オールアバウトのガイドもいい加減なものだ

オールアバウトのガイドを参考にされていますか。食だけではなく生活,、仕事、趣味にわたる沢山の分野で「その道のプロ」がガイドをするというのがうたい文句であります。友里がたまにチェックするのは勿論「飲食店関係」でありますが、その中でフレンチ部門を担当しているのが嶋啓祐氏。
http://allabout.co.jp/gourmet/frenchcuisine/
1300名の会員が登録しているワインサロンを主宰し、ワインガイド本も監修しているとプロファイルにありますが、実際はほとんど無名に近い人ではないでしょうか。オールアバウト以外での彼の活躍を見たことがありません。店経営者や料理人との親しさを自慢しているいわゆるヨイショ系ライターですから、店側に軸足を置いた店紹介に徹している方であります。よって彼のガイドは話半分に読んで訪問しないと落胆することになるのですが、昨年の彼のコメントをみてまったく信用しなくなりました。
彼は趣味が高じたのか、夏の頃、赤坂に「ビストロ ブルゴーニュ」という店の立ち上げを特集で記事にしていました。8月15日のコメントでは、総額2300万円余りの資金の捻出や出資者を募集していることを明らかにしており、いかにもフレンチのオーナーになったと高らかに宣言しているのです。自分で飲食店を経営していて他店を公平に評価、まともなガイドが出来るはずがありません。まったくガイドの矜持も欠片もない人だと思っていたのですが、最近ヒョンなきっかけでネットからこの店の真のオーナーを発見してしまったのです。
人事・経営、人材コンサルの「株式会社セレブレイン」という会社の社長である高城幸司氏のブログで、なんと「自分の会社のグループ」で経営していると発言しているのです。
http://blog.goo.ne.jp/k-takagi1021/e/e07574c20ccd05df02b9a45e9937e5ff
実際セレブレインの子会社のセレブールのHPに「ビストロ ブルゴーニュ」があるのが確認できます。
http://www.celebourg.com/
フレンチのオーナーであるような見栄を張っていた嶋啓祐氏でありますが、実は「雇われムッシュ」なのでしょうか。彼の純粋な読者を更に陶酔させる「見栄っ張り自慢話」のようですが、いい加減なものです。しかも、嶋氏は彼のガイドの中で、やはりセレブールが経営するもう一店の「セレブール」をかなり褒めまくっています。
http://allabout.co.jp/gourmet/frenchcuisine/closeup/CU20050411A/index.htm
おいおい、自分のパトロンともいうべき会社の店を、なんら読者に真相を語らず褒めて推奨してしまっていいのか。
まったく公平性というものを感じない嶋啓祐氏。オールアバウトの基準はいい加減なものだという証左でしょう。他のガイドも同じようなものだと思われても仕方ありません。

ネットの人気者がこんな甘い発言をしていいのか

出張中のため更新がなかなか出来なくて申し訳ありません。移動などでゆっくりネットを見られないのですがちょっとサイトを覗いてみたら、またまた「生ぬるい」ご感想を述べられていたのが「さとなお」さんでありました。小泉首相の退陣を機会に、歴代の首相に比べて「マシ」であったと述べられております。
「客のためにだけを考えている」と言いながら儲けしか考えていない料理人に騙される「純粋な客」と同じく、彼は本当に上辺しかとらえられない「純粋な国民」のようです。
http://www.satonao.com/
の9月19日版であります。
1、金などのスキャンダルがなかった。
おいおい、スキャンダルは退陣後、もしくは力が衰えてきたとき初めて出てくるものなんだよ。厳しくマスコミに圧力をかけていたので就任中にでるはずがない。検察など国家権力は「時の権力者」の擁護が一番の使命なのをご存じないのか。世間知らずでおめでたい環境で仕事しているとしか言いようがない。権力者は退陣したがりません。権力を失うと色々とダーティなことが露見する可能性が高くなるからです。よって退陣する場合は、次期権力者と如何に話をつけてお目こぼしをしてもらうかが一番の課題なんです。今回は「禅譲」のようなものですから、しばし小泉さんは安泰なだけですね。
2、政治がわかりやすかった スピーチが心に届いた
ホントにそう感じているのか。韓流ブームにはしるオバサンにもわかる簡単なことしか言っていない。本人がよくわかっていないんですから。実の子供が面会に来ても追い返す人間の発する言葉が心にしみこむものか。彼の物言いに温かみを感じる人がいるとはおもってもみなかった。
3、公約を守った 先送りしなかった
国益にならない約束だけ守っても意味ないと思うんですけど。目だったものだけしか見ていないんでしょうね、「さとなお」さんは。
拉致問題で政治生命をかけて訪朝したとのことですが、事務方がすべて話をつけて成果を確認してから訪れるのが政治家、いや国家元首のルーチンだということをお分かりでない目出度い人です。ハンセン病の件は確かに評価できますが、あれは初期のころの人気取りです。その後はそんな温情を国民に見せていません。特殊法人も名前を変えただけ、郵政も結局は国民のためというより高級官僚の利権を増やしただけのこと。一見壊したように見せかけるだけ人が悪いというか狡猾です。自民党の利権構造も壊したのではなく、他の派閥、人脈に付け替えただけ。
世には上辺しか見ず判断する人がいますが、そんな人がヒット数の多いサイトを主宰していて、お気楽で不用意な発言を繰り返している罪は重いと考えます。
本当に「さとなお」さんは純粋な人なんですね。これでは、料理人の上辺の口上にコロッと騙される訳であります。

