結構面白いぞ! ZAITEN

月曜日の友里ブログで取り上げたJ.C.オカザワの新ブログ。火曜からスタートしているのですが、

縞模様のキス
高峰秀子ネタで2日

とまったくつまらない内容に唖然。普通の頭でしたら、「オープニングサービス」として、何か面白い企画でも考えるもの。
ブログなら、ここぞと温存していたネタを出して今までの読者や、新しい読者を意識して呼び込む努力をするのですが、オカザワのこの怠慢はいかがなものか。取り上げて宣伝に一役買ったつもりでしたが

こんなつまらない(独りよがりの)ブログを宣伝するな

とのお叱りを何人もの方からいただいてしまいました。
ライターだけではないのですが、世は自分に何を求めているかを常に考えることが大事。普通に考えればオカザワに居酒屋以外の料理批評を求めるはずがない。まして文章も下手なのに

つまらない己の思い入れ

なんか公の場で開陳するな、というところでしょうか。
彼に求められているのは

味がわからないクセに勘違いして偉そうに料理(レストラン)批評している自己チューの様

であります。判断基準にまったく統一感がない

場当たり的な毒舌

以外に彼の持ち味はないのですが、それがわからず一端のコラムニストかエッセイスト気取りになっているのが儲けに奔る料理人と同じ勘違い。これではタダでさえ少ない読者も離れていくのではないかと心配であります。

さて昨日移動の電車の中で、送ってもらったZAITEN(財界展望新社)を完読しました。昨年秋からこの月刊誌の

友里征耶の「一口両断」 首相の夕食いくつ星?

という企画を受け持っております。(発売中のものでは78、79頁)一ヶ月間の菅首相の夕食スケジュール表と友里征耶のボロクソな菅批評が載っております。
国家観がないだけではなく、食事に対しても拘りがまったくなく、限られた店をお小姓補佐官など限られた人としか訪問していない人見知り首相。この訪問スケジュールを見ただけで、この人に国は任せられないと思うのは私だけではないでしょう。

このZAITEN、主に財界などを扱った業界誌みたいなものなのですが、財界に尻尾を振る他の財界誌と違って結構批判的なんですね。そんなトーンですからこの友里征耶に声がかかったのだと思うのですが、内容が結構面白いのです。?

特集は“歯科医”に関して。稼ぐ歯科医とワーキングプアの歯科医の格差が如何に進んでいるか、歯科医団体のセコイ戦略も一因となった歯科医業界間格差の現状がわかると思います。

また個別企業に対する批判もかなりのもの。

三菱地所→社長不作
東京ドーム→老害役員
日清製粉→粉を挽くだけで儲けてきた業界
KDDI→純増数最下位転落
ソフトバンク→合法的な会計処理変更による有利な決算発表

などなど。
りそな銀行の記述では、増資公募の価格(440円)より下回ってしまったことによる“身売り話”が載っておりました。
4?5年前このりそな銀行株で大損した友里、見るのも嫌な会社名でしたが、1年前は1000円台(気がつきませんでした)だっことに注目。
大手金融グループが買収するにしても、公的資金返済の一貫で国が所有する普通株(取得時価520円 総額4000億円)を市場で売却するにしても、現値(440円弱)が底値と判断した次第です。

こりゃ上がるしかない

と株下手な友里が飛びついたのはいうまでもありません。
所有ゴルフ会員権を売却した残り金(来年の相当税額を残して)を全額投入して昨日りそな株を買ってしまいました。
記事を読んでから判断して購入までの時間はわずか5分程度。友里の定説からすると

友里が買ったらすぐ下がる

のは避けられない現実。このブログを読んで直ぐさま空売りをしかける株上手な方もいらっしゃるかもしれませんね。

再び資格ビジネスについて

ネットへの入試問題漏洩事件、そろそろ最後の詰めに入りそうです。携帯や自分のPCでこんなことをしたら直ぐ個人が特定されるのは中学生でもわかっていると思っておりましたが、この予備校生は知らなかったのか。

