これぞ市民感覚、検察審議会

いやー驚きました、昨夕唐突に発表された検察審議会の「小沢起訴議決」。ほとんどのマスコミが今月末に発表されると予想していただけに、

なぜ先月14日に議決したのか
なぜ3週間も結果を発表しなかったのか
前田容疑者(大阪地検特捜部)が引き出した調書の真偽は問題になったのか

といった疑問が残りますが、これがいわゆる市民感覚というものではないでしょうか。
脱線事故の責任でJR西日本の歴代3社長、明石市の花火大会事故で県警明石署の元副署長、などが同じように強制起訴されましたが、その時は

よくやった

と思う人が大半だったのではないでしょうか。どこまで関与していたかわからないけど、責任者(組織の幹部)を処罰したいという市民感情は理解できます。
裏に巨悪が潜んでいるのではないかという構図は一般ウケしますし、現に巨悪は塀の外で悠々自適な場合が多い。

とにかく怪しいから起訴してしまえ。後の判決は野となれ山となれ。無罪ならそれはそれでいいじゃん。

これが一般市民感覚としたら、今回の小沢強制起訴も当然の結果だったと思います。
起訴が決定したのですから、じっくり裁判で白黒つければ良いわけで、この期に及んでも

証人喚問で徹底的に追求したい

と未だ言っている谷垣自民党総裁はアホではないか。裁判よりも証人喚問をした方が真実を引き出せると思っているのか。

週刊誌の報道に寄れば・・・

といった質問しかできない国会議員達が裁判係争での検察(今回は弁護士)以上の追求が出来るはずがないではないか。
専門家(裁判所)に任せて自分たちは本業に徹しろと私は国会議員達に申し上げたい。

小沢裁判結果ですが、裁判所が選定した弁護士が検察官として起訴するはずなので、結果は決まり切っているのではないか。起訴できないと判断した検察以上の証拠を捜査権のない弁護士が集められるわけでもなく、弁護側は前田容疑者の取り調べの問題もついてくるはず。
予想がことごとくはずれる友里ですが今回は「無罪」、鉄板であると確信しております。
万が一「有罪」となってしまったら、検察の威信は壊滅状態。単なるアホ組織となってしまいます。起訴のプロよりド素人の方が判断が正しいということを世間に晒すことができるのか。
検判交流の間柄もありまして、裁判所は意地でも「無罪」へ持って行くでしょう。

しかし疑いがあればどんどん公に訴えろ、となると飲食店業界はどうなるのでしょうか。

限りなく発泡酒の疑いがある生ビール
輸入冷凍としか思えない近海鮪
どうみても養殖と感じる天然フグ
こんなに沢山とれるのか、丹波の松茸
禁漁(1月10日前後以降)になってもなぜ出てくる香箱蟹(松葉・越前蟹の雌)

など疑問の食材や飲料が飲食店業界にはゴロゴロしております。徹底的に追求したら、壊滅状態になるのではないでしょうか。
またヨイショライターや料理評論家と店の癒着の疑いもすっきりしない。

タダ飯食べさせてもらって宣伝しているだろう
お車代(謝礼)を店からもらっているだろう
盆暮れに旬の食材を送ってもらっているだろう

との疑いは一向に晴れません。ここは検察審議会のようなものを設立し、市民感覚でバシバシ訴えてもらいたいと友里は考えます。

まずはレトルトでカレー復帰

ようやくスッカラ菅内閣の支持率が各新聞に出始めました。TVでは

大きく下落

と報じておりますが、未だ50%を超えているのですから私は

思ったより下落していない

と感じたのです。今回の失態だけではなく、政治家としての責任を逃れるため

あくまで検察の判断だった

シラを切り続けるサル政権。的確な判断が出来なかったのは仕方ないですが(国民の民意で選んでしまった自己責任)、嘘をつくなど

性格の悪さ

は仕方ないですむ問題ではありません。ここまでしゃあしゃあと平気な顔して本当のことを言わないサル首相、赤色官房長官、中国人ヘアーカット外相。次期総選挙では身にしみる洗礼を受けるべきだと私は考えます。

体調が回復してきて外食比率が戻ってきたのですが、先日家でレトルトカレーを食べる機会がありました。
大好きなカレー、本来なら激辛をお店で食べたかったのですが、あの喉の激痛が頭から離れず、また喉を痛めたら大変と怖くてカレーショップを訪問できません。
とりあえずレトルトで喉を慣らしてからと、昼に2種食べてみたのです。1つは新大阪駅の売店で買った

炭火焼肉 たむらのお肉が入ったカレー

今は見かけなくなりましたが、焼き肉店を経営していると言われているお笑いタレントの名を冠した中辛です。
肉の量はそこそこありましたが、表題のように炭火焼きの食感はなく、ヌルヌルな牛肉。目隠しして食べたらカレーとは思えないほど緩い辛さでありまして、完全な期待ハズレ。確か500円前後もしたはずで、CPの悪さに感心したのです。
もう1つは飛騨旅行でのお土産としてもらった

飛騨牛カレー

同じく中辛で、「飛騨牛銘柄推進協議会指定の肉使用」とのシールが貼ってあり、「飛騨牛100%」とダメ押ししております。
確かに肉は飛騨牛100%なのでしょうが、いかんせん肉の量が少なすぎ。肉だと思った塊が玉葱だったりと、小さな肉片を探すのが大変でした。もちろん味も緩いものでして、カレーとしての完成度は低い。

添加物がてんこ盛りのレトルトカレー、無理してまで食べる必要がないと思うのですが、最近気に入っているのが?

