大型書店も閉店か!

昨日取引先との昼の会食ため銀座へ行ったのですがかなり歩いている人が減っている気がしました。外国の人もあまり見かけません。
人が少ないだけでも意外だったのですが、あの有名店が閉店していたのには驚きました。田崎真珠です。ジュエリータワーに集約するという名目で、もう一軒銀座にあった店が閉店となっておりました。
ちょっと裏へ入ったら、1階が空いたままのビルも結構あります。
夜の銀座だけではなく、不景気の波がひしひしと昼の銀座にも押し寄せているようです。
銀座ではないですが客が入っていなかったゴルフショップが閉店していたのは当然として、新橋駅前で更に驚いたのが掲題にある大型書店の閉店です。
新橋駅前の「文教堂」、昨年11月末には、ミシュラン2009年版を木箱毎店前に展示して販売していた、普段から客が入っていた大型多店舗展開書店の支店でありました。
そう言えば、数寄屋橋の「旭屋書店」もいつの間にか閉店していましたっけ。拙著「シェフ板」の黒本では、銀座の「福家書店」と並んでかなりの部数を販売していただいた店だっただけに残念でなりません。
出版不況と言われて久しい上にこの未曾有の不景気で、書籍の販売がかなり落ちているのでしょうか。50周年を迎えたという漫画本(週刊)も販売数は最盛期の半分になったと聞いております。
ミシュランが3/4売れ残り、「ガチミシュラン」が増刷1回で今のところ停滞しているのも仕方のないことなのかもしれません。
友里掲示板
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定額給付金なんて景気対策になるか

既に給付している自治体もあるようですが、私のいる自治体では一向に音沙汰がない「定額給付金」。
一家族で5万円前後の給付があるそうですが、これで本当に地元の「景気対策」に効果があるのでしょうか。
先週もトヨタのボーナスが年間で平均67万円減額とのニュースがありました。未曾有の不景気の中、減額どころか支給も危ない企業も多いはずです。前年度並みの会社なんてほとんどないのではないか。そんな状況で、ボーナス減額分の埋め合わせにもならない額の給付金で景気を刺激するのでしょうか。ボーナス減額が決定された以上、今年の個人消費は期待できないと考えます。
それではどうすれば景気が良くなるか。麻生さんの肝いりで先週に有識者会議が開かれたようですが、会社のトップなど単なる有名人が呼ばれただけで、真の意味での「識者」が居たようには見えません。ほとんどの人が、自分の会社や業界への利益誘導の「策」を提言する、いわゆる「我田引水」提案だけで効果が期待できるものがなかった。はっきりそのことを指摘いたのは堀紘一氏くらいだったと記憶しております。
以前にも書きましたが、景気は循環するもの。山があれば谷もあるあるもので、一度落ちたら時間が経たないと上昇しません。統制経済ではないのですから、政治的な対策で景気を浮上させることが出来るなら、世に「不景気」や「景気後退」が起こるはずがありません。景気が落ちる前に早めに対策すれば良いわけです。落ちてからの対策よりもっと簡単なはずです。
それでも景気が周期的に落ちると言うことは、景気対策に「特効薬」がないということ。風邪や疲労のようなもので、わずかに回復を手助けできる方法はあるかもしれませんが、時間が経って痺れを切らした「消費意欲」が全体に湧き出さない限り上昇はないと私は考えます。政府の景気対策はアリバイ造りと言いますか、一種のパフォーマンスと言ったら過言でしょうか。
政府どころか私企業でさえ経営に正解はありません。そうでなければ、半導体のように何回も「景気上昇→需要増→投資拡大→不景気→需要大幅減→大赤字」といった愚策を繰り返すはずがない。組織1つとっても、縦割り、横割りの繰り返しです。
財政再建、財政出動、など平時の経済対策の議論も人それぞれ。要は「ガリレオ」(湯川准教授)の説く「答は1つ」は経済学の分野では存在しないということでしょう。
政治ネタ、経済ネタを書くと「床屋談義」と揶揄されるという友里ですが、「景気は時間しか解決策がない」と他に主張している人っているんでしょうか。
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最近訪問した店 短評編 11

昨日の朝のTV番組で彦摩呂が「シェ・イノ」をリポートしていました。「旅サラダ」でのゲストが紹介する3つ星レストラン紹介コーナーですが、私は彦摩呂の服装に驚いたのです。
グランメゾンのジャンルであると思っていたのですが、画面の彦摩呂の服装はあまりにカジュアルすぎ。居酒屋訪問ではないのですから、ジャケットくらい着て行けよと思ったのは私だけでしょうか。
しかしイノ、健在でした。「こんなに美味しい料理は東京に他にない」と豪語していたからです。
確かに私も美味しい店だとは思いますが、ここまでTVで言い切る自信にある意味感心したのです。
食材の質の如何を問わない「低温ロースト」全盛の時代、昔から変わらぬクラシックな調理は希少でもあります。ミシュランの星がとれてかえって良かったのではないでしょうか。
さて3店です。
祇園 末友
建仁寺南門前に移転しての初訪問。同行者が隣の土産物屋も含めて「烏賊釣り漁船」ではないかと称したように、あまりに照明が明るすぎ。全然「高級感」がありません。
店内には関谷さんの真っ赤なバラや「千ひろ」、「丸山」、「ブライトンホテル」などからの祝いの花がありました。
コースはカウンターが2万円、個室が2万5000円。以前よりますますパフォーマンスに傾いてしまった料理、CPを考えると関谷さんの応援でも今後の集客が心配です。
JJ
閑散としたミッドタウンのガレリアの高額店エリア、その中でもひときわ閑古鳥なのがこのフレンチです。トリュフコースを食べましたが、料理には満足。客が足りないのは価格が高いからでしょうか。
義津根
蒲田のスッポン料理店。店構えはまったくの居酒屋です。2?3名分というスッポンコースが2万円弱。血、刺身、肝焼き、唐揚げ、鍋、雑炊のフルコース、一人数万円の高額スッポン料理店との差がないことを確認しました。