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情報
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- 2011年03月01日(火)|
月刊めしとも(角川マーケティング)なきあと、友里以外どこも取り上げなくなった還暦居酒屋ライターのオカザワ。目出度く無償奉仕のQサイトコラムを卒業したようです。
http://www.9393.co.jp/okazawa/index.html
1214回、5年近くも続いたコラム、まずは一応ご苦労さんと言っておきましょう。
本人に自覚があるかどうかわかりませんが、毎日ダラダラとつまらない居酒屋訪問記に発色の悪い料理写真。舌力だけではなく文章力やユーモア&ウイットも欠如していて、読んでいて(たまにですけど)まったく面白みを感じませんでした。
子供がそのまま還暦になったような人なので、相対で話すとそれなりに面白いところがあるのですが、文にしてしまうとそこらの一般ブロガーと同じレベル。とても印税や原稿料をもらうプロとは思えない文章でありました。
原因は彼の分不相応なプライドの高さでありましょうか。
知識や経験、そして文章力と実際は乏しいにもかかわらず、まったく自覚がない。しかもサテライツと称している周囲の取り巻き連中(高校の同級生たち)は、関取誕生で喜ぶ地元民のように
オラ達のスター
と節操なく持ち上げる始末。彼を世に出した晶文社やIBCパブリッシングの編集担当も「食」には詳しくなかったのでしょう、完全な
裸の王様、もとい、裸の誇大妄想素人客
になってしまった。
知名度や注目度が低いので仕方がない面もありますが、ほとんど批判の対象になっていなかっただけに世間に揉まれず(平兵衛やフェアドマ(現コルヴィエラ)など出入り禁止になった店はある)独りよがりのライターに固まってしまった。
Qサイトを卒業して新しくブログをはじめるようですが、遅まきながらもライターとして成長するため、今度はぜひコメント欄など読者のフィードバックを受ける度量を示していただきたい。(仕事なく暇でいつでも対応できるはず)
純粋無垢なサテライツ達のぬるま湯ではなく、世間の荒波に揉まれて一皮むけてもらいたいと考えます。
でもいくら荒波に揉まれても、何十年もの居酒屋通いでMSGまみれになった「舌」は立ち直れないかも。
あの祐天寺のMSGてんこ盛りのもつ焼き屋「忠弥」で、向島の料亭の御曹司(サテライツの一人らしい)と共にMSGに気がつかず大絶賛した
鉄の舌
の持ち主であります。
大量のMSGに気がつかず「有昌」のしいたけそばを大絶賛していたマスヒロさんと共に、料理評価がまったくアテにならないことがわかるというものです。
おっと、オカザワの新ブログのURL紹介が遅れました。
http://www.ikiru-yorokobi.blogspot.com/
Qサイトでは多くのアクセスを稼げなかったと思いますが、独立して更に己の注目度の低さを実感することになるでしょう。
しかしいくらか反骨精神が残っているかと思っていたオカザワ。最後の〆で表している感謝の意で
Q先生
と、伊藤章良氏と同じく邱さんを「先生」と崇める低姿勢。
別に教えを請うたわけでもなく、場を提供してもらうかわりに無償でコラムを担当してQさんの商売に貢献と、立場はイーヴンであると考えるだけにこの5年で
すっかり棘も毒もなくなった
とガッカリした次第であります。
週刊誌、月刊誌、夕刊紙の編集担当の皆様。
こんなオカザワでありますが、誌面(紙面)が余ってしまったときの穴埋めでも構いませんので、声を掛けてやっていただければ幸いであります。
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閉店情報
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- 2011年02月28日(月)|
カダフィ政権の賞味期限が迫ってきたようです。まさか狂犬、もとい強権のカダフィがこんなにあっさりピンチになるとは思いませんでした。複雑な部族間問題があったからでこの流れが北朝鮮ですぐ起こるとは思いませんが、中国は単一民族ではないですから結構厳しいのではないか。
友里としては、はやく一党独裁が崩壊してしまえばよいと思うのですが、こんな事が言えるのは中国相手に商売していないからでしょうか。トヨタなんて口が裂けても言えないでしょう。経済界では
中国へ進出するリスクより、進出しないリスクの方が大きい
と言われているそうですが、中国で商売しようとしている企業は、一党独裁を応援しているのか。中国で儲けるということは、中国を儲けされることになり、結果現状の一党独裁の片棒を担いでいると思うのは友里だけでしょうか。
まあこう言っている友里も、本業で目の前に中国での儲け話があったら飛びついてしまうかもしれません。絶対に上がるという中国株があったら、株下手の友里は全資産はたいて買ってしまうかも。
中国で友里本の翻訳版を出すというオファーがきたら、印税欲しさに飛びつくかもしれません。世には総論と各論、本音と建て前があるわけでして、最終的には
お金がすべて
なんでしょうかね。
さて掲題へ入ります。
