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意見
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- 2009年11月30日(月)|
昨晩の亀田vs内藤戦、予定されていた無償奉仕の仕事を本業の急用で欠席して何とか収拾後、結果がわかっていながら録画をチョイ見しました。
私が驚いたのはコマーシャル。単独スポンサーかと思うほどラウンド合間のコマーシャルはパチンコの「SANKYO」ばかりでありました。
注目のカードなのですが、ほかのスポンサーは興味を示さなかったのか、SANKYOがその資金力で独占してしまったのかわかりませんが、一般視聴者として非常に「不自然」に感じました。
さて本題です。
久々にマスヒロジャパンのサイトを見て、山本益博氏の今さらながらのミシュランへの疑問を読みました。まずは 「ミシュラン東京2010」の七不思議 をご覧下さい。
http://masuhirojp.blog40.fc2.com/blog-entry-110.html
東京のミシュランガイドは降格や不掲載に落とした店の発表がないと言っていますが、それは昨年も同じ事。ミシュランは昇格だけではなく降格の店でも注目させる本でありますが、落ち目の人(店)には態度を急変させるという日本人の国民性を考え、店に配慮しただけであります。
掲載許可をいちいち取っているのでこんなつまらない配慮をせざるを得ないだけのことなのです。
「濱田家」の降格も、あの料理ではもともと3つ星(いや星自体)が過大評価だっただけのこと。一気に「星なし」に出来ないのでまずは1つ落としたのでしょう。
しかし間違って星を献上した店を本気で修正したら、星付き店が激減するでしょうけど。
鮨や天麩羅などには独創性が少ないという理由で、「鮨 さいとう」などの昇格にも疑問を呈しています。厳密に独創性を追求したら、3つ星店は半減すると言っていますが、それは「次郎」や「水谷」のことを言っているのでしょうか。
初年度、喜色満面で二郎さんとTV出演していたのに「良く言うよ」と感じるのは友里だけではないでしょう。
やたらと「青柳」の不掲載を問題提起しています。必ず「京味」を一緒に挙げるのがこの方の老獪なところです。彼の今までの発言からかなり「青柳」との親密さを感じるのですが、その露骨さを隠すため誰もが認める「京味」を一緒に引き合いに出しているのです。「京味」は初年度に「掲載拒否」しています。「青柳」が拒否したという話は一切聞こえてこない。不掲載は単に料理が良くないと判断されているにすぎません。
?「ピンキオーリ」など本国で星をつけている店の東京支店の不掲載にも疑問を持たれているようですが、本店と支店が同じ質の料理を出していると考えているならその頭は単純すぎます。
厨房スタッフだけではなく、シェフ、そして食材が異なるのですから、支店が不味ければ評価されないのは当たり前ではありませんか。
ミシュランに関してマスヒロさんは今さらながら7つの問題点を挙げていますが、私は当初よりその「理由」を以下の5点で説明しております。マスヒロさんは「老獪」でありますが、本質を見抜く術には長けていないようです。
ミシュラン東京版(京都・大阪版も)の5問題点 友里版
?1、サービス業出身の調査員だから料理評価能力(特に和食)が低すぎる
2、ミシュラン調査員の人数不足(わずか7名)
3、調査期間が短すぎ 最初の10年はフリーペーパーにすべきだった
4、ワインを満足に頼めないなど予算(調査費つまり食事代)が少なすぎる
5、総責任者ナレ氏の品性ないと思われるほどの自己顕示欲の強さ
?一番の問題は第5項目でしょうか。
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店訪問
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- 2009年11月29日(日)|
今年もあと1ヶ月あまりとなりました。ネガティヴな考えですが、死ぬまでにあと何回正月を迎えることが出来るかと思うと空しくなることがあります。小山薫堂氏ではないですが、残る人生、「一食入魂」と言いたくなる気持ちは理解できます。
ただし本当に一食に入魂するのであったら、あんな大味な店を絶賛しないだろう、あんなカレー屋をプロデュースしないだろう、と私は思います。単に、真の味がわからないだけの人なんですね。
