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店評価
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- 2009年12月30日(水)|
昨日久々にアマゾンで「グルメの嘘」のランキングをチェックしましたら、600位チョイでした。(今現在は1000位チョイ)
ここのところランキングがじり貧だったのでなぜ上がったか気になったので検索してみたところ、どうやら読売新聞の書評か何かで紹介されたようです。
http://www.yomiuri.co.jp/book/paperback/20091228bk15.htm
ジャイアンツだけではなく主筆に対しても言いたい放題だったので、日経新聞と共に絶対取り上げてくれないと思っていたので驚きました。
さて本日は初訪問のベスト3なのですが、選定にかなり悩みました。商売柄と言うのでしょうか、ダメそうな店へも敢えて(もとい楽しみで?)訪問するスタイルなので、良いと思う店の確率がかなり低いのです。いや、世に「よい店」がそんなに存在しないのかもしれません。
2つはあっさり決まったのですが、残りの1つが難産。最終的にはすべて関西のお店となった次第です。訪問は遥かに東京の店の方が多いのですけど、それだけ東京は「性格の悪い経営者や料理人」や「腕の良くない料理人」が多いと言うことなのかもしれません。
御料理 はやし 京都
今年何回もブログで取り上げてきたので、ここで多くを語る必要はないでしょう。今年も関西へ行った際はなるべく和食の店を訪問していたので、初訪問の店は結構ありました。「緒方」、「ます多」、「やました」、「にしかわ」、「ささ木」(移転後初訪問)、「近又」、「山玄茶」、「瓢亭」、「もめん」、「八寸」などですが、そのなかで「はやし」は一番印象に残り「八寸」と共に再訪した店でもあります。
一見取っつきにくそうな主人と女将でありますが、緊張感はありません。小さな店なの1つ星で良かったと思う常連客も多いのではないでしょうか。
エッソンス・エ・グー 大阪
高槻にあるフレンチ。シェフは東京のロブションの店で働いていたと聞きました。
「ボン・ピナール」の関西版と言いましょうか、ワインの値付けが安い。料理はよりディープで私の好みでありました。
ただし問題は皿出しの遅さか。ワインに拘るのは良いのですが、シェフが一々対応するので調理が進まないのかなり待たされます。ワインで時間つぶしするしかなくオーダー数も増えるかもしれません。
それでも安くないワインを飲んで一人1万7000円前後はCP良いと思います。
八寸 京都
「やました」にしようか最後まで悩みましたが、こちらを選択しました。
高いけど(3万円前後)食材や質を考えたらCP悪くない店なのですが、私が訪問した時は客が少なかった。不景気の影響をかなり受けているように感じます。
主人の次男が「和幸」修業時代、「小室」が兄弟子だったと聞きました。京料理屋の息子がなぜ東京で修業したのか不思議であります。かなり強面という長男は海外の店で働いているそうです。
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その他
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- 2009年12月29日(火)|
昨日のブログでまたまたやってしまいました。
「ケンゾーエステート」、日本のワインではなくカリフォルニアはナパのワインだそうです。間違った書き込みをしてしまいましたので、訂正させていただきます。
ただしオーナーはカプコンCEOの辻本憲三氏とのことですので、日本人のようです。
しかしこのカリフォルニアワイン、本当に和食に合うのでしょうか。大味な人が多いと言われるアメリカ人が造るワインは濃縮感を求めるはず。繊細な味わいの和食に合うはずがないのですが、「かんだ」の料理は大味だということでしょうか。
さて今年もあと3日。年末恒例のワースト&ベストを今日からはじめます。
まずは、今年初訪問した店のなかからのワースト3です。
野田岩 パリ店
店でこれほど不味い蒲焼きにそうはお目にかかれるものではありません。イメージはスーパーで売っているパックに入った鰻を自宅で戻した感じ。日本では何千円もとって客に出せる代物ではないでしょう。こんな料理を「日本の料理」として海外に紹介するとは野田岩も罪なことをしてくれたものです。
フレンチに食べ疲れたからといっても、パリで絶対に訪問してはいけない店であると私は宣言します。
MASA
これまた海外(ニューヨーク)の店。「すきやばし次郎」を超えて、世界一支払額が高い寿司屋ではないでしょうか。(時間単価は「次郎」が世界一だと思います)
ボトルワインを100ドルのものに節約し(これが一番安いらしい)、すすめられた近江牛の追加(120ドル)を入れての支払いがなんと840ドル。サービス料?(ハウスチャージとあります)が20%というのも破格であります。
高くてもまずまずなら未だ許せるのですが、日本で修業経験がないと思われる東南アジア系の職人が提供する和食もどきや寿司もどきは、我々日本人にとってまったく別物。
骨切りの仕草が見ていられない鱧シャブはボロボロで味がしない。近江牛はヌルヌル、魚はほとんどベチャベチャ。隣客の鰻は焼きが甘かったのか串から外せず、再加熱していました。
日本では通用しない寿司屋であると言えるでしょう。
?ヒロソフィー
「レストラン ヒロ」の総料理長だった山田宏巳氏の個人店?
