友里征耶の週間食日記 2011-11

東電社員の2名が600ミリシーベルトを超える被爆を受けたとの報道がありました。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110610-OYT1T00895.htm

?記事は震災直後の中央制御室での勤務が原因かとも受け取れる内容でありますが、それならこの発表がなぜ3ヶ月後の今なのか。
被曝線量の測定などそんなに時間がかかるものではありません。勝手に引き上げた年間被爆量上限の250ミリシーベルト(緊急作業時)でありますが、週刊誌などではその急ごしらえの上限も超えている作業員が多いとの報道がありました。
あくまで私の推測でありますが、250ミリシーベルト超えの作業員はかなりいるのではないか。さすがに倍の500ミリシーベルト超えた人をこのまま隠蔽し続けることはできず、しかたなく発表したと私は考えるのです。いつものように、自分たちに不利な事実を

小出し

する狡猾な戦略ではないでしょうか。
橋下府知事は関電からの15%節電要請に噛みついたようです。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110610-OYT1T00697.htm

あの人気とキャラをもってしても、思っていることの数割しか発言できないというか各方面への遠慮が見えてしまうのですが、今回は結構はっきり言ってくれました。停電を避けるための15%節電要請を

原発を存続させるためのブラフだ

とばっさり。まずは「原発ありき」、今後の橋下vs関電のバトルが楽しみですが、振り上げた拳を下ろしてしまうかどうか、橋下府知事の対応に注目しましょう。

ポスト菅で民主は混迷。野田だ、鹿野だと主流と反主流で綱引きしているようですが、このまま仙谷氏の影響力が政界に残ってしまうのか。
顔相が悪いだけではなく左巻き思想自体が日本の舵取りに百害あって一利もなしと思うのですが、なぜ自民党も仙谷氏をキーマンとして扱ってしまうのか。その理由は1つ

小沢氏の復権を何としても阻止

小沢憎しということだけで、イデオロギー関係なく右も左もシェイクハンド。政策があわなくても小沢アレルギーで右や中道が左巻きに秋波をおくる民主党。小沢に気兼ねせず何とか利権に復帰したいが為、左巻きと手を握ろうとする自民党。そして大マスコミも同じです。
ある意味まだ影響力が残っていると言うことでしょうが、私はこの際左巻きを永遠に政権中枢から追い出すためには

小沢の引退と解散総選挙

しかないと考えるのです。小沢さんさえ引退すれば、あの悪相で左巻きの仙谷氏の存在価値は半減、いや消滅するのではないか。
日本の舵取りを左巻きに委ねたいと思っている人が多いとは思えないからであります。大震災その他ですっかり忘れ去られましたが、あの

中国船長釈放の経緯

を日本国民は今こそ思い出すべきであります。
自分が復権して仙谷一派を一掃しようと考えているのか小沢さん。ここはもう少し大きな視野で行動した方が日本のためではないか。
反小沢と言っても肝心の小沢氏が居なくなれば、仙谷一派は単なる元社会党の左巻きという称号しか残りません。
そして解散総選挙を通して民主党が惨敗して少数野党となれば完全に埋没。よもや親しいと言われている大島副総裁も埋没野党の左巻きと密談することはないでしょう。
北風と太陽の寓話ではありませんが、左巻き一派から日本を救うには

北風の小沢さん

は必要なくなったと私は考えるようになりました。そして権力志向旺盛な左巻きに乗っ取られた民主党もその役割は終えたと私は考えます。

さて日刊ゲンダイのコラムが休載となりましたので、それを転載する「店評価ブログ」も3ヶ月お休みです。よって久々に週間食日記を復活してみることにします。

月曜日
夜:浅草橋のフランス郷土料理
短評編で書いたので店名はおわかりのことと思います。アルザス料理のシュークルートやベッコフを楽しみました。ベッコフと名乗る料理は初めて食べたのですが、都心のフレンチでも提供しているようです。1年前より食後感が大きく変わりました。良かったです。?