恐らくこんな国を挙げての大問題になるとは思っていなかったのでしょう。もともとそんな世間を揺るがす大問題なのか。
友里はなぜ、簡単に犯人が特定されすぐ善後策が打てる事件を新聞やTVが「トップニュース」で扱うのか理解できません。こんなこと(携帯などで試験問題がオンタイムに流出)、サルでも想定していたことではなかったのか。そこで私は何か裏があるのではないかと考えてしまうのです。
大相撲の八百長問題や予算案をめぐる国会攻防、そして菅政権の閣僚(前原氏、野田氏)の

政治と金問題

など、マスコミの扱うネタはいくらでもあるはず。私は政権側に気を遣う大マスコミが無理に事を大きくしていると考えてしまうのです。

一所懸命頑張っている人が損をする社会になってはいけない

と、こめかみに青筋立てて臭い正論を吐くコメンテーターもいました。確かに理想はそうですが、現実日本はそのフェアが最優先されているのか。
大相撲の八百長問題では、

ガチンコ 中盆 注射

といった隠語が世に知れ渡っておりました。今回の入試に関しても世には

コネ入社 コネ入学

という単語が世間で大手を奮っているではないか。世にあり得なければ、こんな言葉は流通しません。
例えばTV局やそのマスコミに大きく関わっている広告代理店など

大半の社員はコネ入社ではないか

と長く言われております。広告を出してくれる大企業役員の子弟を最優先に雇っているのではないかとの疑問ですね。中には実力で入った人(全員がコネなら会社は立ちゆかないかも)もいるでしょう。でも世の中、?

実力だけの勝負?

ではないのです。まあ、大会社での出世競争は仕事の実力はまったくなくても?

ゴマすりの実力

があれば勝ち残れますから、ある意味「実力」の世界かもしれません。

さて先日、女性読者からメールで相談を受けました。
今の事務職をやめて、フードコーディネーターやフードアナリストなどの資格を取って頑張りたいとの相談であります。
素早く私は

国家試験の中で最難関の1つである公認会計士の資格を取得しても就職できない人が沢山いるのに、私企業(NPOも)が勝手に発行する資格を大金払って取得しても、屁の突っ張りにもならない

と回答させていただいたのです。

最近は食べログとも提携しているフードアナリスト、王理恵さんを客寄せパンダ(受講生寄せパンダ)にしていた野菜ソムリエ、そして芸名・服部幸應(本名・染谷幸彦)さんが主宰している食育インストラクターもみんな

講習料狙い、講習本販売狙い、受験料狙い、認定料狙いの立派な金儲け

ではないか。特に食育インストラクターなど、国が大きく関与しているような雰囲気を感じてしまいますが、こんな資格を大枚はたいて取得しても何の得にもならないではないか。資格自慢といった己の自己顕示欲満たしには効果があるかもしれませんが、

家柄偽装していた染谷さん、もとい、服部さんが主宰しているNPOの資格

なんて、自慢にもならないと私は考えます。
以前、ある料理店の店主から見せてもらったのですが、服部幸應(本名は染谷幸彦)さんの息子さんも

服部○○

と書いた名刺を配っていたのです。傍で見ていたらまったくの茶番というか喜劇みたいなものだと思うのですが、この先自称服部幸應さんのお孫さんも

服部姓

を名乗ることになるのでしょうか。そこまで徹したら、歌舞伎と同じく一種の伝統芸として認知されるかもしれません。
久々に服部さんのウィキを見たら、この経歴偽装がしっかり書き込まれておりました。
とにかく私は世間に言いたい。

世にある資格のほとんどは管理する会社(人)の金儲けネタなだけ

まともに資格の効果を期待してはいけません。

猫に小判! レゼルヴ・ド・ラベイ

外国報道機関への暴行に対し、中国政府の報道官がとんでも発言しているようです。

中国では中国の法律を守れ。中国の法律に「どこでも取材して良い」と書いてあるのか

いやはや驚きました。私は中国の法律を知りませんが、?

