朝からTVのワイドショーは「亀田」一辺倒であります。昨日の長男の謝罪会見が何度も放映され、コメンテーターが発言を繰り返す。いくつかのチャンネルを流し見していたのですが、その中で違和感を覚えた番組がありました。ちょっと甘すぎるのではないか。
亀田家を担いでいたTBSではありません。フジテレビなんですが、金平会長の判断、対応を高評価、亀田兄弟が協栄ジムに入っていて良かった、なんてコメントもありました。でも今回の事件で共栄に移籍したのではなく、何年も前から所属していたんです。今までの暴走を止められなかった責任を問う声がないのはいかがなものか。若い女性のコメンテーターは、長男の父思いの発言を聞いて「感動した」とまで言っていました。この底の浅い、上辺だけで判断する「純粋な人」が存在する限り、亀田家は将来も安泰だと感じました。
しかしこの手の「純粋な人」たちの存在が、日本フードアナリスト協会、日本フードジャーナリスト会議、そしてマスコミ露出の過大評価店などを延命させている一番の原因だと思います。
TBSが手放した後の亀田家を他の局が虎視眈々と狙っているといった噂を聞きました。今日の緩いフジテレビの亀田家扱いは、その布石なのかと穿った見方もしてしまいます。
さて、「店評価ブログ」にこの夏銀座の更なる激戦区へ移転した「銀座 奈可久」と、中国料理に造詣が深いと言われている勝見洋一氏と「さとなお」氏が褒めている新橋の「四季ぼう坊」をアップしました。
大味好きな「さとなお」氏の褒める店にうまいもの少なし、は定説ですが勝見氏はこの店をなぜ褒めているのか、昼夜訪問した友里にはおおいに疑問を持持ちました。
お暇な時にお立ち寄りください。
作成者アーカイブ: tomosato
「店評価コラム」を更新しました
ミシュランガイドの立派なHP見ましたか
友里が楽しみにしている「ミシュランガイド 東京版」の発売日が11/22に決まったと聞きました。ということは既に取材や星評価も終わり、印刷の準備をしている頃でありましょう。
現段階で調査員やカメラマンと名乗る人の訪問がなかった店は、とりあえず今年のガイドで星が付かないと考えた方がいいかもしれません。
11/19にはシェフなど店関係者を呼んで出版パーティーをするようですが、何を考えているのか。評価対象と評価側が癒着している様を世間に見せてしまってミシュランの権威を落とすと思わないところが、総責任者ナレ氏の大きな「勘違い」であります。
先日読者の方から、ミシュランガイドのHPが立ち上がっているとのメールをいただきました。
http://www3.stream.co.jp/www09/michelin/guide/main.html
早速チェックして、その立派さに感心しました。かなり凝った造りです。この東京版にかけるミシュランの意気込みだけは感じますね。
さて、その中の「コンセプトムービー」なるものを見て、自分のミシュランガイドに対する知識不足を知りました。
皆さん、各国を対象にしたすべてのミシュランガイドの年間発売部数はどのこらいかご存知ですか。
私は無茶苦茶売れているメガヒット本だと思っていたのですが、その総数は年間80万部を突破、累計で3000万部突破だそうです。
世界100カ国以上に発売しているといいますから、単純計算では一国で年間わずか8千部。友里の「シェフ板 悪口雑言集」と大差ないではありませんか。
実際はフランスやイタリアなど欧州の国で集中的に売れているのだと思いますが、世界的に販売していてその知名度からするとこの部数は意外に少ないと感じたのです。平均単価を2千円と仮定したら、総売り上げは16億となります。元はタイヤの販促ツールだから利益を考えていなかったのかもしれませんが、NYや東京のようにドライブに向いていない、つまりタイヤが減らない都市にまで進出してくるからには、出版事業の採算性も捨てられないのではないでしょうか。
日本でのこの手のガイド本では、文藝春秋社の「東京いい店うまい店」が部数を減らしたといっても3万部は刷っていると聞いたことがあります。ということは、今回のミシュランブックも売れて3万部か。いや世界に売れるだろうとの意見もあるでしょうが、世界の3つ星レストランシェフは和食に使う調味料や調理法に関心があるとしても、海外の一般人が和食に興味があるのかどうか。
写真があるとはいっても、今さら「ロブション」や「ガニエール」の写真を見るためにわざわざ2200円出して買うことはないのではないか。掲載されるのはほとんど知られている店でしょうから、知り合いから借りるなりして「星チェック」すれば事は足りると考えます。
仮に5万部(国内3万部、海外2万部)売れたとして、売上総額は1億1千万円ですから、その手間暇(英文・和文の両方を出さなければならない)や調査員5名の報酬や飲食代の経費、宣伝費、出版費などを考えると採算性ある事業だとは思えません。調査員が手弁当で参加しない限り経費倒れになるんではないかと心配してしまいます。
もっともあの食より商売が好きそうな総責任者ナレ氏のこと、10万部くらい売れるとソロバンをはじいているのかもしれませんけど。
夕刊フジで日本フードアナリスト協会の宣伝を見つけた
10/17付(16日発行)の夕刊フジを何気に読んでいて見つけたネタです。
6面が「全面広告」(欄外に小さく表示)になっていたのですが、「日本フードアナリスト協会」への突撃レポート、Q&A形式でかかれているので読者は「取材記事」と勘違いしてしまいそうでした。
「フードアナリストは日本で初めて認められた“食・食空間”を評価・分析する専門家」とありましたが、単に商標登録しているだけの私的な資格ではないか。
公に認められた資格のよう受け取れるあらわし方ですが、私企業であるアテナイオスを運営母体にした団体が勝手に発行している資格のはずです。
メリットを聞かれての答「正式にフードアナリストと名乗れます。」には
笑わせてもらいました。こんなの名乗っていわゆる外食好き、食通を自任する人たちが一目置くとでも思っているのでしょうか。しかもこの資格、かなり乱発しているようです。
今尚フードアナリスト希望者を宣伝で募集しまくって、代表の横井氏はどんな将来的なヴィジョンがあるというのか。何千人も乱造して、その活躍の場を全員に与えられるのか。発足して1年は経つはずですが、店からの有償での「依頼格付け」はわずか1件と漏れ聞きました。しかもその店の実名は公表しないとか。もう一つの収入源とうたっている専門誌、雑誌への執筆依頼も所属のアナリストに来ていないのではないか。フードアナリストを何千人も抱えて、彼らに仕事の場やメリットを与えることができるとは思えません。飲食店や出版社などからの依頼による収入があるとも思えません。
つまりこの協会は、宣伝に釣られたフードアナリストを希望する人の受講料、教材費、受験料、登録料、年会費といった受験希望者やアナリストからの上納金で成り立っているだけとしか考えられないのです。そしてジャブジャブ宣伝費を使っているだけ。
ちょっと考えれば胡散臭いビジネスモデルだとわかるのですが、こんな協会のカモ募集に、広告収入を得るとはいえマスコミが加担してしまっていいのでしょうか。いずれは会員(アナリスト)が落胆するのは目に見えています。なぜ他の媒体が問題視しないのか、友里は理解できません。






