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店訪問
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- 2011年07月17日(日)|
新聞の社説、皆様しっかり読んでいらっしゃるでしょうか。私は家に来る新聞が嫌いな読売ということもあり、見出しをちょっと見るくらいであります。
実は幼なじみも社説論者の一員なのですが、それも読み飛ばしております。昔から頭が難いというか、ちょっと変わっておりまして文章が面白くない。思考も読売的(そうでなければ雇われない)で考えが合わないからであります。
本日の読売社説、見出しだけ読んでいつも以上に違和感を覚えたので、珍しく中身を読んでしまいました。
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110716-OYT1T00953.htm
細かい内容について突っ込むのではありません。私は問題提起というか、読売が財政危機の収束を急げと投げかけている先が
欧米当局
であることに笑ってしまったのです。
純粋無垢で何も疑うことを知らないお目出度い日本国民を相手に、時の権力のために世論のミスリードに血眼になっている大マスコミ。
記者クラブというぬるま湯につかり、押し紙という制度を未だに維持している極東にある島国の新聞社の提言など
欧米がいちいち相手にするはずがないではないか
これは純粋無垢な人を信奉させる常套手段でありまして、とにかく権威あるもの(今回は欧米)に提言するフリ(実際には届かないというか存在も知られていない)をして己の権威付けをしているだけ。
さすが読売。欧米当局にも物言っている
とアフォな読者を勘違いさせたいだけでありましょう。こんな紙面でいくら吠えても、欧米が気にするはずがありません。
さて3店です。
魯山(新宿伊勢丹)
アメリカ出張で手配が出来なかった中元を手続きしたついでに立ち寄りました。不景気の真っ最中だというのに、相変わらずいわゆる「伊勢丹的富裕層」でカウンターは満席でした。
この店のスタッフの役割ですが、一番偉いはずの店長はカウンターの「お好み客」に対応していないんですね。せっせとテーブル席の「お決まり」を、切り置いた別質のタネを使って握っております。
カウンターは、中堅といいますかトークがうまい職人が奥の常連席を担当。比較的若い職人数人がその他のカウンター客を相手にしております。
友里の定説の一つ、鮨の修業は長期間必要ない、をいつも証明してくれております。
いつものことですが、伊勢丹的富裕層をウオッチングしながら、海鮮系寿司を食べました。
USHIO(六本木)
週刊文春で、自称遊び人の外車ディーラーが、味で20点満点をつけていた浜松風お好み焼きです。六本木の交差点近くの雑居ビルにあります。
特徴は、油と山芋を使わず、フワフワに仕上がった生地の食感でしょうか。そしてお好み焼きの中身が、
田舎焼→沢庵
イタリアン→トマト、チーズ、ウインナー
アメリカン→生卵にハンバーグ
と変わったものばかりであります。
美味い不味いは個人の嗜好で大きく変わりますから敢えて20点満点をクソミソに批判しませんが、わかりやすいというか、今の若い人にウケる
大味
なお好み焼きでありました。
この自称遊び人、プロファイルでは30歳代だったかな。今後この人の店評価は、さとなおさん(佐藤尚之氏)と同じく「濃い味好き」のフィルターをかけて受け止める必要があるでしょう。
二戀(西麻布)
友里が買うと下がる、売ると上がる株と同じく、オススメしたら客が離れるのでしょうか。週末とは言えこの日の客は我々だけでありました。
安い1万数千円のコースを頼んでいればそうは間違いないと思うのですが、この日がたまたまなのか、いつも集客に苦しんでいるのか。
最近はオーナー(ビジュアル的な女性)が店に出ていないとのこと。彼女目当ての常連男性客が来なくなったのも原因の1つかもしれません。
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店訪問
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- 2011年07月16日(土)|
6月20日発売であっという間に増刷が決まった拙著「絶品レストラン」(鉄人社)ですが、三刷りの声は未だ遠いかも。
アマゾンのジャンル別ランキングでは、
レストランガイドランキング 第一位
グルメランキング 第三位?
