今年初訪問のワースト3

年末恒例の「ワーストもの」であります。この時期、「ベスト」なるくくりでまとめる人は多いでしょうが、「ワースト」を全面に出すのは友里くらいでしょうか。
今年訪問した店は「はずれ」がかなり多かった。「モウラ」の企画でミシュラン掲載店を集中的に訪問したことによる当然の結果であります。
まずは今年初訪問のワースト3です。ひどい店が多くてどれにするかかなり迷っての結果です。
エメ・ヴィベール
これで2つ星なら東京のフレンチは☆だらけになるでしょう。
フレンチがバンケットをしているのではなく、宴会屋がフランス風洋食をだしているだけの店。
まったく旨みのでていないココット料理、冷凍業務用としか思えない温野菜、調理用としか思えない風味の欠けたバター、とすべてが最悪。
元ホテルマンの調査員、まともなフレンチを食べた経験があるとは思えません。
とうふ屋 うかい
この店もひどかった。食材、調理とすべて駄目。1万円以上の客単価の店なのだから、「混ぜ山葵」なんか出すな。
安普請なら大仰な店構えにするな。料理を出さず、東京タワーへ来る観光客に豆腐の土産物だけ売っていればいいと思います。
湖月
この店もミシュランの掲載を断るべきでした。目立って実力のなさを露呈したのは店にとってもマイナスではないか。
造り置きの鱧の落とし、切り置きの刺身、ペットボトルに入った出汁、再加熱の味噌汁、焼きが緩すぎる鮎など、どれも最悪。
これで京料理と看板を上げてよく京都の店が文句を言わないものだと感心しました。
番外編
天ぷら ふる河
プロのレベルに達していない天麩羅とオペレーションなので、番外としました。
大谷浩己氏の「褒め殺し」は逆効果ではないか。「そこらの天麩羅屋よりうまいのよ」って、あんた、まともな天麩羅屋へ行ったことがあるのかと私は問いたい。天麩羅屋は「つな八」だけじゃないんだぞ。
「店評価ブログ」に「菊乃井 本店」と「レディタン・ザ・トトキ」をアップしています。今年最後の更新です。
ぜひお立ち寄りください。
http://www.tomosato.net/blog2/index.html

マックのサクラ

今朝のTVで、マグドナルドが大阪でのクォーターパウンダーの発売日に「サクラ」を動員したのではないかというニュースがありました。ネットの産経ニュースにもありますのでご覧ください。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081225/crm0812252244033-n1.htm
しかし、1000人も時給1000円(商品購入代は別)で雇って並ばせておきながら、「モニタリングでサクラではない」というマックの弁解はあまりに見苦しい。
確かに1000人の売り上げは50万円だけかもしれませんが、行列に釣られて並んでしまった一般客が何人いると思っているのか。
「人気がありそうだから並んでみるか」、「こんなに流行っているならさぞ美味しいんだろう」、と騙されて並んだ人はかなりの数だと考えます。
しかも1時間しか拘束しなかったとしても1000円x1000人で100万円のバイト代がかかる他、バイトを募集したフルキャストとマーケティングを依頼したという会社にも費用が発生しているはず。もしかしたらバイト料より多いかもしれません。
つまり何百万円も投入して、1日の売り上げ1000万円という見せかけの新記録を達成しただけの茶番劇と言えるのです。
よくまあ、しゃあしゃあと「来店者数を操作する意図はなかった」とコメントしたなと呆れてしまいます。
これを「サクラ」、「やらせ」、「煽り」と言わず何というのか。
「日本のハンバーガーよ、もう遊びは終わりだ」との仰々しいキャッチが目立っていましたが、アメリカではどうってことない大きさの単なるバーガーであります。要は重量ではなく肉質と味。
こんな「サクラ」をやってしまっては、「マックよ、もう終わりだ」と言われても仕方ないでしょう。
マックを最後に食べたのは何時だったでしょうか。往年の勢いがあるとは思えませんが、未だに入店している客を見て不思議に思っていた友里。
時給1000円貰えてタダならば私も入店するかもしれませんが、自腹、いや時給なしのタダでも私には魅力的なハンバーガーであるとは思えません。

香港のニュースサイトで「ガチミシュラン」が紹介されています

ここ最近毎日報道される「派遣切り」、社会問題化している大変暗いニュースであります。「バッグ1つで寮を追われて住む場所がない」と今朝の読売の1面トップにもありました。
一連の派遣切り報道を見、読んで私は大きな疑問を抱いたのです。派遣社員の人たちは手取りが10数万円(寮費、TVや冷蔵庫の使用代を派遣会社から天引きされた結果)。これでは貯蓄が出来るはずがありません。
たとえ契約が継続されたとしてもこれでは永遠に貯蓄できず未来の「展望」がないではないか。こんな社会システムを構築してしまって良いのか。
派遣社員を受け入れた経営者や責任者の方はご存じだと思うのですが、派遣社員の時間単価は結構高いんです。交通費、賞与、社保を負担しませんので、正社員雇用と単純には比較できませんけど。
自動車産業とは職種が違いますが、以前私の会社で契約していた派遣社員に対する派遣会社への支払いは30万を優に超えていたと記憶しています。派遣会社は数割しかピンハネしていないと言っていましたが、実際の派遣社員の手取りは20万円を割っているはず。寮費やTV、冷蔵庫代を天引きされない自宅通勤者の場合ですが、ちょっと抜きすぎではないでしょうか。
自動車産業など契約している派遣会社は、この大きなピンハネに加えて、寮費、TV・冷蔵庫レンタル収入といった2重、3重の利益生みだし構造があるわけです。
私は声を大にして言いたい。グローバルスタンダードだ、規制緩和だ、と小泉・竹中路線が持て囃されていましたが、手取り10万円という展望のない社会システムを造りだしていたことを連中は知っていたのか。こんな無理な雇用形態を放置していて何とも感じなかったのか。
契約社員の企業側の一番のメリットは費用の削減ではなく、雇用調整が簡単なことです。経費を削減したかったら契約を更新しなければいいわけです。
そこで私は極論を提案したい。契約社員を含めて社員の雇用を守るのが経営者の重要な役目ですが、どうしても雇用を解除しなければならない場合もでるでしょう。そこで雇用調整が簡単な「準正社員」のようなカテゴリーをつくり会社と社員が直接契約を結べるようなシステムをつくるのです。
派遣会社は潰れるでしょうが、契約社員は準正社員として手取りは増えます。どうせ辞めさせられるリスクがあるなら、派遣会社を儲けさせず、不安定な契約形態でも手取りが増えるだけマシではないでしょうか。
準正社員を管理する総務・人事は仕事が増えるでしょうが、何ら生産性のない「役員秘書室」など無駄が多い大企業、いくらでも埋め合わせができると考えます。
件の派遣社員は現在弊社の正社員になっていることを付け加えさせていただきます。
さて読者から「ガチミシュラン」が香港のニュースサイトで紹介されているとの情報をいただきました。
J.C.オカザワと一緒なのがちょっと不満ですが、ぜひご一読ください。中国語なので、翻訳サイトのURLも貼り付けておきます。
ニュースサイト
http://news.sina.com.hk/cgi-bin/nw/show.cgi/53/1/1/973450/1.html
翻訳サイト
http://honyaku.yahoo.co.jp/