「グルメの嘘」そろそろ増刷が刷り上がってくる頃です。アマゾンにも入荷されたようで、ようやく「在庫あり」になりました。
3刷目に入っておりますが、巷で評判になっているような感じがイマイチしません。アマゾンのレビューも過去の本とは比べものにならないほど少ないですし、掲示板への書き込みも過熱感が出ていません。唯一の売れ情報は、「三省堂有楽町店」の新書ランキングで「ベスト6」になっていたことくらいでしょうか。
書評で取り上げられるとしたらこの時期になると思いますので、年末にかけて「グルメの嘘」には頑張ってもらいたいものです。
さて3店ですが、今秋訪問したトリノ、アルバ、パリの店をしばらく順次日曜に取り上げたいと思います。
NEUV CAVAL’D BRONS SRL(トリノ)
店前にあった「白トリュフ入荷」の看板に引かれて飛び込みで昼に入りました。グラススプマンテ(多分プロセッコ)が甘く最初から嫌な予感。グラワインもロゼしかないと空いてあるボトルを押しつけられました。
ココット入りの卵料理とタヤリンに白トリュフを別注しましたが、香りが薄すぎ。どうみても現地近くの旬物に思えません。明細を見たら、17グラムで110.5ユーロとありました。100グラム650ユーロに値します。後でわかったことですがアルバの倍近い価格。この質ならボッタクリともいえるでしょう。料理はもちろん美味しくなかった。
DEL CAMBIO(トリノ)
ミシュランでクラシックな料理とあったので選んだ店。店内はゴージャス、客も正装に近い人が多く(でもベビーカーも入っていた)、勿論夜の訪問です。
白トリュフがあるか聞いたら、「トリノにはまだ入ってきていない」と言われました。どうりで昼の店の自称白トリュフが変に感じたわけです。
トンナート、アニョッダル プリン、頬肉のバローロ煮込みと典型的なピエモンテ料理を楽しみました。
全体に薄味というか思ったよりあっさり。まさかアルバでの濃厚料理の連続で、胃の調子を崩してダウンするとはこのとき夢にも思いませんでした。
RISTORANTE SAVONA(アルバ)
白トリュフ祭り真っ最中の日曜の昼にアルバに到着。街中人でごった返しておりました。予約で満席の店ばかりでやっと入れたのがこの店。
35ユーロのプリフィクスに35ユーロの追加で白トリュフを1皿かけて貰いました。
空いていたわけは料理を食べて納得。鮪のタルタルは普通、パイにトロトロのタレッジオ、これはイマイチ。白トリュフをかけてもらったタヤリンは単なる「玉子麺」のようでありました。白トリュフはさすがトリノよりはましでした。
牛のバローロ煮込みは添えられたポレンタだけが美味しかったです。
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自己宣伝
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- 2009年11月28日(土)|
先日、来月出版される「めしとも 1月号」の鼎談が都内のホテルでありました。今月発売された「ミシュランガイド」を題材にしたものです。メンバーは現役シェフ、J.C.オカザワ、そして友里。もっともミシュラン掲載店に縁遠いオカザワが鼎談に加わってきことに私は驚いたのです。彼の代表作「庶ミンシュラン」(グラフ社)の掲載店と「ミシュランガイド」の掲載店はほとんどかぶっていないからです。
収拾がつかなくなるのではないかと心配した鼎談ですが、現役シェフのディープな情報や知識、経験がオカザワを充分カバー、何とかまとまりそうな展開で無事終了しました。
今回はあまりバトルにならなかったと思いますが、普段私が言っているミシュラン批判以外の話もでてくると思いますのでご期待下さい。
その現役シェフいわく、今年は厳しい年末になりそうだとか。頼みのクリスマスウィークの予約状況も例年とは違って芳しくないそうです。そう言えば、食べ放題の人気店もこの週に簡単に予約が入りました。
円高、株安、どこまで底に突っ込むのか。今年より来年の方が更に飲食店には厳しい年になるのではないでしょうか。
さて「店評価ブログ」に、パリの1つ星「あい田」をアップしています。和食と言っても「鉄板焼き」を主体にした創作和食。
今年はじめの門上さんの「絶賛記事」と比較して読んだら面白みが倍増すると思います。
門上さんの「あい田」評http://www.kadokami.net/weblog/2009/02/04/post_196.html
?友里の「あい田」評
http://tomosato.net/weblog2/