友里征耶の週間食日記 2011-14

6月20日発売であっという間に増刷が決まった拙著「絶品レストラン」(鉄人社)ですが、三刷りの声は未だ遠いかも。
アマゾンのジャンル別ランキングでは、

レストランガイドランキング 第一位
グルメランキング      第三位?

と検討しているのですが、実際の売れ行きにはそう影響がないのかもしれません。?

昨晩の帰宅が遅かったからか今朝の目覚めが遅れてしまい、このブログを書きながらテレ朝の「食彩の王国」を見ておりました。
祇園祭真っ盛りだからか、本日のお題は「鱧」。そこでなんと「木乃婦」の三代目・高橋拓児氏が出演しておりました。そのコメントで初代を指したのでしょうが

おじいちゃんが・・・

との発言にビックリ。齢30を超えていると思われる立派な成人が公で身内の祖父を「おじいちゃん」と呼んでしまう脇の甘さ。ウリのフカヒレ鍋が不自然に甘かった理由がわかった次第です。

http://tomosato.net/weblog2/%E5%92%8C%E9%A3%9F/17.html

?祖父かせめて初代(二代目が呼ぶなら父)

と親子が謙譲語を勉強すれば、あのフカヒレ鍋も締まった味わいになると考えます。

さて週間食日記です。

月曜日
夜:港区の和食店
人気で予約困難と聞いた和食店。しかしこの夜は我々以外飛び込みの外人客だけでした。赤坂の食べログ高評価店出身と聞きましたが、なんとその主人と従兄弟同士だったとは驚きであります。
客単価は赤坂の1/3くらいでありまして、比較すること自体が無理。私的にはなぜ評判なのかわからなかったので、評価ブログに取り上げるなら再訪しなければなりません。

火曜日
夜:赤坂の和食店

偶然だったのですが、前日の店の修業先。超久々と言いますか、2回目の訪問でした。
記憶がまったく残っていない前回の料理でありましたが、今回はかなり美味しかった。量も充分でありましたが、この手の店でよく見られる客層、とくに偏っているように感じました。

水曜日
夜:港区のフレンチ
アルザス専門店で食べた「ベッコフ」が忘れられず、予約客のみに提供しているという店をネットで見つけての訪問です。
どこかで見たことがあるシェフだと思っていたのですが、多くの有名料理人を輩出した原宿の今はなきアンフォール出身と聞きピンと来ました。多分最後に就任した若きシェフだったと思います。
ベッコフ、アルザス専門店よりかなり高い値付け(2人前)だからか、上品な味わいでそれなりに美味しかったです。
機会があれば、別の料理にチャレンジしてみたいです。

木曜日
夜:銀座の焼肉屋
京都のチェーン店の銀座進出店。人気店のようで、昼は予約なしで1時間待ちは当たり前とか。夜に予約しての訪問です。
今流行の各部位1切れずつ提供のコース(よろにく等)と思っていたのですが、一人当たりの枚数も多く(牛タンなど一人4切れ)量的には満足。ハラミもカルビも6枚もありました。追加料理をかなり頼んだので客単価が軽く1枚を超えてしまいました。結構高くついてしまった。

金曜日
夜:銀座のステーキ
個人的接待で訪問。こんなことを書くと友里掲示板の原理主義者たちに怒られるかもしれませんが、肉刺し、食べちゃいました。
本当にレバ刺しやタルタルが食べられなくなるとしたら、残念であります。
J.C.オカザワから以前聞いた話ですが、生肉にはビタミンなど栄養が豊富だと。ライオンなど野生肉食獣に「焼肉」だけを与えると栄養不足になるとか。酒と同じで、生肉への免疫力も人それぞれではないか。老若男女、誰でも生肉を食べようとしたのが問題だったと書いたら、また怒られるでしょうか。

土曜日
夜:内食

日曜
昼:六本木の蕎麦屋
夜:内食
昼は今月で閉店と聞いた蕎麦屋へ名残を惜しんで訪問。しかしいつ来ても高い請求額であります。店内は空いていて簡単に入れました。