「店評価ブログ」を更新しました

やっと春らしい陽気になりましたね。今日も東京ミッドタウンは混んでいるのでしょうか。六本木ヒルズの飲食店に客は入っているのでしょうか。
さて、「店評価ブログ」に大阪の寿司屋というか和食の「英ちゃん冨久鮓」と「恵比寿ダルマット」を追加しました。
ミナミの飲み屋街にある店名からは想像できない高額店「英ちゃん冨久鮓」。関西のグルメな方たちと食べたフグと一人飛び込んだ寿司を味わってきました。東京では絶対流行らないというか客が入りたくならないネーミングのこの店、大阪では屈指の高級タネを仕入れていると聞きました。
西麻布の成功に気を良くして恵比寿に支店を出した「ダルマット」。薄利多売だと思うのですが、オープンしてそう時をおかず支店がだせるほどの余裕だったのか。それとも、2店に増やして食材の効率化をはかり採算を良くするための苦肉の策なのか。相変わらず混んでいるようで分店はまずは成功のようです。
お暇なときにお立ち寄りください。

店名を公開できない店を絶賛する意図は?

ただの外食好きの方の個人ブログならわかるのですが、食や料理に造詣が深いと自称し、何冊も本を出版されている人がブログやコラムで店名を挙げずにその店の料理を絶賛する意図が友里には理解できません。
私もそうですが、食や酒類に関する本を出版し印税をとり、雑誌や週刊誌、TVなどに登場して謝礼をもらうプロライターや副業ライターがブログやコラムで発言する内容は、一般の方のブログより注目されますし影響力も大きいはず。そういうプロ、セミプロは、飲食店に対して発っするコメントに何を託しているのでしょうか。
問題点をまったく挙げず取り上げた飲食店や生産業者をただ絶賛するだけのライターがほとんどですが、たまには問題提起するJ.C.オカザワ氏やこの友里も含めてプロ・セミプロのライターがブログやコラムを発信する目的は以下の項目であると考えます。
1、有名、無名を問わず、こんなにおいしい店・食材・酒類があると世間にしらせたい。世間の人にこんな素敵な店があると純粋な気持ちで知ってもらいたい。
2、マスコミなどでは絶賛だが、実はたいしたことない店・造り手もあるということ、店やメーカーの都合の良い口上を一方的に聞くのではなく、色々な問題点を世間に訴え皆で議論する事が、公共(一般読者や一般客)の利益になると考え、あえて辛口の評価もする。
3、ブログやコラムを発信し続ける事により、知名度を上げて、より多くの仕事の依頼を期待する。
4、こんなに私は物知りなんだ、隠れた名店を知っているぞと自慢して自己顕示欲を満たす。
5、信奉者からの賛同のメールなどをもらい、自己陶酔したい。
6、アンチファンの反論を聞いてディスカッションしたい。
こんなもでしょうか。この友里も多かれ少なかれ、このような意識を持っている項目であります。主体は、2、3、6ですけど。
しかし、この中で3項目以降は、書き手の勝手な都合を優先しているだけで、読者にはほとんどメリットがないことだと考えます。
ここで掲題に戻ります。マスコミの取材を嫌い、常連や近隣の客を大事にしている店を、店名を公開せず、こんなもの食べて美味しかった、と発表して読者のためになるでしょうか。公共の利益になるものなのか。対象物が特定されないのですから、読者はただ「さすがだ。我々の知らない凄い店に出入りできるんだ」と感心するだけであります。書き手のメリットしかありません。
こんな自慢話しは、不特定多数の読者が見るブログやコラムではなく、身内の会合で自慢すべきものだと考えます。いったい、こんな内容を発信して、何を訴えたいというのでしょうか。
店側にも迷惑なことです。マスコミ拒否しているなら、わざわざネットで晒すことはないでしょう。しかも、ご丁寧に「最寄り駅」と「店のジャンル」らしきものは書かれています。ということは、本気で探せば、もしくは自分のネットワークを駆使すれば、探し当てる事も可能であります。
興味本位で探し当てた一見客が殺到して店の雰囲気が変わったらどう責任を取るのでしょうか。
それともこれは「集客を狙った高度な営業戦略」なのかもしれません。「東京カレンダー」はじめ飲食店紹介雑誌でたまに見るのですが、料理や内装を写真に撮らせて掲載させても、住所(近辺のヒントが必ずありますが)、連絡先、店名などをわざと隠して読者の興味を引くというものです。
どちらにしても、「店名非公開で絶賛して何したいんだ」との問いかけに、まともに答えられるライターはいないと思います。
ライターの発言はあくまで読者の判断にゆだねるのが友里の信条。受け入れられない発言を続けるライターは淘汰されるからであります。ライターが読者に訴えず、別の機関へ判断を求めては、ライターではなくなると考えます。
皆様のご意見を頂戴したいと思います。

東京ミッドタウン 2  「可不可」

ミッドタウンで最初に訪問した記念すべき店がこの「可不可」。
別にどうしても入りたかった訳ではなく、昼はここしか並ばないで入れる店がなかったからであります。
同じガーデンテラス内でも、行列ができているピッツェリア、天麩羅屋、ステーキ屋、インド料理屋、韓国料理屋の他、本日は予約で一杯と称している「ハル ヤマシタ」やフレンチなどの店が多い中、なぜこの「可不可」は直ぐに入れたのか。
価格(3700円以上のコース)に見合った料理内容ではないのが一番の原因でしょうが、通りがかりに見ても魅力を感じない店構えもその要因の一つと考えます。
「東京カレンダー」など紹介雑誌では料理ではなく、経営者の宮下氏のほか、関わったインテリアデザイナーやアートディレクターにスポットを当てた宣伝戦略が問題だったのではないか。自慢の内装などその店構えも、通行人を引き寄せる武器にはなっていないということです。和食屋がダイニング調の内装にして何を客に訴えるのか。自ら「弊店が内装をウリにしているのは、料理に自信がないからです」と言っているようなものではないでしょうか。
何とか誘い込んだ客も実際の料理を食べると、良い食後感をもって店を後にするとは思えません。
3700円の「蕎麦コース」は、お浸しの先付けの後、黒ムツの照り焼き、バラチラシ、冷かけ蕎麦が同時に出てきます。食べ手の事を考えていない店側の勝手。照り焼きの冷め、蕎麦の伸び、を考えておりません。所詮、料理人というか料理長の顔が見えない大量生産式の簡便和食ですから、多くを求めるのは無理というものです。
雑誌では、料理人の顔を出さなかったのではなく、出せなかったのではないでしょうか。。
ビールは生、瓶とも900円とかなり割高。本日の日本酒も1000円でしたが「冷酒」しか用意していません。この店は、和食や日本酒に拘る客を対象にはしていないと考えます。
隣の客が頼んでいた4700円の「薬膳コース」。突き出しの他は、「ウコッケイ」を使っているとはいえただの野菜入りのスープに白飯ですから、CP悪すぎ。5700円のステーキ丼にもまったく興味が沸きませんでした。
夜も丸ビルの店と同レベルの料理の可能性がありますので、友里の訪問はこの日の1回でオシマイとなりそうです。