生活保護費の不正受給をしていた吉本芸人は河本準一だけではなかった。読者からの情報で、キングコング(まったく知らん)の梶原雄太の母親も
不正受給のビジネスモデルを構築
していたことがわかりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120529-00000055-spnannex-ent
河本と同じで、この梶原も詭弁といいますか珍妙な言い訳をしております。
祖母の介護をしながら弁当店で働いていたが、その会社が倒産して収入がなくなった。その上、足を骨折し、年齢的にも働き口が見つからなくなったのがきっかけ。梶原によると、母親が知人に相談したところ福祉事務所に行くことを勧められた。そこで「祖母ではなく、あなたが生活保護の受給者になった方がいい」とアドバイスをされ、梶原ら親族の経済状況の申告書類を提出後、受給が決まった。
でもこの梶原、河本のビジネスクラスハワイ旅行と同じで、結構余裕ある生活を送っていたんですね。
母親に2千数百万円のマンションを購入し、そのローンや共益費などを月に40万円も援助していた
のであります。月に40万円の母親に変わっての返済、これを可処分所得と考えると、年収700万円近いのではないでしょうか。日本の平均収入をはるかに上回る収入であります。
無理してマンションを買わず、小さなアパートを母親に借りてあげればその費用は10万円前後ですむはず。
40万といわず、半分の20万円を母親に渡すだけで生活保護なんてうけずに立派に暮らしていけるではないか。
と友里は声を大にして言いたい。世には賃貸アパートに住んで自力で生活している人がほとんど。
2千数百万円のマンションに住みながら生活保護を受けている人
の存在を許したら、まともな人の労働意欲がなくなるではないですか。ぬくぬくとマンションに住みながら
税金から月に10万円引っ張るビジネス
をしていたのに、吉本は
瑕疵はない
と突っぱねる不思議。また別の読者からは
昨日の「みやね屋」(読売TV)では、「難しい問題ですが不正ではない。制度をしっかりと・・」と擁護していた
と聞きましたから呆れてしまいました。
なんでもこの番組、制作は(株)ワイズビジョンでして、
讀賣テレビ放送が51%、吉本興業が49%を出資
している吉本身内の会社なのであります。
http://www.ysvision.co.jp/c_profile.html
例えていえば
容疑者の父親に対し、その息子の裁判官が無罪判決を出した
ようなもの。利害が一致する者同士が、まともな批判や評価を出来るはずがありません。
吉本やその芸人には人としての「プライド」がないのでしょう。こう言ってはまた怒られるかもしれませんが
貰えるものは何でも貰っておこうという思想が関西人にある
と全国に誤解されるではないか。関西人は腐った根性の吉本やその芸人をそれでも許すのでしょうか。
しかし世には変な考えを持つ評論家がいるんですね。社会評論家の小沢遼子氏は
母親はおばあちゃんの面倒を見ながら生活し、ケガや勤務先の倒産などが重なり、働きたくても働けない状態。息子(梶原)も子供がいるし、不安定な職業でいつ収入がなくなるか分からない。みんなで共倒れになるよりも、生活保護を受ける資格がある人が受けていい
彼女は吉本から何か援助を貰っているのでしょうか。この理屈を当てはめたら
松井選手の母親もおばあちゃんの面倒をみていたら生活保護費を受け取ってよい
ことになるではありませんか。松井選手に限らずスポーツ選手、役者、そして開業医など体が資本であります。能力が落ち、また体を壊したら、彼らも
収入はなくなるという不安定な職業
なのであります。私は小沢遼子氏に言いたい。
安定した職業なんて世に社会評論家くらいしかないぞ
零細・中小企業も明日はわからないのが現実。サラリーマンだって来年の収入を保障されなくなっているのが今の世であります。小沢遼子氏は、吉本芸人だけが「不安定な職業」だと思っているとしたら
今すぐ社会評論家の看板を降ろして小学校入学から出直してこい
小沢遼子氏、吉本から一服盛られているとしか考えられません。
また河本準一は
芸人保険がない
と言い訳していましたが、その言葉はそのまま吉本興業へ吐けと友里は言いたい。
安い費用で芸人をこき使って儲けているのだから、芸人の保障くらいしても罰は当たらないだろう
芸人に不正受給の口実を与えないため、吉本興業は役員報酬や役員賞与を削ってでも対策をするべきと友里は考えます。