と検討しているのですが、実際の売れ行きにはそう影響がないのかもしれません。?
昨晩の帰宅が遅かったからか今朝の目覚めが遅れてしまい、このブログを書きながらテレ朝の「食彩の王国」を見ておりました。
祇園祭真っ盛りだからか、本日のお題は「鱧」。そこでなんと「木乃婦」の三代目・高橋拓児氏が出演しておりました。そのコメントで初代を指したのでしょうが
おじいちゃんが・・・
との発言にビックリ。齢30を超えていると思われる立派な成人が公で身内の祖父を「おじいちゃん」と呼んでしまう脇の甘さ。ウリのフカヒレ鍋が不自然に甘かった理由がわかった次第です。
http://tomosato.net/weblog2/%E5%92%8C%E9%A3%9F/17.html
?祖父かせめて初代(二代目が呼ぶなら父)
と親子が謙譲語を勉強すれば、あのフカヒレ鍋も締まった味わいになると考えます。
さて週間食日記です。
月曜日
夜:港区の和食店
人気で予約困難と聞いた和食店。しかしこの夜は我々以外飛び込みの外人客だけでした。赤坂の食べログ高評価店出身と聞きましたが、なんとその主人と従兄弟同士だったとは驚きであります。
客単価は赤坂の1/3くらいでありまして、比較すること自体が無理。私的にはなぜ評判なのかわからなかったので、評価ブログに取り上げるなら再訪しなければなりません。
火曜日
夜:赤坂の和食店
偶然だったのですが、前日の店の修業先。超久々と言いますか、2回目の訪問でした。
記憶がまったく残っていない前回の料理でありましたが、今回はかなり美味しかった。量も充分でありましたが、この手の店でよく見られる客層、とくに偏っているように感じました。
水曜日
夜:港区のフレンチ
アルザス専門店で食べた「ベッコフ」が忘れられず、予約客のみに提供しているという店をネットで見つけての訪問です。
どこかで見たことがあるシェフだと思っていたのですが、多くの有名料理人を輩出した原宿の今はなきアンフォール出身と聞きピンと来ました。多分最後に就任した若きシェフだったと思います。
ベッコフ、アルザス専門店よりかなり高い値付け(2人前)だからか、上品な味わいでそれなりに美味しかったです。
機会があれば、別の料理にチャレンジしてみたいです。
木曜日
夜:銀座の焼肉屋
京都のチェーン店の銀座進出店。人気店のようで、昼は予約なしで1時間待ちは当たり前とか。夜に予約しての訪問です。
今流行の各部位1切れずつ提供のコース(よろにく等)と思っていたのですが、一人当たりの枚数も多く(牛タンなど一人4切れ)量的には満足。ハラミもカルビも6枚もありました。追加料理をかなり頼んだので客単価が軽く1枚を超えてしまいました。結構高くついてしまった。
金曜日
夜:銀座のステーキ
個人的接待で訪問。こんなことを書くと友里掲示板の原理主義者たちに怒られるかもしれませんが、肉刺し、食べちゃいました。
本当にレバ刺しやタルタルが食べられなくなるとしたら、残念であります。
J.C.オカザワから以前聞いた話ですが、生肉にはビタミンなど栄養が豊富だと。ライオンなど野生肉食獣に「焼肉」だけを与えると栄養不足になるとか。酒と同じで、生肉への免疫力も人それぞれではないか。老若男女、誰でも生肉を食べようとしたのが問題だったと書いたら、また怒られるでしょうか。
土曜日
夜:内食
日曜
昼:六本木の蕎麦屋
夜:内食
昼は今月で閉店と聞いた蕎麦屋へ名残を惜しんで訪問。しかしいつ来ても高い請求額であります。店内は空いていて簡単に入れました。
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店訪問
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- 2011年07月15日(金)|
九州大病院が入院している松本前復興相に関して
