これから帰国の途につきます

年末年始からの欧州旅行、長いようであっという間でしたがこれから帰国となります。
パリ、ブルージュ、ブリュッセル、ヴェネチアと今回は4ヶ所もまわりましたので駆け足となった感もありますが、初訪問のベルギーなど次回は何時いけるかわからない場所だけに良い経験になったと思います。
パリ、ブルージュ、ブリュッセルとフレンチに近い料理が続いたので久々に胃がパンクしそうにもなりました。最後のイタリアでは、3皿目のセコンドを頼まず終了となることばかり。歳のせいにはしたくはありませんが、食が細くなったのかもしれません。

本日は帰国の途中での更新でありますので慌ただしいことも有り、ヴェネチアでの代表的な料理(飲み物)の写真をアップして〆たいと思います。手抜きのようなりますがご容赦下さい。
まずは、その店発祥とか言われている飲み物と料理です。

ベリーニ

カルパッチョ

ベリーニはこの時期だからか緩いというか薄い。以前夏に飲んだときの方が美味しかった気がします。
カルパッチョも肉の味が薄いというか、目を瞑ったら何を食べているかわからないほど味が薄いものでありました。

そして2軒ほど空振りしてやっとありつけたのがこのクモガニであります。

これも久々でしたが、はっきり言ってこんなものだったか。この時期なら、日本の「コッペ」の方がはるかに美味しいと思った次第であります。

クモガニ

明日からは通常のブログに戻るつもりであります。

今回の欧州旅行で気づいたこと

昨日のブログで取り上げたJALリピート客優遇サービスの件。優遇サービスの目玉の1つが廃止されることについて残念と書きましたが、読者の方から早晩ANAも同じように廃止の発表をするのではないかとのご意見をいただきました。

成田空港からのタクシーお帰りサービスも、JALとANAは互いに相手がやめないので年々延長しつづけております。我慢比べみたいなものですから、このアップグレードポイント廃止もJALだけ遂行するとは考えられないとのご意見に友里も納得であります。実際は

裏で話し合いが出来ている

と考えるのは読み過ぎでしょうか。ほぼ同時に発表すれば「談合」と批判されるでしょうから、ある程度の時期をずらして(もしかしたらANAは1年遅らせるかも)発表するのではないかと推測します。

さて今回の旅行もそろそろ帰り支度にはいる時期になってきました。そこで本日は、ちょっと気づいた点(といってもとりとめない)について書いてみます。

☆外人のカメラは一眼レフばかりだ
現役時代の長嶋茂雄氏、アメリカへ遠征に行った時の

さすがアメリカだ。外車しか走っていない。

との迷言は有名であります。今回の欧州旅行、友里にとっては周りにいる人たちほとんどが外人だったわけですが、その観光客たちが持っているカメラは

ほとんどが一眼レフ

なのに驚いたのです。最近は日本でも一眼レフが見直されてきて売れてきていると聞きますが、まだまだコンパクトカメラが主流ではないでしょうか。
ところが外人?の観光客が持っているカメラ、ほとんど首からさげている一眼レフでして、日本の主流であるコンパクトタイプは見かけないのであります。
カンノンが多いようですがあとはソニーがありましたか。ナイコンはあまり見かけておりません。
かくいう友里はコンパクト一眼レフ(ミラーレス)なのですが、このような中途半端なカメラも見かけませんでした。
嵩張るので旅行には向いていないと思うのですが、より画質を重視する外人?が多くなったということでしょう。

☆喫煙者が結構な割合で存在している
パリもそうでしたし、ベルギーでも喫煙しながら歩行したり、行列に並んでいる外人が多いんです。
大晦日のカウントダウン時、ごった返している広場でも平気で喫煙していましたら呆れてしまいました。煙いし危ない。喫煙しない人にとってはホント迷惑なことであります。

☆やっぱりダイナースは使えない
ダイナース、カード決済の草分けの会社だと聞いたことがあるのですが(創業者が食事の際現金の持ち合わせがなく困ったことから考えついたとか)、ホント使い勝手が悪いカードであります。
欧州では使えない店やレストランがなんと多いことか。それに比べてアメックスは使えるのですから驚きであります。同じように高い手数料だと聞いておりますが、ダイナースは営業力(ブランド力?)が弱いのでしょうか。
昨日の航空会社ではないですが、1年前から一兵卒として友里はアメックスに入りました。ダイナースを拒否されるのが続いたのと付随のサービスがあまりにプアなのに痺れを切らしたからであります。またアメックスの場合は昨年決済で苦労した

