ミナミマグロが食べられなくなるのか?

今週はじめでしたか、慌てた様子の読者からいただいた情報が?

オカザワが今朝のTVに出ていた!

実態は失業中と思い込んでいたその読者の驚きは半端ではなかったようですが、実は友里もその場面をオンタイムで見てしまったのです。
「やじうまテレビ!」だったでしょうか、ベストスリーのランキングもので、なんと出版業界からまったく相手にされていないJ.C.オカザワの名前が出てきた時は、私も椅子から転げ落ちそうになりました。

有名人が通いつめた店、といったベスト3ものだったか。3位は吉永小百合の麻布十番「三幸園」、2位が長嶋茂雄の「後楽園飯店」、そして1位が勝新太郎の浅草「染太郎」とジャンルはまったくバラバラ。焼肉、長嶋ラーメン(フカヒレ入り)、シュウマイ天の3つをどう比較してランキングできるのか友里にはまったく理解できませんでしたが、オカザワの元気な顔を1ヶ月ぶりに確認出来たのであります。

毎日「センベロ」(千円でベロベロに飲み食いできる)や「ニセドロ」(二千円で泥酔できる)をハシゴする食生活のわりに血色の良い顔。己の知識自慢と言いますか、

上から目線

の発言も健在でありました。
しかし僻みではありませんが、この1年以上出版業界から見放されたオカザワがどうしてTVに出られるのか。
同級生だかの縁があったNHKでも深夜に弁当もので出ていたそうですし、今や「スマイル!」で人気爆発のイタリアンのプリンチペ

なんちゃってイケメンシェフのタツヤ・カワゴエ

とも短い期間でありましたが民放で共演していたとか。
友里掲示板で取り上げられている関谷江里さんより全国的な知名度が劣るオカザワが、関谷さんの出られないTVに呼ばれる不思議。彼女とのビジュアル的な差もあるでしょうが、出版業界にはないコネを放送業界にオカザワが持っているのかもしれません。

捨てる神あればなんとやら

J.C.オカザワ、まだまだしぶとく、絶滅に至らないようです。

さて以前から危惧されていたマグロの規制問題。ある保護団体が勝手に

ミナミマグロが絶滅の危機

と発表してしまいました。なんでオカザワより先に鮪が絶滅危機なんだ!

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011070701000745.html

鯨でもよく反論があるように、本当に数が減っているのか、絶滅の危機にあるのか。無限に近い南半球を隅々調べることが出来るのか。
ミナミマグロ相手に点呼や国勢調査が出来るはずもなく、私は多いに疑問であります。

天然鰻より養殖鰻の方が美味しく感じる人が多いように、トロに関しては近海本マグロより美味しく感じる人も多いミナミマグロ(インドマグロ)。
スーパーやデパ地下、廉価の寿司屋で主役のメバチやキハダと違ってある意味高級で需要が多い人気ものであります。
外圧で規制されて食べられなくなったら大変でありますが、私は鯨のようにはならないと楽観しております。
最近の世界的なワショクブーム。欧米の高級レストランでは

ワギューやトロ

といった和の食材がメニューの中心になりつつあります。人間、とくに欧米人は自分勝手。己の好きなものはそれがたとえ危険や残酷と批判されても止めないのは

銃社会やフォアグラ

で証明済みであります。狐狩りもなかなか規制されませんでした。
鮪もしかり。今のうちに欧米人の胃袋を鮪の虜とさせることが、ミナミマグロ規制を回避する最良の手段であると考えます。

やらせメールにストレステストで原発再稼働がピンチ

レバ刺しが法律で禁止される可能性がでてきたようです。お上は

危険が大きすぎる

との見解のようですが、生好き、特にレバ好きには厳しい規制となるでしょう。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/2011070601000476.htm

ユッケ騒動の影響にめげず焼肉屋では相変わらずユッケを頬張っている友里。ここしばらくレバ刺しを食べていなかったこともあり、レバ刺しを禁止されてもガッカリしないのですが、新鮮なレバ刺しをウリにしていた店にとっては大きなダメージになるのではないか。

レバ刺し以外の生食をも自粛する店が増えてきましたが、このままでは日本の生食文化(あるのか?)が途絶えてしまうことでしょう。
また掲示板で「脱生食」の方々から批判されそうですが、馬刺しとタルタル(日本の文化ではないかも)に目がない友里は、節電騒動と同じ「やり過ぎ」にはちょっと心配であります。

さて昨晩帰宅してTVをチェックしていたら、玄海原発再稼働の説明会で九電が

やらせメール?

