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自己宣伝
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- 2010年03月06日(土)|
今週木曜発売の「週刊文春」に、有名店の銀座進出についての記事が載っていました。
「うまくいくのか? 今、有名飲食店がこぞって銀座進出」と銘打った記事、「あら輝」、「カーエム」、「アロマフレスカ」の銀座移転に関して関係者のコメントがいくつか載っています。
長引く不況で空き物件が急増し、契約料も激減して銀座進出が容易になったとの見方がありました。
確かに「あら輝」の弟分みたいな大阪鮨職人(近く東京の上野毛に移転)は、「銀座はガラガラなのでいくらでも場所があるから大丈夫」と言っていました。
でも「あら輝」が当初見込んでいた場所(8丁目近辺の高額鮨激戦区)でのオープンが頓挫、銀座移転が延期になってしまって玉突きのように「あら輝」後に入ろうとした彼が焦りまくっていた、といった話も漏れ聞きました。「あら輝」の実際の移転先は銀座5丁目と言っても、中央通りの晴海側より更に条件の悪い昭和通りの外側。あの「井雪」の隣です。記事が言うほど銀座の移転は簡単ではないようです。
銀座から西麻布へ移転した「ナルカミ」や今年で閉店の「ピンキオーリ」の例もあります。銀座では同伴や接待の客が狙え、コースや酒類を高く設定できるとありますが、誰でも銀座へ出れば成功するというものではありません。
私が予想するに、鮨屋以外のジャンルの銀座移転は厳しいものがあるのではないか。最近になって地方でも高額鮨屋が存在できることを知った友里、銀座でもよほどのヘタを打たなければ、高額寿司屋の商売は成り立つと考えます。
一番面白かったコメントは最後の料理ライターの一言。
奇しくも銀座に出したがるのは地方出身のシェフばかりなんですね
には思わず膝ポン。
さて「店評価ブログ」に、先日シャトー・マルゴーとのコラボのガラディナーを開催した「ひらまつ」と宅配ピザ・フォーシーズの傘下にある和食店「有季銚」をアップしています。
ぜひお立ち寄り下さい。
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情報, 意見
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- 2010年03月05日(金)|
京都の3つ星和食店「千花」で大きな問題が起こりました。客8名に食中毒症状がでてノロウイルスの検出が確認され3日間の営業停止となったようです。
どの食材が原因だったかわかりませんが、銀座のあのフレンチでも似たような騒動があったと記憶していますから、飲食店としてはそうは珍しいことではないでしょう。オイスターバーでは避けて通れない事象であるとも聞いております。
地元の客は少なく、府外の観光客が主体であると聞く「千花」。今回のダメージはかなり大きいと考えます。
さて、トヨタの次にアメリカが仕掛ける日本叩きは「クロマグロ」なのか。国際取引禁止の立場に舵切ったことで、クロマグロ禁止が採択される可能性が高くなったと報道されています。
日本としては「留保」を選択、公海で捕獲し続け同じく「留保」した国からの輸入も可能にする立場を貫くとの政府判断のようですが、ますます孤立してしまうのではないでしょうか。
日本が最大のクロマグロ(本鮪)消費国と言われていますが、大西洋や地中海での捕獲を禁止されたら本当に困るものなのか。
寿司屋には大きく分けて4つのカテゴリーに分かれると思います。
客単価1万5000円以上の高額寿司、1万円前後の中級寿司、5000円前後の街場寿司、そして回転寿司です。
高額寿司屋はみな「どこそこの本鮪です」と自称していますから、近海本鮪のはず。取引禁止でもまったく影響がありません。
中級寿司でも近海本鮪を出していると自称する店もあるようですが、インド鮪(ミナミマグロ)やメバチが主体ではないか。街場寿司や回転寿司でも主体はメバチやキハダ(せいぜいミナミマグロ)ではないかと推測します。
何処で地中海や大西洋のクロマグロが大量に使われているのか私は不思議なのです。
?地中海や大西洋で捕れたクロマグロです
と客前で説明する寿司屋や和食店を私は知りません。
あくまで推測でありますがこれらのクロマグロ、寿司屋の自称近海本鮪にかなりの割合で紛れ込んでいるとか、高額和食店の刺身に潜り込んでいるのではないか。
