今年になって訪問した店 短評編 23

11月末に発売予定の「ミシュラン掲載店の検証本」、まだ題名が決まっておりません。ミシュラン3つ星、2つ星は全店、1つ星入れて総計90店に友里オススメ店9店を掲載予定です。
「ミシュラン」という商標登録をタイトルに盛り込むことは出来ないと思います。タイトルで何か「案」がありましたらご教授いただければ幸いです。
今週からは次の「新書」にとりかかります。まずは編集の人との打ち合わせがありますが、編集側の提案もあり店の個別評価は一切しないことになりました。
この5年主張し続けた飲食店業界の問題点、たとえば検証精神の欠落、フードライターや料理評論家と飲食店関係者の癒着、節操のないデヴェロッパーの再開発ビルに踊らされた飲食店、そして料理人を増長させる「客」の存在、などに斬り込みたいと思っております。
こちらも何かリクエストがありましたら、お考えを聞かせていただきたいと思います。
さて3店です。
山さき
ミシュラン1つ星、久々の訪問です。夏場でしたが最終的には満席の鍋料理屋。コースは8400円、焼き物をつけると1万500円であります。
「なべ家」の4割安で同等以上の料理が楽しめるので、鍋料理としてはたまに通いたい店だと考えます。
ロオジエ ランチ
はじめて昼時に訪問しました。ミシュランの影響なのでしょうか、ドレスコードに引っかかる軽装で入店してきた若い東南アジア系の女性、予約していなかったので当然断られましたが、その足で「次郎」へ行くのか道順を聞いていました。
6000円のランチコース、この内容ではかなりお買い得です。夜よりも週末のランチの方が予約困難という話がやっと理解できました。
トルナヴェント
シェフの手術などで去年一時閉店したこともあり、訪問は1年ぶり。
アラカルトでバンバン頼みましたが、ほとんどの料理が美味しかったです。
最近の和風創作チマチマ多皿イタリアンとは一線を画す骨太の調理。季節毎に訪問したいイタリアンであります。

「店評価ブログ」を更新しました

やはり単なる人の親だけだったのでしょう、小泉元首相の次男への後継指名。政治家の「世襲」に再びスポットが当たっているようです。
実力だけの世界であるプロスポーツでは、単なる「世襲」は存在できないのですが、周りがお膳立てしてくれる世界、実力が数字で表記できない世界では、簡単に「世襲」ができるようです。
かくいう私も俗に言う「二代目社長」、実力なくともなれた「世襲社長」ですが、中小企業の場合はある種の対価を支払って「世襲」しているところが、無対価で継いでいる人とちょっと違うところです。
それは「相続税」。上場していない中小企業の場合は、株の支配権がそのまま会社の支配権(経営権)に直結します。つまり所有株式を生前贈与、もしくは相続で受け取らなければならず、そこに「税金」が発生するわけです。
そう言った点では、稼業としている「政治屋」は、後援会組織や資金管理団体を対価なしに継承しているのではないか。せめて何かの対価を支払うべきではないか。
もっとよくないのは、何ら支配権を持っていない上場大会社のサラリーマン社長が「社長職」を息子に譲る場合ですね。どこかの大きなガス会社がやっていましたが、公私混同以外の何物でもない。
そう言った意味では、「学校法人」(土地などは国へ寄付のような形になっている)の経営権(理事長職)も相続税なしに継承できるはずですし、「医療法人」も普通の株式会社とは違うはずです。
色々と対価を支払わない「世襲」は政治屋以外にもありますが、本来は「清廉潔白」を要求されるこの公な職業、こんな簡単に息子に譲ってしまっていいのだろうか。
選挙という関門があるのですが、利権とタニマチ意識、そしてミーハーな「純粋な投票者」が多い日本、何も考えず世襲候補者が当選しやすい国民性が残念であります。
店と癒着し、小遣い稼ぎをする料理評論家、ライターが存在できる土壌ですから当たり前と言えば当たりまえですけど。
さて、「店評価ブログ」に赤坂のプライムリブ「ロウリーズ」と銀座の和食「山路」をアップしています。ぜひお立ち寄りください。
http://www.tomosato.net/blog2/index.html

「モウラ」更新しています

最後のサプライズなんでしょうか、小泉元首相の議員引退。神通力が薄らいでしまい、今回しか次男へ世襲できないと判断した結果ではないかと思います。民主が政権とっても、このまま麻生氏が首相を続けたとしても、反小泉路線に舵切りして負の遺産がどんどん暴かれてくるでしょうから、賢明な決断だったと思います。
しかし、衆議院議員を4代も世襲させて許されるんでしょうか。代議士を稼業と勘違いしていないか。
民主党は、フリーの立場になって小泉チルドレンはじめ自民党立候補の選挙応援をされることを警戒しているようです。
でも対策はあるんですね。正攻法になりますが「攻めるが勝ち」で行くしかないでしょう。次男の選挙に「刺客」をぶつけて緊張感を出し、小泉氏を地元に張り付かせる戦略です。
勿論その「刺客」は身籠もりながら離婚された母に育てられた小泉氏の「三男」が最適と考えます。
次男のようにアメリカ留学など恵まれた環境ではなく、実の父に会うため箱根を訪ねても門前払いをくったこの三男、苦労しているはずで次男よりはるかにマシの可能性が高い。
ここはぜひ民主党に口説いて貰って、同じ父親同士の「世襲対決」をしてもらったら、全国一の注目区になると思うのですが、いかがでしょうか。
田中康夫氏や小沢氏、有森氏などがでても面白い展開になるとは思いますけど。
さて「モウラ」に芝の「タテル ヨシノ」をアップしております。銀座の新店にめぼしいスタッフを集めてしまったため、他の2店のサービスがかなり劣化しているとの噂も聞きます。
ぜひお立ち寄りください。
http://tomosatoyuya.moura.jp/