Tomosato Blog

感想

これほど後味が悪いとは思わなかった、映画「告白」

by tomosato on 7月.16, 2010, 感想

本日は超久々の登場となる映画評(単なる感想)です。ネタ不足と指摘されたら返す言葉もありませんが、たまたま知ったこの映画の予告編を見て、その「衝撃度」を味わいたく先日一人で見に行ってしまいました。

映画は足が遠のくとしばらく見なくなるのですが、ひょんなことから見始めるとまた止まらなくなるものです。楽しみだった「アイアンマン 2」がまったく期待はずれでして、翌日見たこの松たか子主演の「告白」、しかしこれほど後味が悪い映画が今まであったか。

http://kokuhaku-shimasu.jp/index.html

つまらないとか飽きるというものではありません。どちらかというと次なる展開が気になって、最後まで目が離せません。でもこれでもかと出てくる学校内の「イジメ」や残酷な描写、そして意外な結末に、見終えて虚脱感しか残らなかった。

結末や予告以外のストーリーをチラッとでも書いてしまうとまた批判を浴びますので書きませんが、娘を生徒に殺されたシングルマザーの女性教師の復習劇、演出方法も一ひねりしていますので、映画館で寝たくない方にはオススメであります。
予告編で松たか子が「ドカーン」と叫んでいた意味もラスト近くでようやくわかったのですが、その意外な結末も後味の悪さを後押ししております。
予告編などをみて興味のある方、松たか子ファンの方にもオススメの映画であります。

しかしこれを言うとよくバカにされるのですが、背の高さはかなり違うと思うのですが、私はこの松たか子と松嶋菜々子の顔が同じように見えるんですね。歳をとると若いタレントの顔が皆同じに見える現象と似ているのかもしれません。

私は映画が始まる前にある上映予告を見るのが好きなのですが、今回ある映画の予告編を見て落胆してしまいました。
その映画とは

SPACE BATTLESHIP  ヤマト

であります。あの名作「宇宙戦艦ヤマト」の実写版です。何十年も前の学生時代、確か日曜の夜放映されていたこのアニメ版を食い入るように毎週見ていた友里。
映画版のエンディングに挿入されていた「ヤマトより愛を込めて」がカラオケでの十八番であるくらい大好きな作品なのですが、実写版での主人公・古代進を見て私の夢は破壊されてしまった。

キムタクよ、なんでこの役を引き受けたんだ!

だいたいこの作品を「実写」で表現することに意味があるのか。松本零士の描く女性像を再現できる女優なんていないどころか、肝心の古代進からして完全なミスキャスト。
間の抜けたキムタクの台詞回しを聞いて私は怒りを通り越して悲しさが残るだけとなりました。

なんで「キムタク」がヤマトに乗っているのか。パイロット、脳科学者、検事と何を演じても唯我独尊と言いましょうか、役に成りきれずというか素のままで台詞をしゃべり、演技というものをまったく感じさせないキムタク。
古代進との共通点は、背が高くない所ぐらいか。ヤマトファンが暴動を起こさないのが不思議であります。

年末に公開されるようですが、アニメ放送を見た我々世代は夢が壊れるので、映画館へ行かない方が無難と考えます。

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自他ともに認める側近議員って空しくないのか

by tomosato on 6月.09, 2010, 感想, 書評

昨日書店へサッカーW杯関連の本を買いに行きました。
放送作家・わぐりたかし氏の俄グルメを真似るわけではないですが、4年に一度、俄サッカーファンになるため慌てて知識を詰め込むためであります。観戦ガイドや公式ガイドブックが並ぶ中、1冊の面白い本に私は目を奪われました。
「本音全開のサッカーW杯非公式ガイド」とのキャッチがある

「0勝3敗」 (タツミムック 2010/2/15初版)

であります。
タイトル通り、岡ちゃんでは一次リーグで「全敗」するので直ぐさま解任するべきだと、ほぼ全編で如何に岡田武史氏が無能で代表監督の資質がないかを力説した良本であります。直ちに友里が購入したのは言うまでもありません。

6/24にはワールドカップ史上初めての「0勝6敗」の代表監督が登場するという予想に異を唱える人は少ないのではないか。
ワールドカップ一次リーグで「0勝3敗」を招いた人が再びワールドカップで采配をとった事例がないだけに、予想通り「0勝6敗」になったら岡田氏はギネスに載ってしまう快挙を成し遂げたことになるでしょう。