デリーのコルマカレー

です。具が入っていないので野菜などを用意しなければならないですが、癖になる味でしてリピート買いしております。

さて、今朝のTVで、久々にマスヒロさんを見ました。旬のマツタケ料理の絶品ベスト3を紹介しておりました。
まずは3位が浅草・龍圓の「マツタケの春巻き」。そして2位が銀座・御魚大淵座の「マツタケのピザ」です。

いずれの2店も以前マスヒロさんがべた褒めしていたところ。特に龍圓は機会があればマスヒロさんが宣伝していた店で、かなり親密な関係であることが推測されます。
大淵座、懐かしい店名です。まだ銀座でやっていたのかと言うと、怒られるでしょうか。私の廻りでは完全に埋没してしまった店ですが、マスヒロさんとの関係は続いているようです。

そして第一位。私は六本木の「龍吟」を出してくると思ったのですが、予想がはずれて同じ六本木でも天麩羅の「みかわ」でありました。
マツタケと穴子を使った天丼がナンバーワンとのことでしたが、揚げている職人は若い人にまた替わったようです。天麩羅は揚げ手の腕が関係ないのでしょうか。

それにしても一時は大変蜜月だったマスヒロさんと龍吟。この時期、マツタケのお椀やすき焼きなど色々なマツタケ料理を出しているはずで、ナンバーワンとはならなくてもベスト3に挙げてもよいほどの仲だったはずですが、マスヒロさんとの関係に変化がでてしまったのでしょうか。

最近訪問した店 短評編 40

解放されたフジタ社員3名の記者会見の一部をTVが報道しておりました。以前のブログで書きましたが、暴力船長の無条件釈放、もとい処分保留の釈放に、フジタ社員4人の拘束が大きな判断材料になったのはサルでもわかることであります。

イランでのボランティア活動中に拘束された3名の時は全国で沸き起こった「自己責任」という批判。また、同じくテログループに拘束されて処刑場面をネットで公開された日本青年もいましたっけ。
そのモチベーションが自己満足のためとはいえ、ボランティア活動で拘束された人たちを

自己責任

と批判したなら、勤務先であるフジタの商売のため訪問した4人はボランティア達以上の

自己責任

を追求されるべきではないのか。会社の商売(結果的には本人達の利益)のためにノコノコ出かけて中国の罠に嵌ったからであります。

あんた達のおかげで中国に更なる弱みを握られたではないか。どう責任を取るつもりだ

と憤慨している人は友里だけではないでしょう。

しかし見かけ(とくに髪型)は中国人そっくりの前原外相、今朝のフジテレビ出演で、今回の田舎検察の司法判断に関して、非常に往生際の悪い発言を繰り返しておりました。
正に国会答弁といいましょうか、相手の質問に対してすべてはぐらかしの発言を連発。さすが偽メール事件や父親の職業偽装でも逃げ切った無責任男だとあらためて感心した次第です。

さて週に3店取り上げているこの「短評編」でありますが、1週間の訪問が3店以上ありますので、現時点と取り上げる店の訪問日がどんどん離れていってしまいます。本日取り上げる3店の訪問時期は8月半ばであります。
このままだと更にこの間隔が開いていくことになるでしょう。このシリーズを週に2回にするか、3店から6店にするか検討中であります。

さて3店です。

新津鮨
閑古鳥の「青木西麻布店」で、予約がある場合のみ土曜限定で新津氏専用の小さなカウンターでオープンする間借り鮨店。この日も「青木」はガラガラ、新津鮨店も我々だけでありました。地下の「野じま」の集客不振といい、風水が悪いのか単にCP含めた食後感が悪いからなのか。
肝心の新津氏のツマミと握りですが、タネ(仕事した物も)は「青木」からの横流し。酢飯だけが新津氏オリジナルなのですが、はっきり言って握り(酢飯も)も何ら傑出した物を感じませんでした。
ところで以前、新津氏から面白い話を聞き出しておりましたので披露させていただきます。
いまでこそ伝説の鮨職人・新津氏でありますが、彼の一番弟子のようにマスコミが取り上げているのが「あら輝」の主人・荒木氏であります。友里は前々から、弟子と言えるほど新津氏の元で修業したのかと疑問を呈しておりましたが、新津氏から衝撃の発言を引き出したのです

荒木君は月曜の午前中だけ、たしか1ヶ月くらいしか来なかった

新津氏の話を信じるなら、週に半日というか数時間、わずか1ヶ月だけ店を訪問して仕事を見学しただけで大きな顔して「弟子」と名乗れるのですから、鮨職人は変わった人たちが多いようです。

ユニッソン デ クール
ワインの値付けが安いという知人からの情報で訪問しましたが、料理にも大満足。コースのみの対応と多皿料理で見た目は今風の盛りつけ。でも柑橘系やフルーツのジュレとエスプーマでごまかすのではなく、ソースはじめしっかり調理をしているのです。焼き方だけではなく、フレンチの基本をしっかり習得したシェフと判断しました。
ソースが造れないから(修業時代に習得していない)、素材の良さを生かすと詭弁を弄して生焼きにしてオイルやジュレの添加でごまかす最近の自称フレンチシェフ、例えば焼肉職人と揶揄されているカンテサンスの岸田氏など、この店で再修業することを友里は提言させていただきます。

バカール
松濤の人気フレンチ。初訪問でしたがこの店がなぜ流行っているかがすぐわかりました。料理が傑出しているのではありません。はっきり言って、胃に負担がかかりますが特別美味しいものではない。5000円ほどで一見お得に感じるコースに比較的若い客層が反応しているだけ。
オーナーは「ロオジエ」出身との触れ込みでしたが、移転前(今の資生堂パーラーの場所)の時からたまに通っている友里、まったく見たことのない人でした。