気分障害による軽度のそう状態だった
と記者会見したようです。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110714-OYT1T00927.htm?from=main4
TVでも淡々と報道しておりましたが、私はこの報道に違和感を持ったのです。
普通、政治家とはいえ他人の病状、特に精神神経科に関する病状を簡単に公表するものか。
辞めた段階でもう過去の人になってしまい、入院しても全国的にはほとんど注目されていなかったのではないか。病状を知りたいと思っている人が多かったとは思えません。
あくまで推測ですが、これは地元対策ではないか。公になってしまった傲岸不遜な性格を火消しするための地元病院との連係プレーと私は考えるのです。
頭の良さは関係なく精神的なタフさだけが必要と言われる政治屋稼業。この記者会見が吉と出るか凶とでるか。いくら震災対策で忙しかったからといって、いとも簡単にあんな
暴言
を吐いてしまうほどの精神力だとしたら、今後の政治屋稼業を不安視される可能性もあるのではないでしょうか。
さて先日、「野菜寿司」なるものに挑戦してしまいました。野菜好きである友里、夏の夕食は和食や鮨が多く野菜不足になりがち。そこで昼間になるべく野菜を摂取するようにしております。
野菜ビュッフェや野菜スープカレーが続いたので、さて何にしようかと悩んだ時、この野菜寿司を思い出したのです。早速駆けつけたのは
六本木ヒルズの「野菜寿し ポタジェ」
TV朝日のけやき坂に面した1階。カウンターにテーブル席と個室のちょっとオシャレな空間でした。
何年も前から閑古鳥が闊歩する六本木ヒルズでありますが、この日の昼の「ポタジェ」は結構な盛況さ。ほとんどが女性客でありましたが、ほぼ満席でありました。
野菜を使ったにぎり寿司、チラシ寿司、天丼などの他、3990円のコースもありまして、チラシとにぎりの両方が楽しめるコースにしたのは言うまでもありません。
蒸籠に入ったインカの目覚めとホウレン草の蒸し物、インカの目覚めのピュレとインカが被る何の変哲もない温かい前菜がまず2皿。いずれも小ポーションで思ったより野菜の量が少ない。
そして握りの登場です。
巻物は造り置き。酢飯だけを握りその上に野菜タネを乗せていくバイト然とした男性スタッフ2名。今風の若者で鮨職人とは対極にある風貌でありました。
チラシはご飯に野菜をスティック状に切って並べただけのもの。これは奥の厨房からやってきました。
ご飯がありますからお腹は一杯になりましたが、看板の野菜、総量が少ないのではないか。お米も野菜と言われてしまえばそれまでですが、野菜好きな友里としてはかなり物足りない
野菜摂取のランチ
となったのであります。
このお店、中目黒の野菜スイーツで有名な?ポタジェの姉妹店と知ったのは帰宅後でありました。
77年生まれのオーナーパティシエ・柿沢安耶氏
を全面に打ち出しております。
http://www.potager.co.jp/
プロファイルでは学習院大卒業後、どのパティスリーやレストランで研鑽したか具体的な店名がありません。パティシエにはあまり必要ない出身大学の具体名を挙げながら、肝心の修業先の店名を公表しない不思議。
そして30歳前に会社を興したことにもちょっと疑問に思って、運営会社を調べることにしたのです。
株式会社イヌイ
ANAや各百貨店にも卸している菓子小売業(製造小売り)、菓子・パン類卸業と表記しておりますが、代表者は彼女ではなく
柿沢直紀氏
となっておりました。オーナーだけど代表者ではない?
肯定的に解釈すると、彼女が株の大半を持っていて代表職を同姓の男性に委託していると言うことでしょうか。それとも
なんちゃってオーナー
なのか。
夜に再訪する機会がありましたら、店評価ブログにでも取り上げたいと考えます。