中国では指定されたところでしか取材してはいけない

と書いてあるのでしょうか。
民主党の安住さんが造反16人に対し

教育指導不足だから

とか言っておりました。小さな体を左右に揺すって高圧的にしゃべる様は

アンタこそ教育されていないではないか

と思ってしまいます。国会でかなり嫌われているそうですが、これで元NHKの記者だというのですから驚きです。
百万が一、親小沢派が巻き返したら、仙石と共に真っ先に意趣返しをされる人だと思います。
しかしあのヘアースタイル、見る度に金正日を思い出します。背丈の不利を、髪を逆立ててカバーしているのでしょう。
前原氏の髪型といい、民主党若手議員のセンスはお世辞でも良いとは言えません。

さて先日、ある予約困難な小さな店で、友里征耶と因縁のある○職人に偶然遭遇してしまいました。
いつもと違って、店名や料理人の名を開示しない理由は、ブログネタの対象者がその職人を連れてきた一般客であるからです。
店や職人がブログの対象ではないので、一般客(超常連のようでした)が特定されないようにとの配慮であります。

店のドアを開けて店内を見てビックリ。あの○職人がちんまりと座っているではありませんか。先方も友里に気がついたようで、傍目にはちょっと驚いたような反応をしておりました。思わず仰け反るようなセンスのジャケットを着ていた職人、どうやら店常連に連れてきてもらったようです。
計3名のそのグループ、常連は

今日はスペシャルで・・・

とかリクエストしておりました。さすが有名○職人、普通の料理でも破格に高い店で「スペシャル要求」の料理を食べられるのですから、よいタニマチをもったものです。
しばらくして店主人が彼らにもってきたのはシャンパン。

90年のドンペリ

と、かすかに聞こえたのです。90年はシャンパンとしては良い年ですが、ドンペリならたいしてスペシャルではないと思いながら、ふと遠くからラベルを見たら、色が薄いんですね。

ありゃ、レゼルヴ・ド・ラベイじゃないか

と私は直感したのです。店主人も

貴重なシャンパン

とか説明しておりましたが、私はその常連の言葉に○職人のジャケットを見た時に続いて、仰け反ってしまったのです。

なんかこのラベル、色が薄いんだね

おいおい、ドンペリのド・ラベイを知らないのか、と私は愕然としたのです。
クリュッグのコレクションと同じく、ドンペリのレゼルヴ・ド・ラベイも、その中身は普通のヴィンテージと同じ。シャンパンハウスで長く寝かせてからデゴルジュして、特別なラベルを貼って倍以上の値付けで出荷してくるだけであります。
でも、すごく高くて希少なんですね。まったくその価値を知らない3人が飲んでいたのですから、非常にもったいないと思ったのです。

僻みもありまして彼らの様子が気になったのですが、もう一本シャンパンを頼み、ベルーガてんこ盛り(今時ベルーガがこんなにあるとは驚きました)の鮑、分厚い黒トリュフを使った揚げ物など恐ろしいばかりの高級食材の料理がでていることを確認してしまった。

シャンパンは楽天でも8万円近いもの。

http://item.rakuten.co.jp/katsuda/c/0000000498

推測するに店売りだと安くても15万円はするのではないか。高額食材の料理を入れると一人当たりの支払い額は軽く20万円は超えたと推測します。

なんと一晩の食事で60万円以上!

会社経費なんでしょうが、今時上場会社や規模の大きな会社の役員ではこんな豪遊は出来ません。
おそらく規模の小さい会社の創業者系なんでしょうが、銀座のクラブふくめて、未だ未だ有り難い客はこの不景気でも存在しているのだとしみじみ感じた次第です。

レゼルヴ・ド・ラベイ、76年ものを昔買って何回か飲んだ記憶があるのですが、コレクションと違ってあまり美味しく感じなかった。でもその常連が

白ワインみたいで美味しい

と言っていたことを帰宅してから思い出し、ネットで調べてみたのです。ざっと検索したところ、レゼルヴ・ド・ラベイは結構簡単に手に入るではありませんか。思わずクリックして

90年、88年、85年

を計5本購入してしまいました。自分で飲むだけではなく、近々のお祝いものにも使えるとの判断であります。

ヴィンテージシャンパンなんてここ10年以上買っていなかっただけに思わず衝動買いとなってしまいましたが、来月の決済日をどう乗り越えるか、いまから心配であります。