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自己宣伝
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- 2009年11月21日(土)|
昨晩はサラリーマン時代の同期の連中と2年ぶりの会合。同期と言っても新入社員の研修期間わずか2ヶ月足らずの「同じ釜の飯仲間」なだけで配属先はバラバラ。そろそろ「役職定年」の文字がちらつく立場、つまり入社30年経ってもこんな集まりをしているのはおそらく我々だけでしょう。昨晩はその研修時期の指導員(既に定年退社)も参加して多いに盛り上がりました。
銀座のとある欧州料理店、地元に忠実な味とは思えませんでしたが、昔話が盛り上がりワインのピッチがあがりました。
その会合場所へ行く前にちょっと立ち寄ったのが中央通りにある大手書店「福家書店」。昨日発売の「ミシュラン 東京版」を買うのと「グルメの嘘」の売れ行き状況をチェックするのが目的でした。
やはり出版業界は懲りもせず大々的に「ミシュラン売り出し」に精を出しておりました。店先には専門の宣伝レディーが声を張り上げ、店内ではなんと「ビブちゃん」が着ぐるみのまま愛敬を振りまいておりました。ミシュランガイドでこんなことする国、世界広しと言えども「日本」だけでしょう。
ちょっと高かったけど仕事(副業)には欠かせないツールですので1冊購入、ミシュラン専用のビニール袋がちょっと気恥ずかしかったです。
1階部分の新書コーナーには「新潮新書」が置かれておらず、グルメコーナーにも拙著が見当たらない。売れているようには見えない「次郎」の新書や「小十」の単行本はありましたが、どうやらミシュラン批判の急先鋒である友里本は敬遠されているようです。
2階の目立たない場所に新書コーナーがあったのですが、新潮新書の場所に今月新刊の4冊のうち2冊が全く見当たらないのです。
?「日本辺境論」(内田樹 著)と「グルメの嘘」の2冊がない!
どうやら「売り切れ」のようでオーダーしても10日間くらいかかるとのことでした。
アマゾンを見てもこの2冊は「在庫切れ」で配達まで3週間以上かかるとか。これでは注文が入るわけがなく両書ともランキングが急降下しておりました。
今月末には二刷目が出来上がるそうですから、それまで購買意欲が持続しているか心配です。
さて「店評価ブログ」に、「野田岩 パリ店」と大阪のフレンチ「ラ・ベカス」をアップしています。
ピエモンテの濃厚郷土料理を食べ過ぎたせいか無性に「醤油系」の味が恋しくなってパリで訪問してしまった「野田岩」。行かなければわからなかったことですが、日本人には行く必要のない店であると感じました。東麻布の「本店」がはるかに美味しく感じる食後感と言えばおわかりいただけるでしょうか。
ぜひお立ち寄り下さい。
?店評価ブログ
http://tomosato.net/weblog2/
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情報
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- 2009年11月20日(金)|
今朝のTVを見ていてひっくり返りました。昨日はヌーヴォーの解禁日だったんですね。まったくこの手のワインに興味がない友里、すっかり忘れておりました。
不景気の影響でしょうか、ヌーヴォーも廉価なものが出回りだしたそうで(元々廉価な位置づけのワインというかジュースみたいなもの)、ペットボトル入りがあるそうです。1000円以下の値付けだそうで私は質に似合った容器だと思うのですが、本場のなんとか協会からクレームがきたとか。安く提供すればどんどん売れると思うのですが、
?量より質
ペットボトルでは6ヶ月もたない
?と来年早々禁止することを考えているとのことでした。
ボジョレーヌーヴォーって「質」を追求するワインだったのか?
何ヶ月も保管してヌーヴォーを飲むワイン好きがいるはずがないではないか!