世にはあまりに「大間」、「戸井」、「壱岐」などの自称近海本鮪が出回りすぎです。この際、近海本鮪だけではなく、輸入クロマグロのトレーサビリティを徹底する必要があると私は考えます。
クロマグロの輸入が減ると、ミナミマグロやメバチ、キハダの価格が上がるという心配もあるようですが、世にはマグロ好きな人ばかりではありません。
寿司屋には他にもっと楽しめるタネは豊富ですし、和食店の刺身でも鯛などある意味マグロよりもっと美味しい白身はまだまだ有ります。
下手なクロマグロよりミナミマグロの方が美味しいという話もありますし、取引禁止によって損害を受ける輸出国もあるはずです。
鯨もそうですが、この際あまりクロマグロに固執することはないのではないかというのが本日のお題でありました。
ここからは余談なのですが、世界にはもっと先に禁止する食材があるのではないか。
例えば、フォアグラ。狭いところに閉じ込めて無理矢理食べさせて病的な状態にするのは人権、もとい鳥権侵害ではないか。極めて残酷であります。
草を食べささずミルクだけ与えて幼い命を奪う仔牛料理もいかがなものか。カーフを使った靴やバッグも残酷です。焼き鳥で出る「ちょうちん」も問題。過食のオコチャマ絶賛の、生後間もない仔鳩も考えてみればあまりに残酷。
日本政府に根性があるなら、カウンターパンチでこれらの食材の禁止も提案すべきと私は考えます。
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情報
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- 2010年03月04日(木)|
読者の方から閉店情報をいただきました。アロマフレスカ出身のシェフが旧アロマフレスカ跡でやっていた「リストランティーノ バルカ」が2/27をもって閉店したようです。
オープン当初は話題になっていましたが、最近はまったく噂も聞きませんでした。私も1回だけの訪問でやめましたが、最近は集客に苦労していたのでしょうか。別の場所に違う店名で再スタートするとシェフのブログでありますが、具体的な情報はありません。計画がまだ煮詰まっていないのでしょう。
さて今朝のTVでは、昨日の参院予算委員会で3人の大臣が遅刻したという報道が大きく取り上げられております。オコチャマ内閣と揶揄される現政府ですからさもありなんと思ったのですが、問題は原口大臣。なんと委員会が始まった時刻後にもツイッターをやっていたことがバレてしまいました。
先日の友里ブログで、ツイッターとさとなお氏の両方を批判している本を紹介しましたが、早くもツイッターの弊害が政界に出てしまったようです。
このツイッターに嵌っている政治屋が多いとか。国会審議の様子を刻々と書き込んでいる国会議員もいるそうです。
「やじうまプラス」のコメンテーターである伊藤洋一氏が面白いことを言っていました。
ツイッター含めネットは、政治家のバランス感覚を崩す
と言うのです。実例が面白かった。
「加藤の乱」を覚えていらっしゃるでしょうか。総理に一番近い男と言われていた政界のプリンス(当時)・加藤紘一氏が森首相に反旗を翻した政変劇であります。
野党の不信任案に賛同すると言っていたのですが、結局腰砕けとなり涙を流して断念した様はTVで大きく報道されました。腰が据わらぬ甘ちゃんであると自ら開示してしまったのです。その後は秘書逮捕で議員辞職、党内でも孤立状態と昔のプリンスの面影はまったくありません。
たまにTVや質疑で偉そうな事を発言していますが、気が小さい人がしゃあしゃあとよく言うよ、と思う人が多いのではないでしょうか。
その彼の人生を狂わすキッカケとなった「加藤の乱」、なぜ彼が決起したかを伊藤洋一氏が解説していました。
加藤氏は「加藤の乱」の少し前にHPを開設していたんだそうです。そのHPへ
加藤よ、立て
という声が殺到してその気になってしまったというのです。
ネットで発信すると、反応がどんどん広がり嬉しくなって嵌ってしまうのだとか。ツイッターだとフォロワーの数が増えていくことに快感を覚えてしまうのでしょう。
この手の反応はほとんど「賞賛」というか「ヨイショ」や「煽り」みたいなものなのですが、大きな後ろ盾を得たと勘違いしてしまうのでしょう。偏った煽りを「大きな声」と勘違いしてバランス感覚を失ってしまうと伊藤氏は言っておりました。
良い歳をした政治屋が携帯を必至で打っている姿、見ていて痛々しいのですが、鳩山さんにツイッターを勧めたと自称しているさとなお氏をはじめ、多くの政治屋がツイッターの弊害を理解できないのが日本の悲劇であり喜劇であると考えます。