「グルメの嘘」刷り上がりました!

今週はじめ新潮社の編集者から、見本が完成したとの連絡がありました。あいにく出張に出ておりまして、送ってもらった「ブツ」を手に取ったのは帰宅した昨夕でありました。
正直ほとんど「新書」や「文庫」を読んだことがなかった友里、主に「新書」が書き下ろしで「文庫」が再版であるというのを今回の仕事ではじめて知りました。
3時間ほどで読み切れる手軽な実用書という位置づけの通り、「グルメの嘘」はあっさり読み切れると思います。
飲食店業界を俯瞰的に述べることに徹したため、一切の具体名(店名や人物名)を出しておりませんが、ちょっと調べるなり検索すれば、どの店、誰のことを言っているのかわかるのではないでしょうか。そんな楽しみ方もある「グルメの嘘」、来週早々には「新書棚」に並ぶと思いますので、2?3時間かけて立ち読みするのではなく、お買い上げいただいて完読していただければ幸いです。
完全な自己宣伝でありますが、全部で6章ある目次をここに紹介させていただきます。
まえがき
第一章 痩せこけた日本のフード・ジャーナリズム
第二章 グルメ界の罪と罰
第三章 飲食店業界の常識・非常識
第四章 悪いのは店ばかりじゃない
第五章 日本に根付かない、ミシュラン・ガイド
第六章 ならば、良い飲食店の条件とは?
あとがき
「グルメの嘘」(新潮新書)
http://www.shinchosha.co.jp/book/610337/

「魔法のレストラン」 3

昨日のブログで取り上げた「美山荘」の中東氏が愛用しているポルシェ・カイエンのネタ、結構ウケたようでおおむね好評でした。
同じく山を走り回っている方の話によると、毎日の「摘み草」には高級SUVではなく、軽トラ四駆の方が便利だそうです。
最近は祇園にオープンした「カフェ」(下記URL参照)に力を入れているようで、この中東氏のカイエン、祇園でよく見かけられるといった噂も聞いております。
http://www.oku-style.com/index.html
さて「魔法のレストラン」も今日でとりあえず終わりとします。
本日は番組で紹介されたミシュラン掲載店のお得情報です。
ミシュランに星をつけて貰ったら「千客万来」となったのは初年度の2007年だけのようです。
何軒もの料理店が、「魔法のレストランを見た」と言って予約・訪問した客に「特別サービス」をするとの紹介を見て、私は関西の集客事情の厳しさをあらためて再確認したのです。
有名店の「お得情報」をいくつか紹介しますと(既にサービス期間は終了しているはずです)
六覚燈
3人以上で予約すると、店オススメのワインを1本プレゼント
花吉兆
限定点心を日に10食分 込み込みで4620円で提供
よねむら
「ちりめん山椒」をプレゼント
いずれも「魔法のレストランを見た」と店側へ通達するのが条件のようですが、こんなサービスで客が増えるものなのでしょうか。かえって集客の厳しさをさらけ出すことになり、ブランド価値を下げることになるのではないかと考えます。
サービスではないですが、最後に星付きシェフになって浮かれてしまったのでしょうか、村田氏の「セブンスター、煙出るわ」に勝るとも劣らないサムいトークを紹介します。
「梁山泊」 橋本氏曰く
誰が調査員とかそういうことは ミーは知らん  ミーシュラン(ミシュラン)
大学で水産学を学んだ方だそうです。
「ながほり」 中村氏曰く
駅前留学NOVAかなんかに行って、英語を勉強しなければなりまへんな
皆さん、単純に星付き店になれてお喜びのようです。
「グルメの嘘」(新潮新書) 11/16発売
http://www.shinchosha.co.jp/book/610337/

「魔法のレストラン」 2

脳科学者の茂木健一郎氏が3年間確定申告(4億円)をしていなかったというニュースを聞いて私は驚きました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091110-OYT1T00025.htm
NHKのレギュラー番組では、何の検証もなく自称(他称?)プロフェッショナルを誉めあげていたので単なる「ヨイショ人」かと思っていたのですが、単なる「世間知らずの人」でありました。
税務署から申告するよう言われても、

忙しくて申告する暇がなかった

税理士に知り合いがいなかった

との苦しい弁解で確定申告をしなかった茂木氏。東大の法学部を出たと聞いていますが、税法を勉強しなかったのでしょうか。05年までは確定申告をしていたと思うのですが、有名な売れっ子になって自分は特別と勘違いしたのかもしれません。
税理士への報酬をケチったのか、税金を払うのが嫌だったのかわかりませんが、忙しくて申告できないというなら、

まずは仕事を断って時間をつくってでも納税するべき

ではないでしょうか。
髪型や顔立ちが子供っぽいとは思っておりましたが、脳の中も幼稚なのかもしれません。嵐山吉兆という高額料亭へもジーンズ姿で訪問してしまう脳科学者。脳を科学するのに「世間常識」は必要ないようです。彼の「脳」の中身を調べてみたいと思う人は多いのではないでしょうか。
さて本題です。
本日は両中東氏と佐々木氏についてです。
「美山荘」と「草喰 なかひがし」の主人たち(中東氏)の格付け(1つ星)に対する反応が両極端でした。
「美山荘」の主人は1つ星に対して「残念です」と悔しそうな顔。
周りだけではなく本人も「3つ星」を狙っていたように感じました。しかし、毎日山へ草や茸を採りに行くという四代目の中東氏。
TVスタッフを乗せて自ら運転していたのはポルシェ・カイエンでありました。ハンドルのボス部にあのマークを確認して私は驚いたのです。国産の四駆ではなく、ポルシェのスーパーSUVで「摘み草」していたら、出される「摘み草料理」にCPを期待するのは無理ではないか。
一方、「草喰 なかひがし」の主人・中東氏は女将共々1つ星を表面的には喜んでいました。

1つ星を願っていた。貰うなら1つが良い。

と言っていましたが、本心から言っていると受け取るほど友里は性格が良くはありません。
最後に佐々木氏であります。

3つ星はいらない。今貰ったらおかしくなる。2つで良かった。

と発言していました。また村田氏との会話では「ミシュランガイド 京都・大阪版」に対して

すぐ落ち着きますよ

と冷静な判断を披露していました。
まあ2つより3つの方が同じ貰うなら良いとは思いますが、2つ星への降格の悪影響は2つ星→1つ星への降格の場合と比較にならないほど大きいはず。
連日府外の客や観光客で満席の店ですから、頂上は必要なかったのかもしれません。
「瓢亭」の高橋氏、両中東氏、徳岡氏、村田氏、佐々木氏とその反応から彼らの「性格」が少しはわかるというものです。
友里掲示板
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