誌からいただければ幸いであります。

さて店評価ブログに、大阪の自称スパイスカレー店「カシミール」と、ブレイクしていないけどMSG無添加の韓国料理店「素饍齋」をアップしております。
ぜひご覧ください。

 

労基法遵守のレストランが登場か?

マイナー契約した松井選手の年俸が今朝のTVで報道されておりました。なんとその額は

400万円

とか。日本の中堅サラリーマンの年俸と変わらないではないか。マイナーの最低保障額は600万円くらいあったと記憶しておりますからそれより低い。その訳は

月額80万円で実働5ヶ月なので400万円

一時は年俸15億円以上、昨年でも数億円あったと思いますから、日本の税制なら今年の地方税支払いが大変なことになるはずですが、アメリカは税率がかなり低いので大丈夫なのでしょうか。
リトル松井や井川のように尻尾を巻いて日本ヤキューに復帰したら億は稼げたはずですから、

マネーよりプライド

を優先したといくことでしょうか。でも400万円でマイナ-契約と報道されてしまうと、そのプライドもどうなることやら。

潔く引退

も選択肢に入れるべきではなかったかと友里は考えます。

さて読者から業界の常識を覆すかもしれないレストランの情報をいただきました。高校卒業後すぐに渡仏、23歳でフランス1つ星のシェフになり(どこの店か具体名表記なし)、昨年10月に帰国して新橋にフレンチをオープンしたシェフ。まずはその記事をご覧ください。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120509-00000066-minkei-l13

世に「新橋経済新聞」なるものが存在するとは驚きましたが、ちょっと矛盾の表記もありました。オーナーシェフと紹介されている杉本敬三氏でありますが、この店の経営は

アラブニール(港区)

と立派に書いてあるではありませんか。自称オーナーシェフの典型例であると考えます。
そして友里が注目したのは最後のパラグラフ。なんとこのレストラン、業界では日本初ではないか

労基法遵守

をうたい文句にしているようなのです。シェフ曰く

厚生年金への加入や週休2日制など、福利厚生の行き届いた会社

厚生年金など社会保険を整備した会社組織のレストランはありますが、それでも経営が厳しくなると

一度社員を解雇してバイトとして再雇用

という必殺技がこの業界にあることは拙著「グルメの真実」(宝島新書)にも書きました。年金や保険などの会社負担を逃れるための策であるのは誰でもおわかりいただけることでありましょう。
しか~し

週休二日制

を導入しているレストランは珍しいのではないか。あくまで厳密な「週休二日制」と推測してでありますけど。週に2日休めても、5日間がサービス残業で15時間勤務ではたまったものではありません。
単に週に2日の休みがあるだけではなく

週の労働時間が40時間以内(残業手当あり)

であるならば、正に画期的なレストランであると考えます。
しかしなぜ巷のレストランが労基法を守っていないのか。それは

いちいち守っていたら儲けられない

からであります。レストランは箱物商売ですから1日の売り上げは限界があります。また売値も他店より図抜けた高額には設定できない。
その中で集客を計り(食後感をよくする)、利益を上げるには固定費など経費を削減するしかないのであります。
固定費で一番簡単にカットできるのが人件費ではないでしょうか。かくしてレストラン業界には

労基法が適用されない無法地帯

と化しているのであります。
実質夜だけの営業でコースのみの営業。その価格が1万5000円と2万2000円は、グランメゾンン級の強気の設定。
労基法遵守のしわ寄せが

コース価格

に現れているとしたら、客としては複雑な思いを抱くことになります。

労基法遵守は大事だが、CP感が落ちては困る

客というのは自分勝手なもので、レストランスタッフの労働条件なんて気にしない、あくまで自分の支払額と食後感の一致が大事だ、と思う人がほとんどではないか。

「ラ・フィネス」、業界初の労基法完全遵守でもCPよい料理とサービスを提供できるのか、見せかけだけの労基法遵守に終わるのか、今後が見ものであります。

 

 

 

 

 