火曜日
夜:日本橋の寿司屋
食べログ高評価の人気寿司屋。1ヶ月待たされての訪問です。ツマミと握りのコース(1万1000円)に酒類を入れての支払いが一人当たり1万5000円チョイ。確かに明朗会計で有り難いですが、結論はCPが悪くないだけの寿司屋。ツマミ、握りと食べログにあるような傑出さをまったく感じませんでした。これなら自分には行きやすい「鮨 太一」の方を私は選びます。

水曜日
夜:港区のフレンチ
ホテルのメインダイニングであります。1年ぶりの再訪でしたが、今回は可もなく不可もなし、といったところでしょうか。

木曜日
夜:銀座の鮨屋
久々に接待で訪問。同じビルに3つ星が移転してきて苦戦しているのではないか。太巻きのオミヤを持ち帰りました。

金曜日
夜:ホテルのシェフズテーブル
6名で20万円と破格の価格設定。しかし支払い額にまったく見合わないと感じた、中国人料理長不在で日本人2番手が仕切る中国料理店でありました。

土曜日
昼:銀座の鮨屋
夜:山形の超過大評価のなんちゃってイタリアン
昼は関西からの知人達と訪問。盛況でありました。久々の訪問でしたが、ツマミ(関西ではアテと言うらしい)と握りが以前より美味しい。知人達にも好評でした。
夜のお店はもうおわかりですね。詳しくは店評価ブログをご覧下さい。

日曜日
昼:西麻布のイタリアン
夜:内食
関西知人の弾丸ツアーの最後を〆るイタリアン。高いですが関西にはない郷土色あるイタリアンだとこれまた好評でありました。

総選挙なんてやっている場合なのか

瓦礫の撤去は一向にはかどらない。福島第一原発事故も事態の深刻さが明るみに出てくるだけでいつ収束するのかメドたたず。
いわき沖のアイナメや静岡の本山茶からも基準値超えのセシウムを検出。そしてペテンのズル菅が未だに続投意欲を示すこの日本の一大事に

なんでAKB総選挙を大マスコミは大きく取り上げるのか

自分の国の将来がどうなるかわからない瀬戸際の時、なんでこれほど多くのオタクが国の行方にまったく関係ない金儲けイヴェントに熱狂してしまうのでしょうか。

味が濃く高級食材(但し質は悪くても良い)を羅列しただけの店を林真理子女史と共に絶賛し続けて純粋無垢な一般読者や一般客を惑わすだけでも罪なのに、いい歳こいても「彼女いない歴生まれてから今まで」みたいなある意味純粋無垢なオタク達からお金を搾り取るこの

秋元康式オタク釣り上げ商売

に私は大きな疑問を持つのです。人の無知や未経験、そしてコンプレックスにつけ込んだ商売ではないか。
報道では投票権がついているCDを2000万円分も一人で購入したというオタクの存在もありました。
こう言っては怒られるかもしれませんが、女性と縁があるとは思えないオタク風の男性がAKBメンバーの名を絶叫する異常な光景、私はこのシーンを見て

もう日本はダメだ

と思ってしまうのです。
こんな平日に武道館へ行く暇があるなら、自分が好きなメンバーをランクインさせたいために同じCDを買いまくるお金があるなら

被災地でボランティアやってこい
CD買わないでその分義援金として寄付しろ

と私は言いたい。いやこれを言ったら女性読者が全員離れるかもしれませんが、そんな暇とお金があったらまずは

フーゾクへ行って人生観を広げてこい

と考えるのです。
総選挙に投票している人たち、TVを見る限りオタクそのもの。どう見ても女性と簡単に親しくなれるような雰囲気を持っているとは思えない風貌です。
彼女がいたら、武道館へ行ったり無駄なCDを買ったりする暇とお金をAKBへ回すことはないでしょう。
だいたいAKBにうつつを抜かしていたら、彼女にバカにされて逃げられるはずであります。フーゾクへ行けというのは言い過ぎだとしたら、暇と金を使って