と突っ込む人はいないのでしょうか。
出張で関西へ来ているのですが、昨日大阪駅の大丸前を歩いていてビックリ。この不景気に長蛇の列が出来ている売り場があったのです。最後尾には「待ち時間 1時間30分以上」とありましたから驚きです。
何の行列かと最後尾でパンフを配っている人に聞いたところ「ラスク」とのこと。失礼ながら「ラスク」を求めて1時間も2時間も並ぶ人がいるとは思いませんでした。
「グーテ・デ・ロワ」のプレミアム(ミルクチョコでコーティングしている)というものらしいですが、メーカーである「ガトー フェスタ ハラダ」という名前もまったく知りませんでした。有名な店なんでしょうか。
もう一つ、TVからの情報です。
高級食材の値下がりが止まらないようです。トラフグの卸値が昨年の半値、贈答用のメロンが3割減だとか。
メロンは好きでないので気にしないのですが、トラフグが半値になっているとは知りませんでした。コメンテーターは「やれば半値で提供できるではないか」と言っておりましたが私も同感。
しかしここで大きな疑問。
?東京(大阪でも神戸でも)の高額フグ店、価格は去年から据え置きじゃないでしょうか。
本当に仕入れ値が半減していたとしたら、「粗利」が出すぎです
不景気なんですから、一般客にも還元していただきたいと考えます。
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自己宣伝
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- 2009年11月19日(木)|
昨夕に新潮社の編集者から携帯に連絡が入りました。発信者を確認して電話に出る前にある程度の予感がしたのですが、やはり「増刷決定」の通知でありました。
発売から1週間経たずの増刷決定ですので素直に嬉しかったですが、昨年の「ガチミシュラン」(講談社)も実は第二刷の決定は早かったのです。しかし景気の問題もあったのか、単に著者の力不足なだけだったのかその後失速。「モウラ」部門も消滅してしまいましたから、第三刷の可能性はほとんどなくなってしまったかもしれません。
?「増刷だ」、「また増刷しました」、と喜んでいる「さとなお」さんなど副業ライターや関谷江里さんのようなヨイショライターが多いですが(この友里も仲間入りです)、問題は初版数と増刷の際の刷数です。
単行本の場合、初版が3000冊というのも珍しくないでしょう。多くて5000冊、よほどの作家でない限り何万冊というのはリスクがかなりあるようです。
何しろすべての出版本の「平均冊数」が3000前後と聞いたくらいですから。かくいう私も最初の「シェフ・板長を斬る 悪口雑言集」の初版数は3000冊でした。
新書はその形態(すぐ読み切れて雑誌並の価格)から単行本とは違い、初版数は多いはず。普通で1万冊前後ではないでしょうか。
実際今月発売の「新潮新書」、別格の「日本辺境論」(内田樹 著)はかなり初版数が多いようですが、あとの3冊(グルメの嘘含む)は似たり寄ったりのはずです。増刷といってもこの時代リスクは最小限にとどめるでしょうから、1回の刷り数はせいぜい数千冊。「第何刷まで行きましたー!」と言っても、初版の倍チョイ、3倍の数にはなかなかならないと考えます。
?とはいえ経験の少ない友里にとって「増刷」は素直に嬉しい。
「グルメの嘘」を含めてこの6年で5冊の本を出版させていただきましたが、正直「話題になるかな、売れるかな?」とちょっと自信があったのは最初の「シェフ板」黒本と今回の「グルメの嘘」だけ。あとは心配でありました。(グラフ社さま 講談社さま 申し訳ありません)
特に組んだ相手が悪かった共著本「グルメバトル」、執筆中は気合いが入っていたのですが、J.C.オカザワの担当する部分を読んで「これは初版印税もらい逃げになる」と悟ったものです。
「もらい逃げ」が得意技のオカザワと組んだのですから当然の結果だと言われればそれまでですけど。
?予約が取れない、連日満席だ、と言われれば何としてもその店へ行きたくなるのが人情。閑古鳥の店へ行こうとするのはミシュラン調査員とこの友里くらいでありましょう。
「増刷しました」、「売れています」とマイナーな著者(含む友里)が己のブログなどで大騒ぎする様は、このレストランの「煽り」と同じ原理であります。
「そんなに売れているのか」、「グルメの嘘って面白いのか」と感じられた「純粋な読者」の皆様、ご購入が未だでしたらどうぞ書店、もしくはネットでお買い上げいただければ幸いです。自分で言うのも何ですが、ホント面白いと思います。
本日は全編「自己宣伝」のブログで失礼しました。