化調の使いすぎがわからないのか、マスヒロさん

グラフ社で新著の最終的な打ち合わせの後、少し時間が余ったので前から気になっていた並木橋の「有昌」へ行ってきました。この店は、山本益博さんが降板間際の週刊現代で乱発していたB級店の中の1店であります。店へたてつづけに3回通って「シイタケソバ」が特に気に入ったと書いてありました。

塩味の、言ってみれば素ラーメンの上に、甘辛く炊き上げたしいたけが刻まれて盛ってあるだけの、極めてシンプルな姿。細麺で、スープは衒いがなく、まことに素直な味。そこにしいたけの味が染み出すと、スープがまろやかに深みを増してゆく。食べながら、三変化も七変化もする麺である。

グラフ社を出るとき、担当の編集者にこの「シイタケソバ」の情報を聞いて、食べた経験があるはずなのにノーコメントだった理由がスープを一口飲んでわかりました。
「なんだ、味の素が結構入っているじゃん」。
ラーメンでは珍しくないこの化学調味料の添加ですが、ウリの「甘辛く炊き上げたシイタケ」を一口食べて私は唖然としました。ただ濃く炊き上げたというものではない後を引く味。半端でない「化学調味料」が使われているのがすぐわかりました。スープに感じた化学調味料は、過剰に添加されたシイタケから染み出しているようです。スープにも影響を及ぼすほどの半端でない添加量に私はあらためて驚いたのです。(スープ自体に最初から添加しているかはシイタケを入れていないスープを飲んでいないのでわかりませんでした)
私は化学調味料を完全否定はしておりません。廉価な店のスシにチューブ山葵や練り山葵を使用するのと同じく、使用調味料や手間を抑えなければならない廉価な料理に多少の添加は致し方ないと考えております。化学調味料のアレルギーもまったくない友里ですが、この不自然過ぎる味のシイタケを食べていたら、さすがに舌に痺れのようなものを感じるようになったのです。
おいおい、マスヒロさん。化学調味料大量投入の調理物をベタ褒めして何をいいたいのか。この種の添加物が多量に入った料理を意識的に褒める人がいるとは思えません。世間がこの添加物の投入をネガティヴに評価しているからでして、堂々と使用を宣言する店も皆無ではないでしょうか。と言うことは、マスヒロさんは「化学調味料の添加」が実はわからない、そしてそのお味が大好きだという可能性が大だということです。前々から下町の味の濃い丼物などをベタ褒めしていておかしいと思っていたのですが、それを確信した「有昌」訪問でありました。
化学調味料の大量添加がわからない、そして添加された料理を絶賛する山本益博氏。そんな舌の持ち主が、和食の出汁の優劣がわかるとは思えません。最近は自分の和食の原点が「千花」にあるとか、誰も聞きたくない自分の生い立ちや若いころの話などを披露しているようですが、彼の原点は「千花」ではなく、実は「味の素」だったということです。
後で確認したのですが、グラフ社の編集者も化学調味料の添加が激しいことがわかっていたので、敢えて私に先入観を与えないようにノーコメントを通したとの事。
マスヒロさん、こんな味センスなら、和食どころか貴方の推奨する料理は、フレンチ、イタリアン、中華も含めてすべて信用できないことになりますよ。
怖いもの見たさ、いや食べたさの方、舌先がしばし痺れ続ける可能性がありますが、「有昌」の「シイタケソバ(890円くらい)」を食べて、その半端でない化学調味料の添加を確認してみてください。店は今更添加をやめることは出来ないと思います。