昨日、いつも香ばしい情報を提供していただく読者からのネタであります。
喜々として閉店情報を発信している
と批判された友里としては、いの一番に取り上げなければならないでしょう。まずはHPをご覧下さい。
http://www.kiora.jp/
昨日、2/27(日)が最終日だったんですね。そうとわかっていたら最後に訪問していたと思うだけに残念です。
以前のブログ(昨年秋)に書きましたが、昼に入ったところ客はゼロだった。やはり閉店は集客が厳しかったからでしょうか。
このキオラがカンテサンスやサン・パウと同じく、グラナダが経営する数ある多店舗(40店くらい)の1つであることは有名です。
銀座ベルビア館の蕎麦屋もなくなり、サン・パウの集客も相変わらず。レスタジなんてまだやっているのか。イゾラも多すぎて食傷気味。そして要のカンテサンスは岸田シェフの独立問題と、難問山積みと思うグラナダ。
今後どのような方向へグループをもっていくのか、注目です。
ところでキオラの初代シェフだった鵜野氏が働いているイル・マンジャーレですが、順調だとの噂を聞きません。キオラ時代は好きだっただけにどうしちゃったのでしょうか。
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店訪問
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- 2011年02月27日(日)|
今朝の「時事放談」を見て椅子から転げ落ちそうになりました。小沢側近から一転小沢批判の急先鋒となって小沢批判の舌鋒鋭かった渡部恒三氏ですが、予算案と引き換えに菅首相の退陣も選択肢の1つ、と言ったついでに
小沢さんは潔白だと思っている
と発言したではありませんか。とにかく一度党を出て無罪になってからまた党に復帰してもらいたい、とのフォローもありましたが、つい最近までは
政治と金の問題に決着
とあくまで「クロ」のように小沢氏を批判していたはず。
老齢ではありますが変節漢、もとい風見鶏、もとい是々非々で行動する渡部氏、泥船からの脱出を考え立ち位置を変えて(変えようと)きたと読みました。今まで小沢批判一辺倒だったTBSの「時事放談」も、風向きが変わったのでしょうか。
そういえば同じく小沢批判急先鋒のフジサンケイ系のフジテレビですが、「新報道2001」では民放初出演という輿石東氏を担ぎ出し
元熱血先生でブレない人
と大賛辞していました。おいおい、日教組の中心人物ではなかったのかよ、小沢氏に最も近い人を持ち上げて今までのスタンスはどうしたんだ、と驚いた人は友里征耶だけではないでしょう。
輿石氏がブレない人かどうかわかりませんが、渡部氏、TBS、フジテレビはブレているとしか思えません。
本日のこのブログを読んで、
友里は本業の利権絡みでまた小沢を擁護している
とアンチが吠えるかもしれません。でも違うんですね。
週刊誌だけではなく、TV、大マスコミ、そして菅首相支持派が立場を変えて菅批判、小沢賛辞になってきたら、へそ曲がりな友里は今までとは逆に場合によっては菅擁護、小沢批判に奔ることもあり得るからです。ブレる人、権力を持つ人を批判するのが友里の基本スタンスであります。
さて短評編です。
シェ・イノ
年に一回訪問している店でして、今年のノルマを果たしました。18時過ぎに入店したのですが、早くも半分近くの席が埋まっているではありませんか。
よく見ると軽く還暦を超えた男性グループ(女性はいない)など普通のフレンチの客より平均年齢がかなり高い。お歳を召した方は夜が早い(友里も早寝です)から17時過ぎには入店しているのでしょう。ちょっと奇異に見えるその老男性グループ(6名くらい)は、漏れ聞く話(声がデカイ)から医療関係であることがわかりました。その他、年齢の高い夫婦ではないカップル、シャチョーと秘書など独特の客層は健在でした。
いつものようにスペシャリテを集めたコースを選択。トリュフ玉子、フォアグラ、アルベール風舌びらめ、マリアカラスなど定番は相変わらず美味しい。ただしどれもディープな味付けで、年々完食するのが厳しくなってきました。友里も他人から見たら「老」の範疇になってしまったのでしょうか。
北島亭
満席ではありませんでした。食材の事前プレゼンでは盛んに今日のオススメとして「イチボ」を勧めてきましたが、これは客へのオススメではなく、店の経営としてのオススメ(早い話はやく使いたい)と判断し拒否。仔羊の岩塩蒸しを選択しました。
コンソメウニ、白子のムニエル、そしてこの仔羊とスペシャリテを選択したのですが、美味しいながらも昔のような感激は沸いてこなかった。席の埋まり具合も考えると、賞味期限が迫ってきているのかもしれません。
たまキャアノ
久々の訪問。不景気のせいか予約は半分くらいでしたが、飛び込みが次々に入って満席になりました。
来る度に見かけていたご主人、なんと奥にバーみたいなものを造ってそこで店主人として待機しているではありませんか。たまキャアノの客の流れを期待しているのかわかりませんが、トイレに立ったとき覗いた感じでは盛況ではなかった。
まあ、たまキャアノで席に座ると客が一人減るわけですから、この方がトータルの営業的としては良かったのかもしれません。豊富なメニューから次々とオーダーし続け、食べ過ぎまして今までで最高の支払い額となりました。