を指導との報道がありました。
子会社や一部社員に対し、一般市民を装って再稼働に賛成する意見を電子メールで説明会に送るよう指示していたとの驚きの内容であります。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110707-OYT1T00001.htm?from=main1

特に感心したのはメールの最後のところ。PC処理能力が云々とごまかしておりますが、要は「やらせ」と足が付かないように会社ではなく自宅のPCから接続するように指示している点。不正に近い行為と自覚している証左でありましょう。

そしてまたまた菅総理もやってくれました。今さらながらと言いますか、後出しの感もある原発再稼働への新指針

ストレステストを含めた新ルールの作成指示

この新ルールが策定されるまで定検で停止した原発は再稼働できないことになりますから、運転停止の原発はこのまま増え続けるのみ。
とりあえず原発再起動の判断を先送りして

脱原発解散カード

を温存するつもりなのでしょうが、この暫定的な「縮原発」で本当にこの夏日本は電力不足に陥ってしまうのか。それとも各電力会社は、企業の自家発電を含めた

埋蔵電力

を吐きだして電力不足を回避するのか。
大マスコミ含めた日本人の検証精神が真に問われる大きな試金石であると私は考えます。

原発の輸出はもう出来ないかも

松本龍ネタも賞味期限の問題から今日で終わりでしょうか。昨日あっけなく辞任してしまった前復興相でありますが、今後は大臣など日が当たるポストに就くことはないのではないか。
地が出てしまっただけとは言え、あまりに品性の欠片もない言動。おそらく家庭を含めて普段からあんな感じなのでしょうが、公人としての最低限の常識がないことがわかりましたから、もう世論が恐くて誰も重職では起用できないのではないか。バックボーンと同じく、表に出ず裏から影響力を行使する立場がやはり似合っている人だと思います。

しかし民主党にはこの手のチンピラ発言をする人が他にいますから、それほど驚くことではないかも。その代表格が安住国対委員長でありましょう。
タッパの無さを金正日並みの逆立て髪型でカバーし、無意識なのかもしれませんが舐められまいと体を揺さぶりながらの発言。口調も

・・・だからさー・・・

とか、まともな大人が衆人環視の中では発言しないアンチャン言葉の連発。早稲田大学やNHKで社会人常識を教育されなかったのでしょうか。

さて、あの自民党も

原子力政策の見直しに着手

との新聞記事がでておりました。
菅総理の「脱原発」を争点とする解散総選挙の亡霊に怯えたからでしょうか。結党以来推し進めてきた原子力発電を中心とするエネルギー政策のどこに問題があったかを総括し見直すと言うことですから、菅さんの存在感もまだまだ捨てたものではありません。

そして原発依存からの脱却は民主や自民党だけではないようです。経済同友会も「脱原発」ではないですが

縮原発

を掲げてきました。
原子力発電を直ちにやめる「脱原発」ではなく、比率を徐々に減らしていくのが「縮原発」だそうです。そして再生可能エネルギー特別措置法案にも賛成すると表明してきました。
「脱」になろうが「縮」に留まろうが、もう以前のような「原発持て囃し」は永遠に来ないのではないか。

そこで友里は大震災まで国策として注目されていた原発輸出に関して考えてみました。
自ら事故を起こし、そのリスクの大きさを知って原発依存体質から脱却しようとする国(日本です)が、その方針転換を棚に上げて

他国へ原発を輸出する

という矛盾する行為を世界が認めるでしょうか。フランスのように多少の反対があろうと原発を推し進める国が原発を他国へ売り込むのはある意味理解できます。
しか?し、自分は止めよう、これ以上造るのをやめよう、と判断した日本が、他国に

原発は安全で一番効率的な発電方式です

と売り込む厚顔さを世界は受け入れるのか。いやそのような二枚舌商法を許すとは思えません。日本に矜持があるなら、自国で造らない原発を輸出するとは考えられない。

捕らぬ狸の皮算用ではありませんが、世界には何10基も需要があると原発輸出でバラ色の未来を描いていた日本の原発機器メーカー、大きな転換期に差し掛かっていると考えます。