スポーツジムへ通ってシェイプアップし、センスの良い服を着るだけで世界が変わる

と。こんな変な集団(でもたまに見てしまう)に無駄な投資をして仮想恋愛を求めるより、本物を経験するべきではないか。

女性と縁がない男性からからお金を絞りとる
スポットライトに憧れる純粋無垢な未成年女性も釣り上げる

という、はっきり言えば人の弱みや欲につけ込む商売であるAKB商法。

同じCDを何枚も無駄に買わせてまで金儲けがしたいのか

と秋元康氏に言う前に、私は彼に次の提案をして本日のブログの〆とします。印税やAKB商売で膨大な収入があるのですから、カジノなんかで無駄遣いせず

ジムや美容整形へ行って弛んだ顔と体をシェイプアップしろ
料理は濃い味だけではない。質の良い食材を使ったまともな店へ通い、長年たまった舌の垢を洗い落とせ

秋本氏とAKB熱狂オタク、体型や雰囲気が結構似ているように感じるのは友里だけでしょうか。

飲み放題は得なのか

ポスト菅をめぐる駆け引きが民主党内で盛んでありますが、今朝のTVで次期代表は

野田さん

になりそうだとの報道がありました。
逆張りの友里としてスポーツなどで予想を外しまくっていましたが、ここのところなぜか予想が当たってしまうようで、今月6日のブログで次期代表は野田さんと書いていたのを思いだしたのです。

株も珍しく先日利益(わずかな額で逃げ切り)を出しまいました。個人的には無理があると思う原発ですが、どうやら日本では脱原発とはならないようです。友里の本業もなんとか持ちそう。
塩漬けの金融株の問題はありますが、今後も好きな外食が続けられそうで安心した次第であります。

昨日のブログで触れました「脂肪除去」ですが、読者から問題点を指摘されました。
吸引でもレーザー溶解でも、私は脂肪細胞がなくなるのでもう新しい脂肪はつかないと思っていたのですが

人間は体の脂肪量を一定にする性質があり、仮にお腹の脂肪をとってもその分の脂肪が他の部分(腕や首)について不自然な体型になる

というショッキングな内容でありました。
医学的な根拠があるのかわかりませんし単なる噂かもしれないのですが、お腹の脂肪をとったらその分が腕や上半身についてしまう。更にその部分をとったら、最後は首に脂肪がついてしまうと言うのです。

理工学的に考えたら、脂肪細胞自体が他の部位で増えるわけはないと眉唾でありますが、個人のキャッシュフロー改善を前提にレーザー脂肪溶解を前向きに考えようと思っていたのでもう少し検討することにしました。

さて本題です。
今週久々に飲み放題を経験しました。ある集まりで「天香回味」を利用したのですが、そこで2500円の飲み放題を選択したのであります。
生ビール、白・赤ワイン、紹興酒に加えカクテルやソフトドリンクが飲み放題でありまして、各酒類の質を考えなければ個人的には充分元を取ったと私は感じました。単なる酒飲みにはこれで充分か。

しかし一つ一つを味わってみると、そのクオリティは当たり前ですが高いとは思えません。
特に生ビール。私の飲後感でありますが、限りなく発泡酒に近いもの。だいたい生ビール自体同じ名前(例えばドライとか一番搾り)でも色々なランクがあると聞いたことがあります。店によって同じ名前の生ビールでも中身が違う可能性があるというのです。
飲み放題なら仕入れ価格が安い生ビールの中でも更にランクが低いタイプを選ぶのは当たり前でありましょう。飲み放題専門の生ビールが存在するのかもしれません。

そんな中、私が感心した飲み放題が「豚組しゃぶ庵」でありました。この店、飲み放題のビールが

?瓶ビール

なんですね。生と違って瓶だとさすがに中身は同じでありますから、真のビールが味わえるのです。

今回の集まりで感じたのですが、女性も含めたこの手のグループの場合、アルコール類を何杯もおかわりするのは半数くらいか。私のようにセコく元を取ろうと時間中飲み続けるのは数割程度に激減します。

飲み放題は飲む人も飲まない人も関係なく頼まなければなりません。友里のような酒飲みばかりのグループでしたら問題ですが、普通のグループだったらそうはアルコール類が消費されないのではないでしょうか。
仕入れの安いアルコール類を用意すれば、客は勝手にお得感を抱き、店側は利益の実をとる。飲み放題は客にも店にもお得なシステムであると私は考えるのです。

根本的な問題ですが、店にとって損するなら飲み放題なんて誰もやりませんよね。売り上げだけではなく利益も飲み放題は生むということでしょう。