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ワイン
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- 2010年11月19日(金)|
昨夕のことでした。取引先の幹部へ連絡を取ろうとしたら17時前だというのにもう退社したのか不在。それなりに重要な話だったので至急連絡を取ってもらうように頼んだのです。
程なくして私の携帯に連絡が入ってきたのですが、なんと彼は
ボジョレーヌーボーのパーティーに出ている
と言うではありませんか。
年を追う毎に過熱感がなくなってきたボジョレーヌーボーでありますが、東京や大阪といった大都市であったなら、まだしつこくヌーボーのパーティーが開催されているという話も理解できます。ところが件の会社は北信越地方のある市。
こう言っては失礼ですが、そんな地方で未だヌーボー祭りなんかやっているのかと一瞬疑問に思ったのですが、すぐに理解ができたのです。実はその会社の別部門が
フランスワインのインポーター事業
をやっていたんですね。客先を集めてのヌーボーパーティに、部門違いではありますがその幹部はかり出されていたわけです。
その時やっと私は昨日がヌーボー解禁日だったと思い出したのです。友里掲示板ではいくつかヌーボーについての書き込みがありましたし、ブログでもミシュランガイド東京版の発売日と同じ時期だと書いて認識はしていたのですが、肝心の当日に忘れてしまっていたのです。
早速ネットでちょっと検索をしてみたら、今年の出来は
8月下旬からの好天のおかげで、フルーティで活気のある、ほど良いタンニンを兼ね備えた
とありました。この10年か20年、毎年なんだかんだと理由を付けて
今年の出来は良い
と煽り宣伝しているボジョレーヌーボー。この時期、話のタネに1本(1口以上)は飲む友里でありますが、私の拙いテイスティング力では「出来が良い」という確認が出来ないだけではなく
美味しい
とさえ感じることはなかったボジョレーヌーボー。いわゆる季節ものと言いましょうか、縁起物と言いましょうか、正月の
お屠蘇
のようなものだというのが私の認識であります。美味い不味いの次元で考えるものではない。よって年に1本(一口)で良いというのが友里の結論であります。
もう20年近くヌーボーを年に1口以上飲んでおりますが、家のダイニングテーブルに座って、夕食と合わせてじっくり飲んでもグラスがすすみません。
グラスがすすむシチュエーションは
立食形式で料理はカナッペや唐揚げ
が一番ではないでしょうか。しかしヌーボーに
タンニン
なんて感じるのでしょうかね。
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店情報
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- 2010年11月18日(木)|
実は先月中旬に入手していた情報なのですが、出し惜しみしているうちにすっかり忘れておりました。昨日思い出しましたので、本日のお題とさせていただきます。
業者からの話なのでほぼ間違いないはずとレストラン関係者から聞いた話はなんと、
3つ星シェフ・岸田氏の独立
でありました。
友里ブログ読者の方々はご存じだと思いますが、3つ星レストラン「カンテサンス」は岸田氏がオーナーではありませんでした。ピッツェリアの「イゾラ」やスパニッシュの「サン・パウ」から居酒屋に至るまで多店舗展開している楽天系(社長の姉が三木谷夫人)の
グラナダ
の経営であります。
若くして世界の3つ星シェフの仲間入りを果たした岸田氏、千客万来の店繁盛のわりにインセインティヴ契約をグラナダと結んでいないと噂されていて以前から
いつ独立するのか
とこの業界で注目されていたのです。ただ義理堅い性格なのでしょうか、独立の気配は感じなかった。集客が芳しくない店も多いグラナダグループから
自分が抜けたら大変
といった配慮もあったのかもしれません。
ところがこのレストラン関係者の話によりますと
場所と店名をそのまま譲渡される形で独立する
と言うのです。
普通独立と言いますと、場所を探し新しい店名でスタートしなければなりません。3つ星シェフといえども一からのスタートとなりますからそれなりのリスクを伴いますが、場所と店名をそのまま買い取る形で独立してしまえば、客からはまったくその変化がわかりません。
熱狂的な岸田信者に加えて、ミーハー・純粋無垢な一般客はその後も繋がりにくい予約電話をかけ続けることでしょう。
恐らく譲渡してもらうためグラナダへ何らかの支払いをするのだと思いますが、グラナダも普通の独立(野球でいうフリーエージェントみたいなもの)と違って実入り(ポスティングのようなもの)がありますから、両者ともメリットのある「独立」だと考えます。
買い取りに加えて、売り上げに対するマージンをグラナダへ支払う契約になっているのかどうかはわかりませんが、この情報が間違いないとしたら、岸田氏は無難な決断をしたとわたしは考えます。
本日の内容は、岸田氏やグラナダに確認したものではなく、あくまでレストラン関係者からの情報によるものであります。
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ミシュランネタ, 情報
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- 2010年11月17日(水)|
昨日のブログネタ、ミシュランが来春にビストロ版(ビストロに限らずフレンチ版だそうです)を出すという情報、かなり話題になると思っていたのですが、友里掲示板ではまったく反応がありませんでした。今年の流行語大賞(掲示板限定の大笑い語のこと)の企画が出始めてきましたけど・・・
もうミシュランネタは全くウケなくなったのか。そういえば昨晩、グループで会食をしたのですが、店のスタッフ交えて偶然ミシュランの話がでました。と言ってもその内容は
そう言えばいつ発売だったっけ?
といったレベル。実はその時明日がヌーボー解禁日だと気付いたのですが、ミシュランもヌーボー並みの注目度(忘れ去られ度)に成り下がったようです。
結局、ヌーボー解禁日の週末(金曜)がミシュラン関東版の発売日ではなかったか、といった結論で簡単に終わってしまいました。
さてここからが本題。
掲示板では無反応でしたが、唯一メールで情報を送っていただいた方がいらっしゃいました。やはり
ミシュランガイドフレンチ版
は来春発売に間違いないと言うのです。ビストロ限定ではなく、フレンチ全般だとか。もしかしたら今回発表される関東版にはフレンチ部門が掲載されないかも知れませんね。(まさか・・・)
そしてもう1つ。ミシュランガイドの黒幕は意外な人物だと言うのです。あのインポーターの外人社長(友里ブログでも取り上げた記憶があります)だとか。
関東版(正確には東京・横浜・鎌倉版)だけではなく、関西版(正確には京都・大阪・神戸版)まで、レストランの情報提供などその影響力は大きいとのことでありました。
本日はまたまたウケないミシュランネタで申し訳ありません。