人間、それぞれに器の大きさに違いというものがあります。己の資質を冷静に理解していたら、いくら大学の先輩からの命令でもこんな大役を引き受けなかったと思うのですが、1億円を超えるという年俸に目が眩んだのか岡田武史氏、J.C.オカザワの「初版印税貰い逃げ」に匹敵するワールドカップ2連続全敗での監督報酬貰い逃げとなるかどうか。
6/14のカメルーン戦でその可否が決まるのではないかと考えます。

新しい首相が誕生すると必ず沸いて出てくるのが「側近議員」。鳩山さんの時はアナゴさんこと平野前官房長官。この8ヶ月でその無能さだけをさらけ出してしまっただけの人。彼も岡ちゃんと同じく己の器を冷静に理解していたら、60過ぎてこんな大恥をかかなかったと思うのですが、岡ちゃんと同じく何か(名誉欲)に目が眩んだのでしょう。

そして昨日だったか一昨日だったかのTVでは、菅さんの側近として阿久津幸彦という代議士が登場しておりました。
側近歴15年と紹介されて本人も悦に入っておりましたが、本来上下関係のない個々の信条で活動すべきなのが政治家のはず。新米の時は仕方ないとして、10年も20年もいい年こいた人間が側近として仕えることに甘んじて良いのでしょうか。秘書ではないんですから。
TVに慣れていないからか、しゃべりもイマイチ。応対はソフトなのですが内容も理論的には感じず、どう見ても一国の首相のブレーンになれる資質の持ち主には見えなかった。平野さんと違って、入閣しなかった(させなかった)のが唯一の救いかもしれません。

今や完全に敵役になってしまった小沢一郎さん。彼の廻りにもご機嫌取り、もとい、側近議員という人がいるようです。先入観と言いますか偏見で見ているわけではありませんが、堅気に見えない風貌の人が多いのは、小沢さんの個性のしからしむるところでしょうか。

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「月刊めしとも 4月号」の特別座談会について

by tomosato on 3月.24, 2010, 感想

読者の方から友里掲示板で、「めしとも」の「そそるグルメ記事 そそられないグルメ記事」が今回で終わるようだが、その中で話題になっている「モンスターカスタマー」についてどう思うかとの問い合わせがありました。
私も数回出させていただいたこの座談会、なくなってしまうのは残念ですが、最後というので本日「めしとも」の宣伝をかねてこの座談会を取り上げます。

学校の父兄(父母)だけではなく、レストランの客もモンスター化しているというのが今回のお題。
貸し切りで事前に食材の打ち合わせをしていたのに、当日になって「これは食べられない」と怒って帰ってしまう客(全員ではない)の話には驚きました。恐らく幹事役の根回し不足なんでしょうが、帰った客も我慢して食べるという判断はなかったのでしょうか。
最近よく「・・・(食材)が嫌い、苦手なのではずしてくれ」という人を店で見かけます。
人間ですから食材の好き嫌いはあると思いますが、アレルギーでない限りアラカルト対応でない「お任せ」で使われる食材をブロックするのは私に言わせるともったいない。嫌いな食材、苦手な食材でも新しい発見があるかもしれないからです。
余程のゲテモノでないかぎり何でも食べてみたいと思うのはチャレンジ精神旺盛な友里だけではないと思うのですがいかがでしょうか。
以前江戸前の寿司屋で、光り物や〆物が苦手な人を見かけました。私に言わせると「寿司嫌いが寿司屋へ行っている」ようなもので、時間とお金の無駄だと思ってしまいました。
誤解を恐れず言わせていただくと、食材をブロックする人は真の「食べ歩き好き」、「外食好き」ではないと考えております。

今回興味をもったのは「食べログ」に対する店側の反応。座談会に出ているフレンチシェフはかなり「食べログ」への書き込みを気にしています。裏返せば「食べログ」は大きな影響力があるということでしょうか。
宣伝ページがあり、プロのライターやフードアナリストが仕事と割り切って平気でヨイショを書き込む「食べログ」、私は単なる店検索サイト程度にしか思っていないのですが、その評価を重視している人が多いということでしょう。

座談会ではある重鎮シェフが

一番の問題は客を教育する人がいない

と発言していたことを引用して、学ばなければいけないのは店やメディアではなく「客」だとの発言もありました。確かに問題ある客も多いでしょうが、問題ある「店」や「料理人」も多いのではないか。どちらか一方のカイゼンではなく、両者、つまり

 裸の料理人に「裸だよ」と言ってあげるメディア

の出現も私は必要だと考えます。

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