最近訪問した店 短評編 11

西麻布近辺、最近も店が変わったりリニューアルしたりと動きが多いようです。
驚いたのはヒラマツグループの「レゼルヴ」、変な多皿料理のコース専門だったはずですが、この6月に「レストランひらまつ レゼルヴ キャーヴ・ド・ひらまつ」としてリニューアルしておりました。シェフは池田氏ではなくなり、総料理長として平松氏がHP上に載っております。コンセプトは「ワインを着こなす」とか訳のわからないもので、料理もアラカルト中心、コースも前菜、魚、肉と普通の皿数になっておりました。友里は池田シェフ時代の多皿料理を評価していなかったのですが、他の客にも不人気だったのかもしれません。
さて、本日の3店のうち2店はランチだけの感想です。
鮨処 すゞ木
久々に夜訪問。いつものようにツマミは10種ほど出てくるのですが、ほとんど毎回重複。ちょっと飽きがきてしまいます。シラウオポン酢、ボラ白子、カラスミ、塩辛、イクラとほとんどが自家製のようですが、それほど唸るものと感じないのは、単なる慣れなのか、元々のクオリティの問題なのか。
握り系では今回初めてカリフォルニア巻きなるものが出てきてしまいました。江戸前の鮨屋と思っていたのですが「なんでも有り」のようです。
結構飲んで食べて1万数千円。何とも言えないCP感なのですが、今回は数人で訪問しましたがまったく身内同士で会話ができなかった。主人と女将の腕自慢に他店批判はますます健在で、かなり疲れて帰路に就いた友里一行でした。
毛利サルヴァトーレ クオモ
週末に映画を見てからランチで訪問。どこのサルヴァトーレでもやっているランチブッフェですが、同じ六本木ヒルズ内ウェストウォーク5階のサルヴァトーレより安いので、どうせ入るならここでしょう。
前菜ブッフェとスープで1900円、前菜ビュッフェとパスタで2300円ですが、前菜が冷たいもの6種ほど、温かい前菜もポトフなどいくつかありますのでこの前菜ブッフェだけで充分。前菜をしっかり食べればスープだけでお腹一杯になります。
ワインやビールもグラス600円ですから、週末のランチでは利用しやすい。肝心の味は価格に見合った「それなり」ですので、深く追求しないでください。
札幌 たる善
札幌出張の“ウラ”目的地(!?)的名店が登場!!のキャッチで颯爽と新丸ビルに登場しましたが、最近は行列も出来ていません。私がランチで入店したときは結構並んだんですけど。
ランチはイクラ丼、3色丼(イクラ、ウニ、ずわい蟹)が3000円、握りは
2900円から5250円まであります。
サーモンやボタン海老に昆布の佃煮を使った軍艦までありまして、食べ終えた感想は、「ただの海鮮系寿司」。例え札幌へ出張に行ったとしても、私なら絶対本店へ食べにいかないです。
回転すしほど安くはないし、この内容では高いというか魅力を感じないというか。今後は厳しいのではないでしょうか。

芝浦工業大学教授・古川修氏の損害賠償請求事件 5 友里の援軍なのか

芝浦工業大学システム工学部教授・古川修氏が友里征耶を相手取っておこした名誉棄損などの裁判経緯ですが、次回の期日迄に若干の準備書面を提出する予定です。ただし、まだ提出前ですので戦略的に掲載することができないことをご了解ください。提出した後に骨子をアップする予定であります。
しかし世には古川修教授に対して、この友里と同じような問題点を感じる人がいることを知り大変心強く感じました。先日も紹介した鮭野夢造氏のHPは、古川修教授に対して「どう見ても中途半端なグルメで似非日本酒通としか思えない」と糾弾キャンペーンを張っています。サイトのポリシーは、転載禁止でリンクを張るならトップページからとなっておりますので、ここに転載できません。よって、その「久しぶりの号外 新・辛口批評」への入り方、読み方をご説明します。まずは、
http://sakenomuzo.ld.infoseek.co.jp/
を開いてください。そしてその読みにくいトップ画面を送っていき下方の左側にある「辛口批評」をクリックします。7月9日更新と書いてあるところです。次の画面に変わりましたら、表題を入れて3行目の文中の「移動」をクリックすると古川修教授批判文(長文)の画面がでてくるはずです。
かなり綿密に古川教授のコラムや人脈を調べられたようで、係争相手の友里にとっては大変参考になる有難いもの。古川教授への突っ込みどころが満載のようで、どこまでが裁判で活用できるか、これからじっくり検討するつもりです。
この批判文で笑ってしまったのは、居酒屋メニューとしか思えない料理を出しているのに古川教授が素晴らしい「京懐石」だと絶賛している名古屋の「京加茂」、初めて訪問した時自分の著書を何十冊も購入してくれていて感激した旨をコラムでアップしているそうです。でもこれって、バーターではないですか。
利益享受をうけた店を絶賛し続ける姿勢にまったく公平性を感じません。また、利益享受を自慢げにコラムに書く古川教授、脇が甘いというものです。
飲食店に自分の好みの日本酒や親しい人が生産する鴨、懇意な漁師の魚をバンバン紹介していると思える古川修教授。本業である芝浦工業大学の教授としての対外活動より、日本酒、食材、居酒屋・和食関連の人脈造りの方が熱心に見えるのは友里征耶だけでしょうか。これほど趣味の世界にのめり込んでいることを公開してしまって、芝浦工業大学関係者や卒業生はどう考えるか、人ごとながら心配であります。
古川教授がQさんのところのコラムで最終回間際に、今迄取り上げた飲食店などをすべてリストアップしてワンコメントを書かれたのは、万遍無く店を紹介していると示したい友里征耶への訴訟対策だとの鮭野氏の指摘、私も同感であります。
しかし、単発登場ではない、かなりの回数執拗に登場した飲食店は、だいたい「西崎ファームの鴨」、「村公一さんが獲った魚」、そして「秋鹿」、「宗玄」、「神亀」など自分の著書で取り上げた日本酒を取り扱っている店なんですね。
鮭野氏は古川教授の反論や抗議をお待ちのようですが、この友里征耶よりキツイ表現にみえる古川教授への「批判文」、古川教授の代理人の方も私のブログをチェックされていると思うのでこの鮭野氏の批判文をご存じのはずですが、このまま古川教授は鮭野氏の問題提起、批判文をスルーされ続けるのでしょうか。
最後に皮肉を書かせていただくと、化学調味料を添加する「三倍増醸酒」を否定した「神亀」を推薦する古川教授。しかし自身が贔屓にして絶賛するいくつかの「居酒屋」は、この化学調味料なしではやっていけないのをご存知なのか。
このネタを仕入れるためアマゾンから、「闘う純米酒 神亀ひこ孫物語」(平凡社)を購入しました。日本酒の知識は一般人レベルの友里としては、大変勉強になりましたが、日本酒の蔵元と日本酒ライターは結構ズブズブの関係だということもわかりました。
その女性日本酒ライターと古川教授は飲み友達だとコラムで公言されていましたっけ。お友達のズブズブ先の蔵の酒を絶賛し飲食店に推薦している「公平とは思えない構図」がお分かりいただけると思います。