ピンコード入力

を要求されず、サインだけというのもその理由の1つでありました。年会費が高いのが難点でありますが、現時点では満足しております。

☆ネット接続が遅い
一応どのホテルでも

ハイスピードワイヤレス

とか表記しておりますが、日本に比べてかなり遅いのではないか。結構ストレスがたまります。
しかも日本の外資系ホテルと同じで、1日の接続料が2000円前後と高い。こんなもの無料にすべきものではないでしょうか。
現在のホテルは、1時間6ユーロ、1日12ユーロながら

2日以上は20ユーロでおしまい

と連泊ならかなりお得感があります。

☆バターやクリームの使用に回帰しているかも
パリやベルギーの2ヶ所をちょっとまわっただけですが、3つ星含めて味付けが重めになってきたのではないか。
カンテサンスと違ってソースは当然存在しておりましたし、火入れも低温ローストのような「生焼け」は見かけなくなりました。
誰がやっても失敗が少なく同じような結果が得られる

ソースなし
低温ロースト

が飽きられてきたのではないかと勝手に思い込んだ今回の欧州訪問(と言ってもイタリア入れてわずか3カ国)でありました。

今年もJALを使用し続ける意味があるのか?

今年度、欧州の冬はあまり寒くはないようです。昨年度(特に‘10末)は大寒波に見舞われ、友里もフライト欠航や大遅延で散々な目に遭ったのですが、今年度は温暖とまではいきませんが寒さは厳しくなく、フライトなども今のところ順調であります。
昨日ようやくラテンの国、今回の旅行最後の訪問地へ入りました。フレンチ系の食事が続いたため胃に負担がかかったのか食欲が落ちていたのですが、イタリアンに変わってまた復調の傾向にありホッとしたところであります。 

さて昨年末、読者の方からJALの顧客サービスに関して以下のような情報をいただきました。

JALは来年度(2013年度)からアップグレードポイント廃止する

アップグレードポイントとは、利用の多い客を対象に、区別したカテゴリー毎に毎年配布されるポイントでありまして、国内線や海外線ではこのポイントを使用してワンランク上の座席クラスに変更が出来るものであります。
この制度はマイレージ使用(アップグレードにも使用可)のいわゆる特典航空券と違って、ベースとなる航空券(エコノミーなりビジネスなり)を購入する必要がありますが、家族にマイレージを振り分ける立場の人や、ショッピングマイルに参加していない人には利用価値があったのではないでしょうか。

かくいう友里もこの制度を使ってアップグレードしていたのですが、それが来年度から廃止されると聞いて椅子から転げ落ちそうになるほど落胆したのであります。

http://www.jal.co.jp/cms/jalmile/ja/jmb_1409.html

毎年せっせとフライオンポイント(搭乗したらくれるポイントでマイレージとは計算方法が異なる)を貯めて最上レベルのカテゴリー(噂ではメタルというもう1つ上のカテゴリーがあるとか)を維持していたのですが、玉石混淆なこの優遇サービスの中で、このアップグレードポイント制度が

一番利用価値がある

と思っていただけに、この制度を廃止するJALの考えが私には理解出来ないのであります。

ファーストクラスカウンターチェックイン、ラウンジ使用、専用セキュリティーゲート使用、マイル有効期限廃止、優先空席待ち、優先搭乗

などの特典より、このアップグレードポイントとダイヤモンド特典航空券(特典席に空席がなくてもマイルを通常の倍払えば利用出来るもの。これも来年度から廃止される可能性有り)が一番のウリのはずであります。 上記のサービスのほとんどは、アップグレードすれば(ビジネスやファーストになれば)誰でも受けられますので。

二社談合でANAも来年度からこのアップグレードポイントを廃止するというならわかるのですが、JALだけが廃止したとすると、果たして機内のサービス向上程度でリピート客を納得させることが出来るのかどうか。
機内サービスがANAより傑出しているわけではなく、目玉の特典がなくなっては、せっせとJALを利用する意味があるのかと考える客がほとんどではないでしょうか。

今思えば、あの時(JAL破綻)にANAへ変更しておけば良かったと後悔している方も多いのではないかと思います。この友里も、今現在では悔しているのですが、

1年間ステータスを捨てて一兵卒で通す
JALで貯めたマイルを放棄する
クレジットカードを変更する

などの手間でANA乗り換えを躊躇してきだけに、今回はどうしたものか。
これら航空会社の特典に詳しい方、もしくはJAL関係者の方にご意見を披露していただければ幸いであります。

思いかえせば破綻してから年々サービスが低下してきたと感じるJAL。

貧すれば鈍する

とJALがなってしまうのか。答えは来年にも出るかもしれません。