昨晩訪問した和食店で飲み過ぎたのか、帰宅して枕元のTVをつけっぱなしにしての即寝。
夜中に起きたら、あの黒柳徹子と肩を並べる
滑舌の悪い田原総一朗の朝まで生テレビ
をやっているではないですか。
友里が初めて知った生意気にしか見えないIT女社長はじめ、自称を含めた経済通や政治通のコメンテーターや大学教員(教授も)が討論バトルを繰り広げていたのです。
彼らの意見は、アベノミクスやTPPなど取り上げるすべての項目で一致することはない。
今の円安やインフレ政策でさえ否定している准教授(小幡績)もおりました。
半分寝ぼけておりましたが、彼らの意見を聞いているとどれもその瞬間は
その通りかも
つまり、真っ向異なる見解でも、聞いている時はその都度納得しそうになってしまうんですね。
自称経済通の彼らのバトル論争を見て、友里は持論の正しさをあらためて認識したのであります。
経済政策は結果論であり正解は誰もわからない
結局のところ、なるようにしかならない
経済政策に正解があるなら、どの国の経済も順風満帆で不景気や破綻など起こらないではないか。
ところがどの国でも不景気や破綻、なんとかショックが常に起こっております。
誰にも正解がわからず、今までと違った政策を試行錯誤でやってその結果、好景気と不景気の循環を繰り返している。実態はこんなところでありましょう。
彼らの意見はすべて「後出し」であり、結果責任と取る人は皆無であります。
経済財政諮問会議や産業競争力会議の内容も暴露されておりましたが、要は己の利益だけを考える政治屋や雇われ社長(ITの創業系もいますが)、それに自称学者が
己の業界の利益、己の会社の利益、己の役員報酬(トッチャンボウヤ然とした竹中平蔵の場合は己の収入)を最優先した政策提言
を主張&提言するだけ。極端に例えるなら
犯罪者に刑事訴訟法の草案を任せている
ようなものではないでしょうか。
クーデターで権力を奪取した独裁者がまずやることは己に都合の良い
憲法と刑事訴訟法の制定
と聞いたことがあります。
己の利益を最優先する彼ら商売人にこれらの重要課題を任せている現状。昔の人はよく言ったもので、正に
我田引水
であると考えます。
さて「店評価ブログ」に、イタリアンのプリンチペの「タツヤ・カワゴエ」と、金儲けに奔り過ぎる小山薫堂氏が推薦する「ヴィノテカ・キムラ」をアップしております。
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