来週発売の週刊現代をご覧ください

すっかり忘れていたのですが例の小沢裁判、指定弁護士は控訴を決定したそうです。体制寄り(当局寄り)のコメントが特徴のタレント弁護士・田中喜代重氏はTVで控訴の理由を

社会正義のためだろう

と解説しておりました。検事上がりとはいえ今は弁護士の身である田中氏、弁護士の本文を勘違いしているのではないでしょうか。
弁護士は真実の追究や社会正義の為ではなく

ひたすら依頼人の為

に努力するものです。
例えて言えば刑事裁判で依頼人(被告)が無罪を主張している時、その弁護士が実は依頼人が犯人だとの確定証拠を知ってしまったとしても、その弁護士は裁判で

社会正義や真実追究のため無罪主張をやめることは出来ない

のであります。コナンではないですか

真実はいつもひと~つ

と本当のことを晒すことは出来ず、真犯人だと確信していても弁護せざるを得ない。それが嫌なら、弁護士を辞任するしかないのです。
つまり弁護士は

世の社会正義のためにあるものではない

のであります。
友里は賞味期限切れの小沢氏の肩を持つつもりはなくなりましたが、小沢氏を忌み嫌っている政権中枢や野党たちにとって、小沢氏を早く裁判から開放した方がメリットあるのではないか。
堂々と復権させてお手並み拝見としたほうが、はやくボロ(実は何も出来ない)が出て勝手に埋没するとは思わないのでしょうか。
また長い期間被告にして表舞台に立たさなければ

いつまで経っても小沢期待論は消滅しない

のであります。好きにやらせて早くボロを出させるという高等戦術を持てない(自分たちがもっと劣ると思っているのでしょうか)のが友里には理解出来ません。

さて先日、久々に週刊誌のオファーをいただきました。飲食店業界の問題(食べログなど評価システムについて)についての対談企画でありまして、その依頼元は

週刊現代

であります。伊集院静さんに対して問題提起してしまった友里。少なくとも彼の連載を持っている

週刊現代と週刊文春からは今後オファーは来ないだろう

と覚悟していただけに、友里は週刊現代の太っ腹に驚いたのであります。
さて対談の相手は誰か。ビッグな人を期待したのですがなんと

疫病神みたいなJ.C.オカザワ

であったのです。今やプーとなって居酒屋取材しかできないオカザワ、完全に表舞台から消え去ったと思っていただけに、週刊現代の慈悲深さに頭が下がる思いでありました。

さて対談当日、謙虚な友里はいつものように時間前に講談社へ到着。担当の編集者に

オカザワは大物ぶるので時間前には来ない。近辺で時間を潰しているはずだ。

と予想。当たり前ですが予想通り、オカザワは集合時間を数分まわったところで堂々とやってきたのであります。こんなこと(時間に遅れる)で大物と思うところが大きな勘違いというか時代錯誤だと思うのですが、一種のKYなんでしょうね。
そして超久々に表舞台に立てて高揚してしまったのかオカザワ

内容ない話をとうとうとしゃべり続ける

のであります。もう二度とない週刊誌露出だと思っていたのでしょうか

マイクを離さない(実際はマイクなんてないのですが雰囲気を感じ取って下さい)

これじゃ対談にならないではないか。実際編集者は原稿まとめにかなり苦労したようです。

とはいえそこはプロの編集者、意味ないオカザワ発言を削除しながら面白くまとめていただけると確信しております。このまま突発的な出来事が起こらなければ掲載予定のオカザワvs友里対談、ぜひ

来週月曜発売の週刊現代

をお買い上げの上お読みいただくことをお願い申し上げます。
友里としても最近週刊誌や雑誌の露出が減ってきただけにこの対談を景気づけに露出を増やしていきたいもの。
出来ることならヨイショ系もしくや癒着系のライターとの対談をやってみたい。もしくは敵対意識を持っている料理人との対談はいかがでしょうか。
盛り上がること必至だと思いますので、オッケーしてくれる対談者が出てくることを祈るばかりであります。