飲食業界だけではなかった納入偽装

大型台風がやっと去ったかと思ったら新潟県中越沖の大地震、被災地の方々にはお見舞い申し上げます。わずか3年間で大きな地震が3回も起きてしまいました。
嫌なニュースが続いているのですが、一時大きな話題になったミートホープの牛肉偽装、中国の段ボール肉まん偽装など飲食ではない業界でも納入偽装が先週発覚したのには驚きました。
フジテックのエレベーターで強度不足の鋼材が使用された問題、今の段階ではフジテックと鋼材を納入したJFE商事ホールディングス(株)の子会社、JFE商事建材販売の間で事実認定が真っ向から食い違っています。
JFE商事側はミルシート(材料検査証明書)を偽造したことを認めながらも「フジテックと担当者レベルで合意があった」と主張、「まったくその事実はない」と反論するフジテックに責任転嫁をしようとしています。しかしこんな主張でJFE商事は罪一等を減じられると思っているのだとしたら、認識が甘いというかモラルがないというか、実に幼稚な言い訳であります。
JFE商事はエレベーターを使用する人たち、すなわちエンドユーザーのことを考えた事がないのか。万が一製造メーカーであるフジテックの担当者が認めていたとしても、ミルシートを偽造したということは対外的には納入鋼材を偽装したことになります。合意の上での納入なら、堂々とSS400ではなくSPHCのミルシートを添付すればいい。
これでは、「国産牛(オス乳牛)でいいけど納入請求書には『和牛』と書いてね。客には『黒毛牛』として売りつけるから」と飲食店の要求を飲んで客を騙す手伝いをする業者と同じではないか。(こんな事をする店や納入業者はないと思います。あくまで「例え」であります)
納入先さえ了解していれば、その先の客を騙しても罪にならないというのか。
「ミルシート」を偽装して違う材料を納入するということは、ミルシートの添付で材料を確認するという我が国の検査システムを根底から覆す行為であります。大会社ならいざ知らず、中小規模の会社では検査設備も人員もなく、納入材料の正誤の判断ができないからです。こんなことを輸出でも行っていたら世界中から総スカンを食らうでしょう。
JFE商事は「ミルシート偽装」を認めた瞬間にもうこの事件の罪からは逃れられない、コンプライアンスも世間常識も何も持っていない会社であると言っているようなものだと考えます。
しかし私も数十年前まで理系の仕事をしていて機械装置の材料をなどに関わっておりました。たいした経験はありませんが、JFE商事の言うようにSS400は市場流通量の少ない鋼材なのでしょうか。SS400は「一般構造用圧延鋼材」と言われ、その名の通り鋼構造物にごく普通に使われている材料だったはずです。どちらかというと広く普及していて安い部材。一時はトン当たり軽く5万円を切っていたと記憶しております。私の浅い知識では、問題となっているSPHCという材料の方が知名度や流通量が少ないと思っておりました。両材料の価格差もトン当たり数千円あるかどうか、ミルシートを偽装するリスクをおかしてまでコストダウンする意味があるとは思えません。
どの業界にも言えることですが、矜持を捨て無理な儲けに奔る人、店、会社が絶えない現実。不明瞭な事務所経費の領収書も出さないで逃げ切る代議士といい、規模が大きな会社には社会奉仕、社会への還元が求められるのに、この国には「ノブレス オブリージュ」というものがないのでしょう。こんなことでは、「美しい国、日本」など絵に描いた餅、永遠に拝むことはできません。