幻冬舎の見城社長はもう関係していないのでしょうか。
奇抜な食器とサプライズなだけの料理の連続で、こりゃダメ。
「ヒロ」時代はもっとまともな料理をまともな価格で提供していたと思いますから、非常に残念でありました。親しい常連のリピートがなければ厳しいと考えます。
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書評
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- 2009年12月28日(月)|
久々に「東京カレンダー 2月号」を読みました。毎月買っているのですが、造りが雑になってきているように感じてここ半年ほど目を通していませんでしたが、明日からの「今年のワースト&ベスト」の前の本日のネタの為(はっきり言うとネタ不足)に目を通したのです。
最近オープンしたフレンチや中国料理店などの紹介記事(これは限りなく宣伝ページに近いぎりぎりの線)の後、58ページ目からはやくも「SATIS」とのタイアップ店紹介ページがでてきました。その次はなんと「マスターカード」とのタイアップ店紹介です。本のタイトルを飛び越えてフランス、イタリア、スペインの店まで遠征しています。
続く「バー紹介」のあとの2店、「カフェマルシェ広尾」、「Hirosaka」の2ページは突然ページ構成が変わります。店のジャンルもそれまでのものと急変。私が見る限り「PR」との注釈は誌面で確認できませんが、これはおそらく「宣伝ページ」でありましょう。
そして京都の「ダイニング系」の店紹介のあと、「ケンゾーエステイト」というワインをすすめる3つ星和食「かんだ」の神田裕行氏が登場します。何の脈絡もない突然のワイン紹介。次の2ページにはそのワインの価格を提示しての購入方法までありますから、完全に宣伝ページであります。
この日本のワイン、まったく聞いたことがないのですが、3本で2万円とかなりの高額です。「ケンゾーエステイト」は「アクセスパブリッシング」以外に神田氏にも宣伝料を支払っているのでしょうか。
この「東カレ」、ワインや食材、トイレとレストランを巧みに融合させて一見PRに見せず「店紹介記事」のように仕立てるのが得意技なのですが、最近はかなり露骨になってきました。といいますか、丁寧に誌面を仕上げる余裕がなくなってきたのでしょうか。?
格付けなしのボルドーワインの紹介(宣伝?)ページのあと、なぜか「リンカーン ナビゲーター」という車、「書斉館」という万年筆店、「Brift H」というシューケア店がでてきます。ジェットコースターのように、次から次へと違ったジャンルが紹介されるページ構成。読者にとって読みにくいだけではなく、宣伝している店への効果もこんな誌面造りで効果を上げられるのでしょうか。
続いて都内のホテルバンケットの紹介にかなりのページが割かれています。驚いたというか笑っちゃったのは146ページにある神宮前の結婚披露宴場「ル アール 東郷」。総料理長だという神保佳永氏の気取ったポーズの写真が料理写真と共にでているのです。
ホスト然と自己陶酔しているかのように腕を組んで斜に構えたそのポーズを見て、料理に期待する読者がいるとは思えません。あの「タツヤ カワゴエ」と同じ路線を狙っているのでしょうか。
表紙には「エモーショナル ライフ セレクテッド スタイル」とありますが、とにかく節操なく宣伝主をかき集めてきたとしか思えない誌面構成。出版社の真の目的である「宣伝」として果たして効果を上げる内容なのか、多いに疑問であります。
「東京カレンダー」の賞味期限もこのままでは短いかもしれません。